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17/58(合計:578件)
宇宮有芽 緒田涼歌
maruchan
割とよくあるタイプのBLファンタジーといった趣の作品でした。舞台はヨーロッパ、そして美術に関わる華やかな世界。 似たような設定の話をほかにも読んだことがあるような気がするほどの王道展開ですが、特に破綻や無理すぎるエピソードもなく、さらりと楽しめます。金髪で美形の伯爵と控えめで美しい日本人(だけど割と気は強い)の組み合わせはなかなかロマンティックですね。 盛り上がりポイントに乏しいのが少々残…
春原いずみ 緒田涼歌
「恋する救命救急医〜今宵、あなたと隠れ家で〜」の続編。前作で晴れて恋人同士になった救命救急医の晶とカフェバーのマスター・藤枝を中心とする物語です。すっかりカップルになっているので、今回はラブラブぶりが展開されるお話なのかと思いきや、院内で起きる人間関係のトラブルが中心になっているお話でした。 主人公・晶のもとに新任の研修医がやってきて、晶が彼の指導医となることにより色々なトラブルが勃発するのです…
楽しく読める医療ものお仕事BLでした。 春原先生の医療ものはいくつか読んでいますが、それらは主に病院内だけで起こることだけが描かれている話でした。それに対し、今回は病院近くにあるカフェバーも重要な舞台になっているので、話に変化と厚みが出ているように感じました。 人の命に関わる仕事で疲れたり追い詰められたりしたお医者さまが、癒されにいく「繭」、素敵ですね。 最初読み始めた時は、主人公の…
真船るのあ 緒田涼歌
ひよどり
ネタバレ
真船るのあ先生と緒田涼歌先生コンビの「花嫁シリーズ」で 親が再婚し義兄弟となった、伊織(兄/攻め)と海翔(弟/受け)。 二人の出会いは海翔の従兄がやっているメイドカフェに臨時でバイトを頼まれ 男を隠して女装してメイド"苺"として働いている時。 その後母親の再婚相手を紹介された先で息子同士として再会し 「女装してバイトしていたのがバレる」と慌てる海翔と 「一目惚れした…
真船るのあ先生と緒田涼歌先生のコンビによる花嫁シリーズです。 好きな花嫁シリーズなんだけど、今回のは残念ながらハマりませんでした…。 いつもは親が再婚して義兄弟になったとか、バイトで婚約者を演じてる内にとかですが 今回は幼い頃に養子縁組して義兄弟となり一緒に暮らしていて その点で複雑な距離感が生まれた結果なんだと思いますが 昊洸(弟/受け)の子供っぽい言動がいつもより気に障ったのと 蛍…
夏生タミコ 緒田涼歌
こにしそる
ラストが気になって一気読みしてしまった一冊です。しかし、決して面白くてドキドキ!というタイプではなかったです。 幸せがいっぱいというラブラブなお話でなく、いわゆるクズ攻めというタイプですが、こういうタイプの攻めを思い返せばあんまり見たことなくて、う~ん、好みとは言い難かったですね。 というか、この攻めが好みだ!と思える読者はなかなかいないのではと思います。 そのため、萌えに繋がるのがむず…
西野花 緒田涼歌
けもけもぱぷ
友人からおすすめされた作家さんで、数冊まとめて手に入れた中、表紙が好みだったので、こちらから読了。 残念ながら、内容はまったく好みじゃありませんでした。 モブ姦の萌えつぼがないし、攻めからの愛情も感じられない。 ないわけではないのかもしれませんが、ほとんどないに等しいほど希薄。 愛情じゃなくて、執着? 恋着でもなかったけど。 設定も、これは痴漢電車というか、裏社会、非合法の乱交パ…
いとう由貴 緒田涼歌
麗音
美人カメラマン怜は、一見ビッチふうで男を手玉に取っているんじゃないかと思ったけれど、本当はまじめで淋しがり屋、真実の愛を求めて今度こそ運命の人と信じて次々と付き合う人を変えていくのでした。 怜がゲイであることを自覚してから、異端である自分が隠し事をしながら偽りの幸せな家族を壊すことを恐れて誰にも心開けなかったのはとても不幸なことでした。 だからこそ誰かと心から愛し合ってつながりを持ちたいと…
悲しみを癒すために抱いてしまったことで親友の可愛さに気がついてしまい右往左往するハイスペック男の悲喜劇。 好きなのに擦れ違ったりじれじれぐちゃぐちゃするお話がダメじゃない人ならお勧めしたい作品でする。 親がそこそこ資産家で容姿も優れ男にも女にのモテル一見完璧な有名パティシエの貴之。 自分を平凡で特別取り柄もないと思っている雑誌編集者の知也は貴之のことを高校生のころから密かに想ていまし…
榛名悠 緒田涼歌
行平先生(攻め)は高校生の頃に両親が離婚し 心の拠り所が飼い犬(パーム)だったが 毎日の忙しさにかまけてパームの変化にも気付くことなく亡くしてしまう。 結果それで獣医の道を目指す事になるんだけど 獣医になる為、父と反りの合わない祖父に協力を得た事と パームが死んだ時に父に「何だ、死んだのか」と言い捨てられた事もあり 父と疎遠になってしまう、という前提があります。 景(受け)は父親の再…