秀香穂里さんのレビュー一覧

虜 -とりこ- 小説

秀香穂里  山田ユギ 

やはりあいつが…

麻取と元締が結ばれてしまうというファンタジー
けれど、そこに行き着くまでの物語がしっかりと描かれていて、他のレビュアーさんも書かれてましたが、映画化や二時間スペシャルドラマにしてみて欲しい。

悪者は、やはりというか王道の信頼していた上司ですが、コレまた随分と昔から腐っていたようで。そういう意味で攻めの元締が極悪人にならずにラブストーリーに組み込めるような感じに仕上がっています。
最後は足…

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愛されオメガのアルバム帳 小説

秀香穂里 

家族愛と夫婦愛

『愛されオメガの授かり婚』の番外編です。

こちらを発売時にはこの作品を読んでいなかったので
紙の本は既に売っていなかったのですが
電子で配信してくださっていたのでそちらで読むことが出来ました(*´ー`*)

本編終了後のお話で、廉が4歳、翔が3歳の頃のお話です。
子供に対する親の愛情がすごく伝わってくるし
親に対する子供の愛情もすごく伝わってきて
改めてあぁ…いい親子だなぁと思…

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真夏の夜の御伽噺 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

ファンタジー色が強い作品

おもちゃメーカー勤務の受け、正は、自分がおもちゃを作るために入社したのだが、配属は営業。その仕事にやりがいを見出せず、腐る毎日。
その日も接待の帰りに歩いていたらバーを見つけ、ふらっと入るとそこは変なものを置いている喫茶店だった。。。。

疲れて愚痴る正。マスターである勝一はいい夢が見られるというロウソクを正に薦める。正は騙されてもいいやと、それを試すが…


夢で見たことで背中を押さ…

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ディープフェイス ~閉じ込められた素顔(下)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

リョウとは?

上巻で、リョウが“篠原亮司”だといわれ、貴志はすぐには信じられません。下巻ではストーリーよりも萌えに重心をおいた感じになっています。
多重人格、ってやつなのですが、真面目で責任感のある篠原が受け止めきれない時に出てくる人格だと。

貴志はリョウを好きになってしまっているんですよね。何がどうなっているのか、篠原には双子の兄がいるという事実も相まって、混乱します。
冷静になろうと箱根に一週間の…

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ダークフェイス ~閉じ込められた素顔(上)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

記者魂

貴志が刑事物かと思うくらい、事件に首を突っ込んでしまい、、、

最初は襲われてあらあら、、という感じかと思っていたんですが、そこから心がハマってしまうとは。
ハラハラするようなサスペンス?で、一気に上下巻読んでしまいました。

貴志は犯されても何されても事件の真相を突き止めることを諦めない、凄い男です。
ここまで怖いもの知らず?で進めるのは勇気がいったろうな。そしてなぜか篠原とのやり取…

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脱がせるまでのドレスコード 小説

秀香穂里  八千代ハル 

憧れのデザイナーに指名にされて

今回はメンズブランドデザイナーと
憧れのプラントに入社した新入社員のお話です。 

憧れのブランドに入社した受様が
攻様のアシスタントとなり、恋人になるまで。

両親のギャンブル好きで貧乏だった受様は
おさがり服しか与えらなかった事から
自分で稼げるようになったら好きな服を買いたいと
強く思い続けて育ちます。

そんな受様が高校生の時に出会ったのが
メンズブランド「ナイト・…

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脱がせるまでのドレスコード 小説

秀香穂里  八千代ハル 

昭和のかほり

……すみません、正しい読み方かどうかわからないのですが「お、昭和」って思っちゃったんですよ。
これはたぶん、あーちゃん2016さんがレビューに書かれている様に『昨今難しい社内恋愛というか上に立つものからの手出し』だからなんじゃなかろうかと思うのです。

それもこの『上に立つ人』が受けくんの憧れのブランドのデザイナーなんですよ。
おまけにこの憧れブランドに入社したその日に、彼のアシスタントに…

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ドンペリとトラディショナル 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

入れ替わり?!

ホストのコウとメンズのブティック営業の涼。
オデコをぶつけたショックから入れ替わってしまうわけですが、、、

コウは慣れない、そして押しだけではいけない営業に。涼はいつもの紳士的な振る舞いを押しの強いナンバーワンホストとしてこなさなくてはならず…
そんな中で、二人はお互いの長所や苦労やプライドを疑似体験しながら想いをはせます。

元々ゲイの涼は、コウに惹かれます。見た目は自分なんだから…

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他人同士 3 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

やっと…

今まで、諒一のややこしいトラウマや仕事と恋愛についてのこだわりから、暁と両片思いとも言うべきモヤッとストーリーだったのですが、いよいよ大詰め。

暁のカメラマンとしての岐路に立ちます。諒一は彼のキャリアのことを考えたら行かせたい。でも行ってほしくない、戻ってきてくれともプライド?が邪魔して言えない、と、どーにも動けない状態に。
これまで登場した周囲の友人や同僚達が活躍します。

とうとう…

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他人同士 2 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

過去がトラウマ

諒一が暁に対して素直になれない理由、それが過去の恋のトラウマってことが語られます。
帯、、、なんて嫌な奴なんだ!
でも、確かに振り返れば諒一は帯に寄りかかるばかりで、分からなくもないけど、それにしても最後の最後にやられましたね。しっかり(多分、帯の思惑通り)諒一は恋愛へのトラウマとなり、帯のことはずっと頭に残ってしまう結果に。

で、それがために実は諒一の心に入り込んでいた暁を遠ざける結果…

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