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かんべあきら
ふばば
ネタバレ
「月に桜の咲き添ひて」のスピンオフ作です。 時間軸は、「月に〜」第2巻の後、鹿島夏竜のバディ・伊部頼人が悪に取り込まれてしまった事件が解決したのちの話のようです。 「愛しき獣の棲めるところ」 表の仕事では探偵、裏では陰陽師として悪霊払いをしている鹿島闘吾は、荒っぽく悪霊を煽り本家筋の陰陽師を怪我させ謹慎処分になってしまう。闘吾のバディである香取有矢は、頼人が休養中で今1人の夏竜と組むよう…
和風オカルトエロありファンタジー、第2巻。 隠された「力」が覚醒した優月。さて、どんな展開に?…と思ったら。 いきなり新しいバディの登場です。 1巻にも出てきた鹿島闘吾の兄・鹿島夏竜(表の仕事は芸能人)と彼の相棒でマネージャーの伊部頼人。 どうやら頼人は夏竜に片想いをしており、キスでの浄化を仕事と割り切れず辛い気持ちを隠しているよう。 ところが、悪の陰陽師・南方尊にその切ない弱点を見…
陰陽師一族の主人公が悪の力と戦う、という和風ファンタジーです。 ちょっとオカルト風味もあり、絵柄も綺麗で私好み。 表の顔は神社の神主、もう一つの顔はこの世ならぬ「邪気」を退治する陰陽師の賀茂陽明(はるあき)。 ある市議が関わる都市開発推進を巡って、陽明と同じ力を悪に使っている男・南方尊の影がちらついて…どうやらホテルの中に人外や邪気を送り込んで評判を落とし、その土地からそのホテルを立ち退…
水瀬結月 かんべあきら
中之島のえる
図書館員同士のBL小説ということで、期待して購入しました。冷戦状態にある東側図書館(通称本館)の館長代理・郡司と、西側図書館(通称チビ館)勤務の新米司書・遠矢。館種でいえば、大学図書館と学校図書館になるようです。 しかし、お仕事ものとしては、突っ込み所満載でした。一例をあげますと、『渋谷駅五十年の歴史』という資料を学術情報センターのデータベースを使って検索した結果、この本館と国立国会図書館にしか…
伊郷ルウ かんべあきら
こにしそる
ファーストクラスのパーサーと、その上客という組み合わせ。 ファーストクラスという縁のない世界がわりとしっかり描れていたのが興味深かったです。 舞台はニューヨークと日本をいったりきたりなのも面白い。 どっちに偏ることもなく、日本、ニューヨーク、空の上…と移動していきます。 しかし、どうにも攻めの柄澤さんのいいところがあんまり見出せないまま終わってしまい、この評価に致しました。 一流建築…
秋山みち花 かんべあきら
あかがね
秋山さん自身があとがきで言われていたことなのですが、まさに中華版のハーレクインです。 ドラマチックな恋愛小説。 読む人を選びそうな痛い要素もないし、わくわくドキドキの恋愛に素直に浸りたいときには特にオススメです。 内容は至って王道で、「ベタだと分かっているけど萌えてしまうんだよ!」な要素が満載でした。 そもそも即席の女装で「完璧な女」になりきれるのかとか、もちろんツッコミどころがな…
剛しいら かんべあきら
maruchan
映画スターの影武者をすることになった駆け出し俳優と映画会社社長が恋に落ちる「フェイク」の続編。 主人公を時代劇俳優として売り出そうと習い事の日々……という感じから物語が始まります。しかし、前作での印象と挿絵のイメージから和服の美しい美青年…というのがピンと来なくてちょっと不満。なんだろうなぁ。これは個人的な絵柄の好みの問題かもしれませんが。 ストーリーの肝となる往年の名優のエピソード、…
あり得ない設定から恋に発展しちゃう展開の物語でしたが、飽きずにさらりと読めました。 主人公はそんなに容姿が良くて、能力も人柄も良いのなら放っておいても芽が出たのではないか? とか、繁国(このネーミングには読みながら噴き出しました)のスターの描写はいくらなんでもあんまりじゃないか? とか、色々ゴタゴタした割には決着のさせ方はちょっと簡単すぎじゃないか? とか……言いたくなることは多々ありはしま…
鳩村衣杏 かんべあきら
双子のように似ている弟からの嫌がらせ… 2年間のロンドン勤務から帰ってみれば、弟の恋人(♂)が弟と同居するために実家マンションを全面模様替えしていた… つまり、弟志信は兄麻弓に恋人と借金を押し付けて失踪したのです。 この志信がやな奴で〜。一応理由はあるんだけど、全く共感できません。 兄弟間の愛憎というか執着心、独占欲、憧れと反発などなど、兄弟姉妹のいる方にはある程度あるあるなんでしょうか。…
fiona0109
『ビタースイートカフェ』から続いてきたシリーズ、これで完結です。 2巻とついているのでこの巻から読み始める方は、まぁいらっしゃらないとは思いますが、もし今からこのシリーズを読み始める方がいらっしゃれば、先に『Love or Pride』と『ブランドラブ 1』を読まれることをお勧めします。 1巻に引き続き邦栄と奨メインのお話ですが、この2人はほんとに回り道をしてきたな~という感一杯です。 …