秀香穂里さんのレビュー一覧

じゃじゃ馬花嫁 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

じゃじゃ馬?…でもないかな

タイトルと表紙から花嫁物とは分かっていたのですが、結構とんでも設定のコメディでした。
受け様視点と攻め様視点両方でお話が進んでいきます。
要になる要素はラスト近くまではっきりと明かされないので、期待しつつ読み進めることが出来ると思います(でも予想は結構序盤からつくかも…)。
個人的には和紗は『じゃじゃ馬』という程やんちゃには感じられませんでした。
結城に対して大して抵抗もしていないので、そ…

2

じゃじゃ馬花嫁 発売記念ペーパー グッズ

天然…だよね?(笑)

小説『じゃyじゃ馬花嫁』の発売記念ペーパーです。
本編でも甘々な2人でしたが、このお話ではそれに加え和紗の天然ぶりが際立っていました。

とある日の会社での開発会議での出来事です。
会議中に熱い視線で恋人の結城を見つめていた和紗。
その視線に耐えられず、会議後和紗に声をかけて引き留める結城。
他には誰もいない部屋で恋人同士が2人きり…することと言えばもう予想は付きますが、流石の結城もタ…

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トライアングルエクスタシー 小説

秀香穂里  兼守美行 

背徳感薄めの3P

双子の攻めに受けが1人という構成の3Pは、秀香穂里先生ご自身の2014年発表の作品「双子の秘蜜」に似ています。
読んでみると、「双子の〜」よりもより一層甘く、ほとんどファンタジー的にトントン拍子、葛藤も無く3人がハッピーなエロおとぎ話的な展開のようなお話。
表紙絵からもわかる通り、受けの子は可愛らし〜いルックスでほとんどショタっぽい。

主人公は、大学4年の澤野一郁(かずふみ)。
編集者…

1

溺愛カフェとひつじくん 小説

秀香穂里  yoshi 

最強天使に持ってかれました

表紙から伺える、可愛らしくてハッピーな空気そのままの作品です。
表紙のど真ん中で手を広げる天真爛漫な3才児が、物語にハッピーな魔法をかけてくれるのです。

主人公は、劇団員で役者志望、兼フリーターの陽斗(はると)、21才。
劇団のチラシ配りで空腹と熱中症寸前で倒れかかった所を助けたのが、3才児の羊介(ようすけ)と保護者の大野賢一郎、33才。
賢一郎は近くの「ひつじカフェ」の店主で、何も食…

0

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

ライトなガチ兄弟ものです

イラストのミドリノエバさん目当て。
秀さんは初めての作家さんなので悩んだのですが、
口絵の攻め※がカッコよすぎて買わずにはいられませんでした…。
私は小説を読む時、登場人物は挿絵イラストのまま
脳内で動き回るため、イラストの重要度が非常に高いのです。
※弟(←重要)で雄み溢れる強引ワンコ

モデル業界を舞台としたガチ兄弟ものです。
設定の割には葛藤も背徳感もそれ程ディープなものは感…

5

水曜日は淫ら 小説

秀香穂里  周防佑未 

「ドリームじゃないかも」と思わせる説得力

個人的見解ですが『ノンケの男性がいきなり男性と性的な関係を持つ』というのは、やはり無理があると思うのです。でも、BLにはよくあるシチュエーションな訳で。
だから『何でそうなった?』についてリアルに描いていただかないとその後のお話が響かない場合もあるのですが、今作はその辺が「上手いなー」と思いましたよ。秀さん、手練れですねぇ。

広告会社に勤める三嶋巧は初めて入った品の良いバーで酔い潰れていま…

3

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

『紙一重』が掴めれば萌えが倍増するのかも…

ガチ兄弟ものはまだ数冊しか読めていないので深く語るには及ばずなのだが、個人的には漫画より小説のほうが取っ付き易いかな、って事で読んでみた一冊。

話の内容は”逞しい男らしさがない”っていうコンプレックスの強い兄・貴明視点中心で進んでいく。
歳の離れた弟・竣一が望んでいるものを全て持っている事に憎しみを抱いていて離れようとしても、弟のほうが常に懐に入ってくるのでどうしようもないジレンマを抱えて…

2

ふれてはいけない~他人×俺×弟~ 小説

秀香穂里  國沢智 

執着俺様と優しげ変態の間で…

エロの匠、秀香穂里先生のどエロなガチ兄弟プラスワンの3Pモノです。

主人公は私立中学の国語教師・榊彰一。
彰一には誰にも言えない秘密があった、それは……
…という感じで、なんと!
家では執着弟に誰かに触られてないか「肛門検査」をされてるのですよ〜。
なぜ弟・翔がそんなことをしているのか、は一応理由があるのです。
それはまだ2人が子供の頃。彰一が勉強でいくら頑張ってもお母さんから放っ…

1

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

毛嫌いしてて欲しいのです!!

こちら、ガチ兄弟ものになります。

私は元々、義理ガチ問わず兄弟ものが大好きなのですが、それも兄×弟ではダメなのです。
弟×兄じゃないと!!
で、面倒くさい事を言わせてただきますが、受けである兄が弟を毛嫌いしてて欲しいのです。
そこに、超執着してる弟。

あのですね、毛嫌いしてる、しかも弟!!
そんな男に陵辱され、受けが酷い屈辱を味わって傷付くと言うのがゾクゾクするほど好きなのです…

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弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

弟×兄もの

作家買い。秀さんの新刊は弟×兄。血の繋がりのあるガチ兄弟ものなので、苦手な方は注意された方が良いかもしれません。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







主人公は貴明。
ほぼ彼視点でストーリーは展開していきます。

モデル事務所でマネージャー業をしている貴明は、綺麗なビジュアルを持つイケメンさん。が、彼は自身に対する根深い劣等感がある…

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