秀香穂里さんのレビュー一覧

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

消化不良気味

左程売れなかった元俳優で脚本家に転向した向井を中心にした3Pもの。
受けになる向井はバツイチで妻に甲斐性が無いと離婚したばかりなのですが
人気実力派俳優で劇団員時代からの親友の宮乃と急接近することになります。
その一因が若手俳優の伊織が向井に近づいたことが発端で向井の脚本に惚れ込み
是非自分を端役でもいいから使って欲しいと初対面の向井に本気を示すように
キスを仕掛けたこと。

向井の…

3

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

3Pって難しい!

3Pモノって、ほんとうに難しいと最近つくづく思う。
個々のキャラクターはそれぞれに味があるのに、3人で組み合わせてみると何かどこか自分的にモノ足りない部分が出てくる。
エロエロのエロ三昧攻めで押しきればそれはまた満足なのだが、関係性で魅せるとすると御約束的にどちらも選べない為に二人共選ぶという結末が待っている場合、個人満足度がガクっと落ちることが多々あるのです。
今作も関係性を見せる話とはな…

6

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

設定は魅力ありそげ⁈ 整合性があれば。

秀先生、演劇系が好きなのか、「3シェイク」と同様、演劇やドラマがらみ。
役者から脚本家になった三十路男と、売れっ子俳優ふたりという、
3シェイクと似通った設定です。
エロシーン撮ったら鑑賞会、
「3シェイク」ではそのオイシイ部分をすっとばしていたが、
今回はソコもしっかり書いてます……が、なんでこう説明的になるわけですか orz
3シェイクとこれと、どっちが面白いかというと、若干だが「…

5

他人同士 3 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

意外と青春もの的な完結編

失ったものの大きさが、想像を超えていた事実を認めたくない主人公は
周囲の心配をよそに仕事に没頭する。
が、もちろんうまくいくはずもなくミスを犯す。

打ちのめされつつ、自分と向き合い過去と決着をつけていく完結編。

意外と青春ものな感じで、青臭いセリフも多いけど
大人になった今こそしっかり読んで、大いに照れて語りたいっと思った巻。

若い人には、臭すぎるところもあるかもね。

1

他人同士 2 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

過去と現在の2巻

過去の痛い失恋をさせた男が登場。途中から、この年上の男が少しは優しい心を
持っていますように、、と祈りながら読んでしまった。

大きなトラウマとなる経緯は、単純にいかないこの世界の一端を垣間見せる。

そして過去の男との再会が、彼の心も体も大きく揺さぶる2巻。
傷つきたくない男の大人のプライドが、いつの間にか心に住み着いた
ヤッタら追い出すはずだった年下の、認めたくはないけど大事にな…

3

他人同士 1 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

年下ノンケに攻められる

恋愛なんて信じないでその時の欲情のままに生きてきた男が
まっすくでノンケの男に組み伏せられてしまう話。
しっかりと仕事の話も書かれていて読ませてくれる内容。
ただガッツクだけのものじゃないので、感情移入できる(って誰に?!)
2巻3巻とボルテージ上がっていきますよ(*^_^*)

4

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

いろいろ読めて楽しかった。

読みたい作家さんが書いてたので全サの応募してみました。
気になった作品の感想をいくつか。

「熱い日々」秀香穂里
原作?は読んだことないんですが、今回の読んだだけでもなんだかとても面白かったです。
ツンデレというか美人系の仕事のできる姉さん受と大型ワンコのような攻。
別の仕事が入ったからと一緒にするはずだった取材旅行に出られなくなった2人。
攻は別の人物と現地へ向かって仕事を。
受…

1

血鎖の煉獄 小説

秀香穂里  奈良千春 

近親相姦ネタが無理な人は無理

 心療内科医の国友は、16歳の時に「あんたの子だから」と言われて、息子を預けられた。
 それは、二つ年上の女の人と関係を持ち「生がいい」と言われてできた結果の子供だった。
 その子供・悟ももう二十歳。
 大学生とモデルという二足のわらじを履き、順風満帆な人生を歩んでいるように思えていた。

 ところが、国友が酔っぱらってしまった同僚を自宅に連れ、玄関先で押し倒されそうになっているのを見て…

2

閉じ込める男 小説

秀香穂里  葛西リカコ 

寂しさと共に育った執着が萌えです

執着愛!いいですね~素敵ですね、萌えます!
同じ施設で育った二人、共に寂しく愛されることを願った二人が互いの存在で
癒され、一生傍にいることを子供ながらに強く求め強く誓う。
そして二人は施設を出て自立する。
もちろん、二人で暮らす為に施設にいた頃から二人でお金をコツコツ貯めての自立。

幼い時から共にいて、攻めになる智貴は子供の頃の大好きから次第に全てが欲しいと
思う愛欲込の思いが育…

2

Chara collection EXTRA 2007 グッズ

『桜姫』です!

今までの方のレビューを拝見して思うに、みなさま『お目当て』がそれぞれ違うんですね~。同じ作品(小冊子)を指しているとは思えないくらい。

私はとにかく『桜姫』です。オンリーワンです。

もともとキャラ文庫の人気シリーズはあまり読んでいない(あるいは好みではない)ので、毎年発行されるこの小冊子もこちらしか持っていません。そもそも応募する気がないんです。興味がないから。
でもこれだけはどうし…

1
PAGE TOP