緒田涼歌さんのレビュー一覧

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

待ってましたのムッツリ攻め!

『饒舌に夜を騙れ』に出てきた、ムッツリ班長こと(私が勝手につけたアダ名です)飯田真也と、犬伏に恋心を寄せていた高梁晄のスピンオフですやったー!
期待に鼻膨らませてたけど、やーもー最高のムッツリ攻めでした。
なんだかんだと理由をつけて、アキラを自分の班に強引に移動させたりと、のっけから周到な飯田。
もっと時間をかけてじっくり攻め込むのかと思ってましたが、手を出すのも予想外に早かったし、合意じゃ…

3

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

ムッツリも悪くないです!

『饒舌に愛を騙れ』で失恋(?)してしまったアキラくんが
唐変木・飯田に愛されるお話です。

想いを寄せていた犬伏ほどの明るさも無ければ
社交性も無さげで
正直何を考えているのかわからず
飯田からの引き抜きの話をされてもピンとこなかったアキラの気持ちが
非常によくわかりましたが、
その裏に隠されたアキラへの恋情とムッツリ具合…w
言葉にしない(できない?)だけで
アキラの望むよう…

3

恋じゃなくなる日 小説

妃川螢  緒田涼歌 

煮え切らない兄

 北川真誠は、妻に突然、家を出て行かれてしまい、一人で息子を育てることになった。
 そのため仕方なく、実家に戻ることになったのだが、今度は交通事故で両親を一度に亡くしてしまう。
 相次ぐ状況の変化に、真誠は困り果てるけれど、そこに現れたのがもう随分会っていなかった義弟の巴だった。
 巴は、このまま実家に住み、仕事に行かなければならない真誠の代わりに一人息子である創の面倒を見てくれるというが、…

2

御曹司の婚姻 小説

秋山みち花  緒田涼歌 

身分なんて関係ないね

帝の血筋ながら、父宮が権力争いで都落ちした事で受け様も母君と北の国まで落ち、
鄙びた場所で隠れ住むような日々を送っていた時に、攻め様と出会う事になり。
都の権力や立場など関係の無い北の国、そこを一手に収める藤原家のやんちゃな御曹司。
宮様として直接人と話す事もせずに天上人のように生きてきた受け様にとって、
身分も何もかも関係なく、一人の人間として扱ってくれた攻め様と幼ながらに打ち解け、

2

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

思いは相手に伝えないと

「饒舌に夜を騙れ」のスピンオフ。
前作でちらり出ていた高梁と飯田のお話。
ハイジャック事件から少し時が経ち、橋埜は制圧班第2班から指揮班へ移動。
橋埜の後を犬伏が率いる制圧班第1班から移動した飯田が引き継いでいます。
その飯田が高梁を2班に引き抜くところから始まります。
公私混同の上に強引過ぎる。
このあたりで若干冷めたというか、高梁が抱いていた犬伏への淡い思いにある程度決着をつけて欲…

3

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

とても饒舌なふたり

恋愛が絡まなくてもとても美味しい設定でした~(笑)
橋埜が超男前で惚れた。
襲い受も好みです(爆)
お相手の犬伏なんですが、お仕事しているときはあんなに格好いいのになんか惜しい。
いい人なんだけどなんか惜しい。
犬伏は橋埜の尻に敷かれるといいよ(笑)

別レーベルから出ている平河寮シリーズとこちらとどちらも警察のお話なのですがその中でも一番この作品が好きです。
私にとっては、文句な…

9

きみと手をつないで 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

この攻めはかなりイイ。

これはよかったです。キャラクターの設定は結構とんでもないんですが、内容は意外なくらいおっとりのんびり~という感じでした。

神堂(受)が『不思議ちゃん』という言葉では言い表せないくらいなんとも『ありえない』存在なんですが、まったく嫌悪感も違和感もなく読めました(私は)。『ダメ過ぎ』ではなく『可愛い』と思えるんですね。崎谷さんはこういうところが上手いのかなあ、と感じました。

香澄(攻)…

3

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

普通すぎて。

迷いましたが読みすすめるのをおっくうに感じたので、この評価で。

お話は----猫ってあだなで性癖もネコ、少年っぽさの残る純情な高梁に、SATの先輩の飯田はもとはノンケだったのに惚れてしまっている。
キャンプで二人きりの夜につい飯田は高梁に手をだしてしまう。(強引にではあるが、高梁もその気になってしまう感で、無理やり!という感じはあまりしませんでした)。
 そして飯田に気持ちがかたむいてゆ…

12

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

ネコちゃんを

ネコにする話。

前作の攻め様にほのかに片思いしていた若い隊員くん高梁が主人公。
彼をずいぶん前から狙っていたムッツリさん飯田が、橋埜の後を引き継いで二班の班長になり、無理を言って高梁を自分の班に引き抜いたところからお話は始まります。
まだ若い高梁は、犬伏が誰とどんな関係かも知らないし、自分が犬伏に抱いている感情が既に犬伏や橋埜に知られていることも知りません。
もちろん、飯田が自分に対し…

4

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

なんでこんなタイトル?

警視庁特殊部隊内恋愛。
確かにメインキャラの二人の丁々発止の会話の応酬を楽しむ、みたいな感じはあるけど、饒舌に夜を騙るって、、、?
でも、気になるのはその位。
お仕事方面のお話が結構しっかりおもしろい。
訓練の話に始まって、実際の警備や、事件の話が、なかなかドキドキワクワク。
そんな真剣なお仕事の中でも、けっこうしれっと、素振りも見せずに秘密の交際が進展していたりするのが、やっぱりBL.…

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