きたざわ尋子さんのレビュー一覧

『鍵』『部屋』シリーズ完結記念 PREMIUM BOOK グッズ

豪華小冊子。

商業誌『鍵』シリーズ&『部屋』シリーズの完結記念小冊子です。

リンクスロマンスのシリーズ完結記念小冊子(PREMIUM BOOK)はこれと他の作家さんの作品分のもう1冊しか持っていないのでこれが標準仕様なのかどうかわからないんですが、新書と同じ大きさ(厚みは半分強くらい?)で同じようにカラーカバー付き。背表紙のマークやデザインも商業新書とお揃いで本棚に並べてもしっくりくる感じです。大変豪華な…

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シリーズ完結記念スペシャル小冊子 グッズ

『鍵』『部屋』2シリーズの完結記念。

きたざわさんの『鍵』『部屋』それぞれのシリーズからSSが1本ずつ入っています。

まず、1編目が『鍵』シリーズより『鍵のむこう』

雅人(攻)と実浩(受)が食事しているところに、(『部屋』シリーズの)竹中(攻)と久貴(受)が。

竹中が実浩に横恋慕していた過去があるため、実浩と久貴はお互い微妙な思いを消化しきれないで遠慮し合っている感じなんですね。

その後、2人で暮らす家に帰って…

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また君を好きになる 小説

きたざわ尋子  鈴倉温 

もう一度はじめよう

きたざわ先生の作品は、文章も読みやすくて、ストーリー性も高いので好きです。あと、年の差、俺様系•大人な包容力ある年上攻×感情表現が苦手な健気受の設定が多い事もツボです。
ただ今回の作品は、スーツ&リーマン、先輩×後輩ものと、あまり読んだ事がない設定だったので、かなり新鮮な気持ちで読ませて頂きました。イラストも繊細で、雰囲気があっていてとても良かったです。

ダメダメな浮気性の攻•雅将が、ずっ…

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恋情のキズあと 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

大人と少年。

設定はまさしくきたざわさんのお得意パターンド真ん中って感じです。

『年の差(年上攻)』『攻は若くて金も地位もある男前』『受が無垢な少年(今回は16歳)』こういうの他にいくつあったっけ、ってくらいにきたざわさんテンプレートです。

正直なところ、キャラクターは別に好みでもないんです。ホント、きたざわさんにはよくあるタイプのCPだし。
でも、作品としては結構好きなんですよ。ありがちには違…

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部屋は夜明けに眠る 小説

きたざわ尋子  Lee 

『部屋』シリーズ4作目・『鍵』『部屋』シリーズ完結。

う~ん、あとになるほど気が乗らなくなって行くシリーズだったんですが、キャラクターに関してはラストでちょっと浮上したかも。

特に竹中(攻)が、もともと好みじゃなかったんですがようやく感情が出て来たというか、わかるようになってきた感じです。最後の最後で。

前巻に出てきた脇キャラクター2人が引き続き出張ってます。当て馬の俳優(マルチ人間?)・三田村と、久貴(受)の従弟・俊哉ですね。
いや…

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部屋の明かりを消して 小説

きたざわ尋子  Lee 

『部屋』シリーズ3作目。

ひとことで言えば相変わらずだなあ、という感じですね。

まあ、一応出来上がったCPのその後ですから基本あまあまに少し波風&このシリーズでは久貴(受)の仕事関係も並行して描かれています。

『波風』その1は、久貴の従弟・俊哉。コイツがもううっとおしいお子様でもう読みながらイライラしっ放しでした。これならいかにもな当て馬の方がよっぽどマシだよ!

それにしても、竹中(攻)にきたざわさんの…

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真夜中の部屋で 小説

きたざわ尋子  Lee 

『部屋』シリーズ2作目。

う~ん、やっぱりキャラクターがどちらも好みじゃないんですよ。

竹中(攻)は、少しはマシになったかなとはいえ相変わらず考えが読めずにわかりづらいし、久貴(受)はぐるぐるうじうじで、そういうのが苦手要素じゃない私でもちょっと鬱陶しい。ことあるごとに親友・信を頼るのもあまりにも甘え過ぎだと思えました。

今回、久貴がモテモテです。それもあんまりいい方向じゃなく。

竹中の甥・翔太朗に…

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週末の部屋で 小説

きたざわ尋子  Lee 

『部屋』シリーズ1作目。

『鍵のかたち』『鍵のありか』の鍵シリーズのスピンオフになります。

これもキライじゃないんですが、私は本編の『鍵シリーズ』がとにかく好きです。きたざわさんでいちばん好きなんじゃないかというくらい。
でも、きたざわさんのいつものパターンで本編よりスピンオフの方が長いんですよね。

どちらのシリーズもかなりの年の差なんですが(『鍵』は9歳差、『部屋』は20歳以上!)、キャラクターのタイプがか…

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壊れるほど愛したい 小説

きたざわ尋子  赤坂RAM 

花丸文庫なのに口絵が!!!

シリーズ7作目です。

すみません、↑レビュータイトルは、これがいちばんインパクトあったということで。
『カラー口絵のない仕様』のハズの花丸文庫になぜか口絵が。

でも、昔の花丸文庫はたま~にカラー口絵がありますね。このシリーズではもう1冊、10作目『見つめていたい』にもありました。

で、なんでレビューにこんなことから入るのかって、他に特筆すべきことが何もないからです。内容は相変…

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唇でとかしたい 小説

きたざわ尋子  赤坂RAM 

シリーズ6作目。

前巻ラストで、片瀬と養子縁組した深里。

ストーリーは、もういいじゃんこれ以上と思ってしまうくらいやっぱりワンパターンです。

特に、片瀬のキャラクターがやっぱり無理です。深里を愛してるのは疑っていませんが『愛があれば何してもいい』って感じで気分悪いんですよ。まあ、深里がそれで満足してるんならもういいのか、と思うしかないな。理解はできないんですが。

今回、前巻でカタがついて引っ込…

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