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1/2(合計:12件)
秋里和国
カオル531
この作品が出されたあの頃、最高にときめいたのを思い出し、押し入れの奥から引っ張りだしました。 今の私の嗜好の基本を創ったバイブルです。
ayaayac
ネタバレ
TOMOIシリーズから12年後に描かれた同人誌。 祖父(友井にとっては父)から、叔父と同じ名前をつけられた久嗣の話です。 友井がリヒャルトに振られて帰国した時に、赤ん坊だった久嗣と会ってます。 入手困難だと思うので、あらすじも結末も全部書きます。 成長した久嗣は髭を生やして、叔父の友井にソックリ。 12年も経つと絵柄が違うから、友井そのものには見えないけど、周りをうるさがったり、…
10代の頃はなんにもわかってなかったから読めたTOMOIシリーズ。 でも大人になるにつれ、手に取ることができなくなりました。 友井人生の時系列を再掲します。 「眠れる森の美男」…N.Yで年上の渋い医師・リヒャルトと恋に落ち捨てられる 「気分はもう正方形」…捨てられた腹いせに、日本で後輩の雪弘と周りの人間を引っかきまわして楽しむ 「マンハッタン症候群」…N.Yに戻って運命の人・マー…
秋里和国の同性愛作品は、まだ”BL”なんて言葉もなかった頃に描かれたものです。 そして秋里ファンだった10代の私は、同性愛のなんたるかをまったく知らずに、作家読みでTOMOIシリーズに出会いました。 みみみ。さんが仰るとおり、なんだかわかってなかったから平気で読めたんだと思います。 そして、大人になったら手に取ることができなくなった物語… 友井久嗣は医者の長男に生まれ、美貌・才能にも恵…
みみみ。
「眠れる森の美男」からの続きです。 続きではありますが、BLとして読んでも遜色ない内容だった前巻に比べると、こちらは主人公〔友井〕の内面によりフォーカスした人間ドラマ色の強い内容になっています。 萌えという尺度で測るなら前巻の方が高ポイントかもしれません。 何より本作で主人公が人生の最後に全身全霊の愛を捧げようとしたのは女の子ですし。 ですが、私はこちらにこそ迷いなしに「神」を付けたい。 …
懐かしんで再読したわけではなく、今回が初読みです。 秋里和国さん、存じ上げなかったなぁ。 ストーリー的にも、テーマ的にも、これが少女漫画誌に掲載されていただなんて、当時の少女たちはなんて重くて深い作品を読んでいたんだろう。 仮に10代で出会っていても私にはきっと半分ぐらいしか理解できなかっただろうなぁと思いながら読み終えました。 今の年齢で手にして寧ろちょうど良かった気がします。 本…
とても古い作品ですが、神様に愛されているはずなのに、なぜそんな生き方しかできなかったんだ?と、怒りにも似たやりきれなさで忘れられない作品です。 ピピン様が作られたトピで、「私を構成する9冊」に選んだ際に読み返して、気持ちを吐き出したくなりました。 語り手はイラストレーターのデイル、語られる男はフットボール選手のマーク。 デイルは、オーラを放つマークを見かけて「ありきたりな人生を送るな」と…
roseーlily
評価は「神」がいいか、何が相応しいか、かなり悩んで「萌え」に。 神的な萌え、って意味わかりませんね☆ しかし、古い作品ばかりレビューしてスイマセン。 忘れられた本が整理していたら、本棚の奥から呼んでました。 夏らしく?ゾクリと怖い作品。 とは言っても、殺人事件も無いし、お化けもいません。 でも恐ろしい…。 何がって? 人が、です。 もうね、秋里ワールド、やはりすごい! 最後…
万斎
一話目の「Jazz Tango」を読み終わって一言。。 山王丸、この子めちゃめちゃ怖い。 初めはただの奔放な子(なんたってラスト直前までほのぼのとした雰囲気で話が進むもんで・・)かと思いきや、心中まっくろくろすけですよ。 冷静に考えるとほんと最低な子なんだけど、いろんな環境がこういう子をつくるのかと考えてみたり・・。 いやいやでも人間としてそれだけはやっちゃだめだろ。 推理サスペンスもの…
葡萄瓜
表題作は分類するとすれば推理ものの 範疇に入るのでしょう。だから展開について あれこれ言うのは差し控えておきます。 ただ、この方の他作品の味わいをご存知の 方ならきっと腑に落ちる味わいの筈です。 筆者選択のトーンの殆どは表題作に掛かる ものとご承知下さい。 表紙も何事かをきっと語りかけてくるでしょう。 同時収録作は乗馬機械となっていた青年が 凍結されていた人間性を回復する物語…