緒田涼歌さんのレビュー一覧

秘恋の庭 小説

金坂理衣子  緒田涼歌 

王様と王子様

主人公が日本庭園の庭師という珍しいと思われる設定。
恋愛ものとしてお仕事ものとしても楽しめました。

受け→攻めでなく、攻め→受けのお話です。所々攻めが酷いと感じる箇所もあるのですが、トータルでは萌えられたし、カップリングも好みでした。
外見は可愛いのに頑張り屋で真っすぐな一樹は、主人公としてとても好感がもてるキャラでした。
亡き父親の跡をつぎ、庭師になった彼は、仕事先の豪邸で幼なじみの…

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公爵閣下と屋根裏の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

不幸を味わう

不幸で不憫で健気な受け様好き必見です!

とにかくそんな受け様が頑張っているところを、じっくりと味わい
その後の幸せを想像しながら楽しめる1冊です。
体も弱いのに不幸の連続、ほかから差別を受け
お坊ちゃんからの屋根裏生活・・・とどん底まで行きそうになる受け様ですが
父や兄からの教えを守り、しっかりと生き抜こうとする姿は胸を打たれます

最初の方で攻め様との甘いひと時のあとに不幸の連…

1

シークレットクルーズは危機一髪 アニメイト限定SSペーパー グッズ

張がコーヒーにこめたモノ

本品は『シークレットクルーズは危機一髪―』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

林視点で張がコーヒーの淹れ方を
伊吹に習っている様子が語られています。

伊吹はいつも一生懸命
林につくしている(様に見える)張に
コーヒーの淹れ方を手解きします。

人慣れした大型犬を彷彿とさせる張が
庇護欲をそそる可愛らしい伊吹に従い
慎重な手つきでコーヒーを入れる様は
実に微笑まし…

1

シークレットクルーズは危機一髪 書き下ろしSSペーパー グッズ

がーちーまーらー

本品は『シークレットクルーズは危機一髪―』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、
伊吹がヴァルラムと奇祭を見に行くお話です。

がーちーまーらー!

神輿を支える最も太い縦棒の
先頭を任されたいなせな青年は
法被とふんどしのみの逞しい肉体をさらし
誇らしげに声を張り上げています。

まーらー、まーらー、おっきいまーらー!

掛け声に応える他の…

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生け贄王子の婚姻譚 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

ヘタレ攻めと男前受けの中華風BL

蒼萃国王子である晨生(攻め)は、国へ侵攻を仕掛けてきた敵兵の討伐で、隣国の王子である冬霜(受け)を捕虜とした。捕虜とはいえ際立った武勲の敵将に敬意を持ち、遇するつもりでいたのだが、儀式として冬霜を殺すか、彼を陵辱するかの選択を迫られる。冬霜の清廉な人柄に惹かれていた晨生は、彼を犯して妻とすることを選ぶ。冬霜もまた、自分を助けてくれる晨生に深い思慕を抱くが…。


体格がほぼ互角の、攻め×攻め…

2

stay gold 小説

久和まり  緒田涼歌 

すれ違い

幼なじみで恋人だった二人が、別れ3て年後に出会う再会ものです。
二人のなれそめやお互いどれだけ相手が大事かが丁寧にかかれていて、冒頭はとても引き込まれました。

攻めである裕也視点でお話はすすみます。
幼なじみで最愛の恋人、レイとバンドデビューを目指して頑張っていた裕也は、レイのみがスカウトされ、彼のために酷い方法で彼と別れるというけっこうシリアスな設定です。
3年経って、裕也は大学生、…

1

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

口絵に★1プラス!

男臭さ…もとい、逞しさの極致とも言えるSATという職業をモチーフとしたお話です。

恋愛だけでなく、お仕事に関する描写が緻密で面白くて読み応えがありました。何と言っても口絵が素敵でニヤニヤしました。緒田涼歌さんのイラスト作品は受が可愛らしいタイプのものしか読んだことがなかったので、ここまで性格も体格も男前な受は珍しくて新鮮でした。

余談も余談ですが、つい最近、某アニメ作品でSATが悲惨な…

2

シークレットクルーズは危機一髪 小説

宮緒葵  緒田涼歌 

定番に変態スパイス

正直、明るく軽すぎてこの攻めには犬の称号は与えられないな、と思っていたら、脇にいました。立派な犬が。やっぱ、犬と言ったらこのくらいじゃないとね、と思ってしまうあたり、毒されすぎているのかもしれませんw

前作で無事ハッピーエンドを迎えたので続編となれば当て馬登場するしかないよね、っつーことで当て馬にロシアのふんどしマニア登場。これが寡黙で不器用でなかなかいい人キャラです。当て馬なんだから当然取…

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シークレットクルーズは危機一髪 小説

宮緒葵  緒田涼歌 

1作目からどうぞ

宮緒先生にしては珍しくコメディタッチのシリーズの2作目。
なんと言っても攻がパンツに執着しているのが面白すぎる。それも至宝は子ども用白ブリーフなんて笑えと言ってるようなもの。今作ではフンドシに執着する当て馬が出てきて、また笑うしかない。
全体的に軽い作風なので楽しく読める。読後感も明るいけど、深みとしては少々物足りないのも事実。
個人的には脇役の秘書と護衛の方がドロドロしていてスピンオフが…

1

サクラ同盟 小説

火崎勇  緒田涼歌 

上司×部下の仕事モノ

表題作と続編ショートが収録されています。
どちらも大野(受け)の視点でストーリーは進みます。

「サクラ同盟」
大野は轢かれた猫を助けた来栖(攻め)と再会しますが、来栖は会う度に名前が違います。従兄弟の結婚式で会ったホテルで「三度目は運命だ」と来栖に押し倒され、悩んだものの来栖の会社に就職します。そこで来栖が客寄せ「サクラ」の仕事をしていると知り…という話です。
すんなり恋人同士になるか…

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