きたざわ尋子さんのレビュー一覧

伝える指先 小説

きたざわ尋子  高嶋上総 

大輝が成長して

シリーズ3作目です。
真弥は今は中学3年生となった矢崎の甥、大輝に勉強を教えているのですが、その大輝が前作よりさらに真弥にモーションをかけてきます。
流石、矢崎の甥、タラシの素質十分です(笑)。
矢崎の留守中、大輝を預かることになったのですが、真弥のあふれる様な色香に我慢がきかず、大輝は真弥にキスを。
それをマンションの外からカメラマンに写真を撮られてしまい、脅されることに・・・。

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猫は幸福で出来ている 小説

きたざわ尋子  紺野けい子 

一番欲しいものを見つけたね!

シリーズ2作目です。
相変わらず「巣窟」に集まる人たちは幸に暖かく、ほんわかした雰囲気です。
主人公のカップルは確かな信頼を築いていて、周りからいくら押されても不動という感じです。
攻めは相変わらず男前だし、受けもしっかりしているので、落ち着いて安心して読めるかな、という感じです。
もちろんラブな場面も出てくるのですが、恋愛重視と言うよりは、家族のような周囲の人たちとの関わりの方が重点的に…

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恋は憂鬱で出来ている 小説

きたざわ尋子  紺野けい子 

男前です、伊原さん

13歳差の年の差カップルです。
ちょっと源氏物語風?
伊原はわざわざ寝る相手を連れ込むための部屋を別に持っているほどの遊び男。
幸は親から離れて一日14時間もアルバイトし、高卒検定と大学の学費をためている健気な少年。
これは伊原のお相手に幸が切ない思いを抱くのかな~と思い読み始めたのですが、そうでもなかったです。
後半は伊原の幸に対するメロメロさが行動に現れて、微笑ましかったですね。

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うまい作りでした

なんでか未読分のほうが萌えてしまいました。

あんまりこういう経験はない(過去ルチル小冊子ではなかった)ので
今回の小冊子は自分の中では高評価です。
番外短編の殆ど全ての作品が単独で一応読める話になっていたと思います。
(萌えがあるかどうかは個人の好みに寄りそうです)

自分の既読作品は
和泉桂さん「宵星の憂い」
きたざわ尋子さん「甘い罪のカケラ」(旧版)
葉芝真巳さん「キッズ…

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やっと届いた!ものの

小説のショートストーリーおよび、コミックのショートストーリーが収録されて頁数もなかなかの冊子です。
ルチルやリンクスの小冊子は毎回表紙も凝った作りでお洒落な作りですよね。
イラストでなくても、こうして綺麗な表紙がつくので毎回ひそかに表紙も楽しみのひとつ。
しかし誠にわたくし事ですが、今回の冊子は非常に申し込まなくても良かったなという全サでした。
20本以上の数多くの番外編が収録されているの…

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小冊子で連載

ルチル「文庫」の番外編を集めた小冊子。
文庫限定なので作品数は少なめだけど、中身は充実。
雲母びき金の箔押しの表紙、文庫サイズ、本文139P。

なかでも
愁堂れな「crossing]
罪シリーズと、unisonシリーズが交錯するお話。
罪シリーズ富岡とunisonシリーズ長瀬が大学時代のバイト仲間で、共通する先輩のパーティに、それぞれ田宮と桐生を連れて行きます。
そこで、桐生と田…

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ボリュームたっぷり

2009年版のルチル本。
ルチルの全員サービス本は、いつも顔ぶれが豪華、って言うか、好きな作家さんばかり。
この本も、とにかくボリュームたっぷり。
20作品、本文3段組で154P.
エンボス加工の表紙といい、間違いなく素敵です。
先日届いた2010年度版はもっとパワーアップしていたし、今年も申し込むの忘れないようにしなきゃ。

で、私の一押し
崎谷はるひ「ブレミッシュ」。
「やす…

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甘い罪のカケラ 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

特殊能力


主人公・智雪は感情を隠すことが上手だからそこまで現れてないけど特殊能力のせいでかーなーり地元では辛い目にあってますよね…

匡一郎の言う通りあれでひねくれずに育ったのがふしぎなくらい.

まあそこが智雪の魅力なのかもしれませんね~

何と言うか大人びてるけど年齢相応にすねたりもして、ツンデレって感じでしょうか

この特殊能力、もちろん物語に深く関わってくるんですが妙にリアルに感じられてゾッとし...

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恋情のキズあと 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

ざっくり纏まっています

山城貴臣・26才。
日本有数の大企業グループの若き後継者。
5年ぶりの休暇を一人で過ごすため、別荘に向かう途中、記憶喪失の少年・唯を拾い、やがて心惹かれていく。

ということで、お話は貴臣のモノローグで進んでいきます。
途中まで謎に包まれた存在の唯は、最初の方は受け答えのセリフさえ、極少し。
最終トラックの、遊佐さんと鈴村さんのトークでは、攻めがモノローグまで担当する作品の珍しさについ…

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ありふれた恋よりも 小説

きたざわ尋子  ほり恵利織 

退屈でした

霊が見える体質の主人公と、主人公よりさらにはっきり霊が見える体質の攻め。高校生カップルのお話です。霊を扱ってますが、まったく怖くないです。
全体的に、緊張感やメリハリみたいなものがなくて、退屈でした。

受けが好きじゃなかったです。好きじゃないというか、思考回路が謎でした。
このストーリーなら、母親や父親がもうちょっと登場してもいいと思うんだけど、ほとんど出てこないし。
そもそも母がよく分からんで…

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