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秋月こお 稲荷家房之介
おおみそか
ネタバレ
古事記をベースにした作品、と聞くとちょっと難しそう…と引いてしまうかもしれません。私も買ってから読み始めるまで間が空きました。 ですが、読んでみた感想としては「歴史モノが好き、歴史小説を読むのが苦じゃない」という方なら全然違和感なく読めると思います。ただ時代が神話の時代っていうだけで、とても読みやすく描写されています。流石、秋月先生! お話の難易度をもっと伝えやすくするなら…秋月先生ファン限定…
秋月こお 有馬かつみ
このお話のカップルは地元名士のドラ息子(元暴走族副ヘッド)×左遷された才色兼備なハリネズミ、です。 平たく言えば『不良な兄ちゃん×美人な優等生』ですね。 ただしこの不良な兄ちゃんは地元名士出身ですので表の世界、裏の世界を見聞きしています。不良に走っても鬱憤晴らしにさせておけ、と親の掌でしかいられないことを痛感した過去があります。改革という理想や希望に燃えてもままならぬ事が身に沁みている苦労…
秋月こお 円之屋穂積
marun
シリーズ2作目は、読み応えたっぷりの375Pの厚めの文庫です。 年末のサービスかと思える分厚さですが、完結にはまだまだ道のりがありそうでした。 1作目では信じていた兄とも慕っていた守備隊長ドノパンに騎士道の忠誠の誓いと 引き換えにするように半分騙されたような形で凌辱され、あまりの出来事にタガーで ドノパンを刺し殺したと思い込み、行方不明の母の騎士だったエラム卿と従者を連れ、 城から逃げ出…
秋月こお 後藤星
snowblack
最初に、この本は全くBLとは言えないということをお断りしておきます。 萌えは皆無ですし、個人的に気にくわない思いもあり評価は「中立」としましたが、 非常に面白かったです。 富士見は桐ノ院と悠希の二人の物語ですが、彼らを結びつけ彼らが愛する市民オケをはじめ 彼らを取り巻く人々の群像劇という側面があります。 今回のこの外伝では、二人の関係に関しては殆ど取り上げられていないのですが 周囲…
雀影
お楽しみ感謝本。 長かった、富士見二丁目シリーズ本編が、最後にあんなエピソードで、怒濤のような展開で終わりを迎えたので、 確かに、アレはアレで、ずっと書き続けられた二人の物語を一段落させ、一応の終わり迎えるのに必要なピークではあったと、得心はしているのだが、 でも、やっぱり、このまま終わりって、 それって、 それって、、、、、、、 という気分を払拭したい、的な、 本編シリーズ…
秋月こお 西炯子
あむり
前巻は、自分に自信を持てないことから、 圭の自分への気持ちを疑ってしまう悠季でしたが、 気持ちを確かめあい、 ついに本巻で2人の所属する地元オーケストラの演奏会を迎えます。 勘違いからのゴーカン事件が起こり、何とか両思いにいたり、 でも、すれ違って、やっと2人が1つやり遂げた巻であり、 何とも嬉しい作品です。 なが~~~~い富士見シリーズなのですが、 シリーズ1作目は全4巻…
フジミファンとしては、新刊の発売を待ちにまったので、 読み終え、満足満足なんです・・・、が、フジミストのための作品でした。 客観的にみたら、 正直、BLではないとも言えると思うので、「中立」と迷いました。 ただ、一ファンとしてということで、敢えて「萌」評価を選ばせていただきます。 内容としては、 本編で起きた冤罪事件は、悠季が中心になって描かれていましたが、 今回は外伝ということ…
長い長い富士見二丁目シリーズの、最終巻。 まずは、ここまで書き上げた作者とついてきた読者の皆様にお祝いを申し上げたい。 実のところ私は今年になってからこのシリーズと出会い、40数冊一挙読み。 来る日も来る日もひたすら読み続け、頭の中には絶えずシベコンやチャイコンが鳴り響き、 …という有様でしたが、20年の長きにわたって伴奏ならぬ伴走していらした方々にとっては 本当に完結は感無量なこと…
4冊ある1部ですが、この3冊目が1番好きです。 受としては、かなりしんどい展開ではあるのですが、 この後の展開を期待してしまう1冊です。 悠季は、圭のことは好きとは言えないまでも、 体の関係を持っている状態での事件発生。 悠季は、高校の臨時教師として音楽を教えており、 部活ではブラス・オーケストラの指導をしている。 ところが、部活の生徒にゲイであることが知られてしまい、 ク…
1巻で、思い余った上に、壮大な勘違いをした圭(攻)が悠季(受)を 無理やりいたしてしまった後の2巻。 圭の苦悩ぶりがいいですね。 そして、2人が所属するアマチュアオーケストラの再生への第1歩。 やはり、万能であろう設定の攻が苦悩するストーリーはとても 好みです。 悠季のアパートが消失してしまい、圭のマンションに転がり込むことに。 その上、圭は、指揮者としての立場から、 悠季…