きたざわ尋子さんのレビュー一覧

ひそやかな微熱 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

ここまではいらない・・・と思ったくらいHが濃い。

ストーリーやキャラクターはもうホントにきたざわさんにはよくあるタイプだし『王道』には違いないんですが、それでも好きなんです。

でも↑レビュータイトル通り、なんでこのストーリーでここまでH増量にしたんだろう、と思ってしまうくらいでした。
きたざわさんのH自体は、濃厚でもそれほどしつこい感じはしないんですが、それでもここまではいらなかったです、私は。

イヤもう、続編も合わせて結構好き…

2

愛で満たして鎖をつけて 小説

きたざわ尋子  夏珂 

嫉妬深くて独占欲も隠さない攻めに萌え

既刊「はじまりの熱を憶えてる」の続編スピンオフで前作の泉流と同じ施設にいた
律が主役の話、冷静沈着で目立つ美貌の持ち主で前作ではタチなのかと感じたが
ガチ受けで、生真面目で融通が利かない頑固な面をもちながら不器用で不遜、
思ったことが顔に出る独占欲と嫉妬全開の執着を見せる面倒な浩史郎と結ばれる話。

前作と時間的な流れも多少リンクしているみたいで、泉流の事がキッカケで施設で
スパイ疑惑…

7

だまされたい 小説

きたざわ尋子  赤坂RAM 

私にとって神作品!

大っっ好きな作品です。
何もかもツボ(笑)
歳の差、つんでれ、溺愛・・・何回BLを卒業しようとしてもこの作品が読みたくなってまた戻ってきてしまう作品。
本ももちろん持ってるし、電子書籍でケータイにも入ってていつでも読めるようにしてます。

深里のつんでれもツンしきれてなくて可愛いですし、片瀬の優しいイジワル具合も最高です。
もっと色々書きたい事はあるのですがまとまらない・・・とりあえず…

3

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1/21の青い輝き、「クラッシュド・ブルー」by 一穂ミチ

ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、
この一冊の一言は「宝物」。
その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。

               :

サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。
なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、
庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…

3

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沢山の星の中から

A5版、154ページ、小説は三段組、
表紙は蛍光ピンクの模様にタイトルはエンボスでなかなか可愛い。
内訳は小説番外編18本、漫画番外編8本(各1P)。


『ライブがはねたら』 by 一穂ミチ「ステノグラフィカ」番外編

一穂さんのタイトル、相変わらずミュージックタイトルシリーズなんだな♪
で、ぐわははは!
ライブってそういうことですかぁ?!なんて素敵。
あなたが一番誰よりも好…

4

だってうまく言えない 小説

きたざわ尋子  周防佑未 

なんかあっさり?

思ったよりもあっさりというか淡々と進んで、たいした山も谷もなくさら~っと終了しちゃった感じです。

決して悪くはないんですよ。結構好きなんです。
ただ、なんというかいろいろ勿体ないような気はしました。

柚希(受)が親友と同居してるんですが、何よりもコイツの存在がなんとも消化不良です。

彼女がいて結婚も考えてて(ラストは同棲して結納もするところまで行ってるし)、でもどう考えて…

1

強がりでも本気でも 小説

きたざわ尋子  高宮東 

セカンド・ラブ。

う~ん、別にキライじゃないんですが正直何を言おうか困るくらいどうってことない作品なんですよね。
引っ掛かりなくするする読めて、でもそれだけって感じです。

祐秋(受)が元彼に捨てられたトラウマに縛られてるとか、別れた後も(実家が隣同志で家族ぐるみの付き合いがあることから)否応なく縁が切れないとか、結構切なさを意識してるストーリーなのに、その元彼の(祐秋の中での)イメージとしての存在感だけは…

0

夜に溺れて 小説

きたざわ尋子  北畠あけ乃 

相変わらずの2人。

『恋に溺れて』の続編になります。

う~ん、やっぱりこの諒一(攻)がどうしても好きになれないんですよ。
きたざわさんにはホントよくいる大人げない狡い男。イヤもう、設定からして狡いのはまだしも、なんとも大人げなさ過ぎるのが鼻について我慢なりませんでした。

それ以前に、これわざわざ続編出すほどの内容だとも思えないんですけどね。でも、どうせ出すなら前巻で足りなかった部分を補足して欲しかっ…

3

恋に濡れて 小説

きたざわ尋子  北畠あけ乃 

キャラクターが好みじゃない。

設定やストーリーは結構好きなんです。終始静謐な雰囲気で進むのもいいと思う。

ただ、肝心のキャラクターがどうにもダメでした。

諒一(攻)は、きたざわさんの年の差(年上攻)にはよくいる『大人げない』男。いつものきたざわさんパターンとはちょっと方向性が違う気はしましたが、それでも『大人げない・ズルイ』のには変わりないです。

千絃(受)は『人形のような(とりわけ容姿)』と描写される…

3

身勝手な束縛 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

『身勝手』シリーズ4作目・最終巻。

今回、郁海の家族関係に重点を置いた感じでした。

なんだかんだの騒動の末に、ようやく実父・田中を『お父さん』と呼べるようになったんですね。

しかし、異父兄はね~、ここで出す必要あったのか自体疑問です。わざわざこんなの引っ張ってこなくても、郁海が好きだという同級生・前島を絡めた方がまだよかったんじゃないかと思ってしまいました。この異父兄がまたイヤだったから余計ですが。

それに、…

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