春原いずみさんのレビュー一覧

壊さずにはいられない~Sの恋人~ 小説

春原いずみ  神葉理世 

まともといわれる人は一体いずこ?

よく、病院の医者にはどっか歪んでるとか、どっか変な人が多い。
なんて話を聞くのですが、このお話に出てくるお医者様は、といいますか、ひょっとしてお医者様全て?いや、登場人物すべて?
何かどっかおかしい!?
いや、別に患者に対しては技術的にも優秀なお医者様・医療関係者達なんでしょうが、性格という部分でしょうか。
とても個性が強い人々が登場するので、そしてとんでもないこれこそドS!!と叫びたくな…

4

春のダリア文庫フェア2012 攻本 グッズ

とりあえず、攻めv

フェアでもらったんですが、既読の作品が春原いずみさんしかないという。。
しかしフェア小冊子だけに、それだけでも何気に本編の経緯がなんとなくわかるという。
そんな感じがいたしました。

神香いずみさんのは「鬼畜攻め」
鬼畜という言葉があっているかどうかはわからないのですが、冒頭からエロエロ展開でございました。
伯爵が最愛にして最後の妻となった(?)受けちゃんをエロ攻めしているのでございま…

1

天才外科医の憂鬱 小説

春原いずみ  乃一ミクロ 

やっぱりお仕事ガッツリは素敵だ!

作家さんが医療系のお仕事をしていらしたせいか、かなり専門的に踏み込んで専門用語もいっぱい出てくるんですが、それが不思議と難しくない。
お話の上で”天才外科医”という言葉と設定は病院を舞台にした作品にはそれこそあまたありますが、このお話はその天才と言われる理由が実に解りやすく言葉だけでない、
そして、天才といえば優遇されていたり多少性格に難があったりは付きものだったりするけれど、それを大学病院の…

2

天才外科医の憂鬱 小説

春原いずみ  乃一ミクロ 

弾かれた天才達がが集う王国

この作家さんが描く医者者がかなり好きなんですが、今回も良かったです。
個人的な感想なのであてにならないですが(笑)

出身大学と違う働きにくい医局に遭えて進んだ攻め様である矢代は大学病院での
派遣医師を続けていて、半年ぶりに医局に戻ってみたら、自分の席は既になく
戻ったその日に新たに医局を出される事に決まっていて、出向いた先は
長期療養型の病院で外科医の自分では役にたたないのではと思っ…

2

きみは不埒なエゴイスト 小説

春原いずみ   

「きみ」シリーズ最終巻

読んでいて違和感があったのは、シリーズものだったんですね。
知らずに最終巻を最初に読んでしまった・・・(涙)
最終巻だけでも読めないことはないですが、
前巻2冊を先に読んだほうが良さそうです。
(読後、どのようにカップルになったか気になるので前巻を読むつもりでいます)

始め、多岐の口調が受け付けられなくて困ったのですが
キャラクターがつかめてくると気にならなくなりました。
イラス…

2

壊さずにはいられない~Sの恋人~ 小説

春原いずみ  神葉理世 

確かに壊れてました

内視鏡専門医と看護師の物語。
この攻である内視鏡専門医が、人格破たん者で、「超ド級のS」
とのことで、手にとってみたのですが、
私はちょっと入れ込めませんでした。

攻は、お気に入りほど壊したくなるという性格をしており、
医師としてのカリスマ性も持っているのですが、
そんな攻に気に入られてしまった受は、
負けん気のある看護師。

負けん気があるからこそ、より攻は受のことが気に入…

1

恋愛免疫不全症候群 小説

春原いずみ  水名瀬雅良 

自然でさらさら

 病院に整形外科医として勤める杉崎聡は、若手エースといわれるほど、腕がいい。
 そんな時、空いていた形成外科医の席に突然現れたのは、「アーティスト」の異名を持つ御原。
 帰国子女であるというその男は、独特の診療スタイルと言動で、年功序列の感が強い日本の医師のたちの反感を買ってしまう。
 けれど、杉崎はその彼のナニモノにも縛られない“正しい”行動に却って新鮮な驚きを感じてしまう。

 そし…

0

きみは不埒なエゴイスト 小説

春原いずみ   

永遠に振り回されそう

シリーズの完結篇&スピンオフ篇となる今作です。
相変わらず何を考えているのか判らない多岐さまに
散々振り回されている瀬川の姿が哀れで哀れで・・・(笑)
1作目ではこんなにヘタレになるとは思いもしませんでしたが
3作目になると多岐さまのオモチャであり奴隷に成り下がりましたね。
きっとこれ以上の浮上はありえないと思います。
多岐さま独自の愛情を完全に理解出来る日が・・・
きっと永遠に無理…

2

きみは不敵なアフロディテ 小説

春原いずみ   

古さを感じさせないですよね。

初版から既に10年近くを経過しているにも係らず、
全然古さを感じさせませんね。何度読んでも面白い。
これだけ掴みどころの無い受け様も少ないような気がします。
まるで悪魔か天使のような人を惑わす笑顔を振りまき、
本人にその気がなくとも誘蛾灯のように人を引き付ける。
それとは対極にいるような、攻め様も愛嬌があっていいです。
1作目よりもヘタレ具合が進行しているのは気のせいでしょうか?
今…

4

トリアージ ~金の瞳の異邦人~ 小説

春原いずみ  高群保 

最高です

精神科医兼カウンセラーの主人公は、金髪に見える栗色の髪でヨーロッパの血を引く美貌の青年、齋川修里に出会います。
齋川は天才的な腕を持つ医師で、救命救急の仕事をしています。
二人は同じ病院で働くことになり、やがて主人公は、齋川の不思議な魅力に引き込まれ、翻弄されていきます。
でも、齋川は人知れず孤独をかかえていて-

齋川がとても魅力的なんです。
天使の美貌と、天才的な医療技術を持ち、ピュ…

0
PAGE TOP