秋山みち花さんのレビュー一覧

極道は蜜を暴く 小説

秋山みち花  周防佑未 

喜多村さん、強敵登場ですね

草薙にとって胃袋を満たす贅を尽くした手料理も欲求を満たす濃厚なエッチシーンも健在だが、今回はいつもの喜多村の飄々とした軽快さはなりを潜め気味。
最終巻として喜多村の弟の死の真相に絡むクライマックスとなる。

この巻では喜多村の片腕・高倉の登場と二人の過去、弟の真聖が亡くなった経緯から輝かしい経歴を捨てて裏社会に身を投じる事となった経緯が明らかになる。
ようやく期を熟して復讐を企てようとする…

0

極道は愛で縛る 小説

秋山みち花  周防佑未 

喜多村さん、一枚上手ですね

相変わらずシェフ真っ青の料理上手なヤクザ会長の喜多村と、餌付けの成果ですっかり喜多村に惚れてしまったSAT隊員の草薙。

ヤクザという立場柄、事件に巻き込まれるも常に上手く立ち回る事のできる一枚上手な喜多村。
なのに、草薙のほうが正義感の強さと愛する喜多村のピンチ!!と事件の渦中に飛び込んでしまう。
特に今回は、草薙はマフィアに媚薬は盛られるはチンピラに拉致されたりで逆に喜多村に助けられる…

1

極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

喜多村さん、手際がいいですね

切れ者のヤクザ会長×SAT隊員というカップル。
短編2本収録という形なので、受け・草薙がSAT隊員という事で起こる事件があっさりした展開で済んでしまう点はもの足りない気はする。

攻め・喜多村は、ヤクザらしいオレ様ぶりとヤクザらしくない料理の腕前で「喜多村さん、美食家ですね」ってつぶやきたくなるこまめさ。
本業のほうも手の込んだ食事の準備もそつなくこなして、組のトラブルにも手回し万全で、出…

1

聖騎士の独占愛 小説

秋山みち花  珠黎皐夕 

主従関係の溺愛ラブストーリー系

以前剛しいらさんの『黒衣の公爵』を読んでイラストがとてもきれいで気に入ったのですがその後、珠黎皐夕さんのイラストの本に出会うことがなかったので今回イラスト目当てで購入してしまいました。
中の挿絵もゴージャスで、煌びやかで華やかな衣装のお話にはぴったりの方だと思います。

秋山みち花さんの初めての異世界ものです。

このお話は異世界に神王として召還された彩星(さしゃ)の成長物語でもあり…

1

神獣の褥 小説

秋山みち花  葛西リカコ 

陽だまりで戯れる二人の神がふつくしい

もふもふ獣姦&ファンタジーと美しい表紙に心惹かれてずっと気になっていたものでした。

読んでみると、まぁエロい。んですが、私が心惹かれたのはどこまでも穏やかで美しい神々の住む場所の描写とレアンの素朴でまっすぐな愛情でした。
ツンデレ姫が純朴ワンコにほだされる予想通りのお話にもかかわらず、飽きずに読めるのはひとえにファンタジーの空気感が素晴らしいからではないかと思います。緑の植物と林檎が効果的…

3

仮面の皇帝・後宮の花 小説

秋山みち花  Ciel 

いまだに信じられない衝撃的で奇跡的な結末に涙が溢れそうになった作品

新刊チェックで粗筋を読み、中華風の王朝モノということで、
いつもの お店で特典ペーパーが付くということで、予約して購入しました。

作品は八章に分かれており、
一章は、鴻琰さん13歳、琇蘭さん10歳、子明くん8歳
二章は、鴻琰さん15歳、琇蘭さん12歳、子明くん10歳
三章は、鴻琰さん18歳、琇蘭さん15歳、子明くん13歳
そして四章 以降は、鴻琰さん21歳、琇蘭さん18歳、子明くん…

5

見習い騎士と暴君な金獅子 小説

秋山みち花  六芦かえで 

「なんてやつだ」オレ様な騎士なんて

騎士といえば 品行方正の王子様キャラなのに 
攻め様カブリエル 実力と家柄はあるのに やさぐれている。
カブリエルが正義を振りかざしたせいで ラウリくんは勤め先をクビに
なった、「なんてやつだ」と読みながら腹をたてていました。
まあ、オレ様だけど
従妹思いだし 親友にも ラウリくんも大切にしているから 
ヒーローの範囲内かな。
最後はかっこよく ラウリくん助けたし・・・・
オレ様度…

3

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

チュッチュッチュッの嵐

答姐でお勧め頂いた作家さんでした。
ちょうど今マイブームの外国人攻めに日本人受けの秋山作品がありましたので、選んでみました。
最近、このパターンにハマってしまったのか、よく読んでいます。
この設定の良いところは、過分に攻めが甘々砂糖のセリフをバンバン言ってくれるところでしょうね。
わたし、王子様系(性質的な意味で)攻めが大好きなのですが、日本人ですともうなかなか読む物が残っていないので、外…

3

皇子の愛蝶―熱砂の婚姻― 小説

秋山みち花  せら 

シリーズ第4段

「アラブ花嫁シリーズ」4冊目です
シリーズですが単品で読める作品です
前作品「皇子の寵花―熱砂の求愛―」のカップルもちょこっとだけど
最初に出てきます
前作品の受け様の大学の友達(あいさつする程度)だった
今回の受け様です

四季アラブで、今回は「冬アラブ」だ~と思っていたら
秋に発売だったんですねw
作品中の日本は冬設定でしたがw

今回の受け様は叔父さんの助手という形で

2

仮面の皇帝・後宮の花 小説

秋山みち花  Ciel 

守りたい大切な存在。

犬猿の仲と言われる由緒正しい五王家と八王家の嫡男として生まれた鴻琰と琇蘭は太子候補として宮廷で共に暮らすようになります。
琇蘭は太子の座につく為に鴻琰を敵視していますが、一方の鴻琰はその座に全く興味が無いようで琇蘭と仲良くしたいと言ってくるのでした。
最初は戸惑いながらも逞しく心優しい鴻琰に惹かれていって、言葉にしなくともお互い慕うようになります。
琇蘭は子供ながらとても美しく聡明で、その美…

6
PAGE TOP