秀香穂里さんのレビュー一覧

他人同士 2 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

過去がトラウマ

諒一が暁に対して素直になれない理由、それが過去の恋のトラウマってことが語られます。
帯、、、なんて嫌な奴なんだ!
でも、確かに振り返れば諒一は帯に寄りかかるばかりで、分からなくもないけど、それにしても最後の最後にやられましたね。しっかり(多分、帯の思惑通り)諒一は恋愛へのトラウマとなり、帯のことはずっと頭に残ってしまう結果に。

で、それがために実は諒一の心に入り込んでいた暁を遠ざける結果…

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他人同士 1 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

デビュー作とは思えない!

ややこしい恋愛観を持ってる諒一と真っ直ぐな性格の暁。

この二人の日常の仕事と生活、過去と現在がうまく読み手に飽きさせないテンポで書かれていて、ガッツリファンになりました。この巻ではひとまずやっちゃう二人、までですが、伏線に諒一の過去が出てきます。
同人誌も読みたくなる、そんなのめり込み様。
三作、スピンオフもあって、さらにアンコールも出ている?!

散財する予感しかしません(笑)

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脱がせるまでのドレスコード 小説

秀香穂里  八千代ハル 

コムサかセオリー

八千代先生の挿絵大好きなんで購入。秀先生、ファッションお好きなのかな?作中のブランドに対する受けの熱意の記載がすごく良かったので萌2よりの萌にしました。個人的に大好きなTheoryで脳内は溢れかえってましたが、モデルはCOMME CAかな?お洋服大好きな方でしたらオススメしたいです♡本編220頁+あとがき。

幼い頃からファッションに興味があった朝陽。大学卒業しめでたく大好きなブランド、ナイト…

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脱がせるまでのドレスコード 小説

秀香穂里  八千代ハル 

シンデレラボーイ

何となく展開が読めているのに、このドキドキ感。攻めのスタンダードなアピールは結構好みです。
受けちゃんが攻め様の直属の配下に指名される…って、もう序盤から下心アリアリやんってニヤニヤ止まりませんでした。


基本的にはお仕事BLです。業種はアパレル。
攻めの華宮は「ナイト・ギャルソン」というブランドの有能デザイナー。受けの野々原は華宮のアシスタントで、そのブランドをこよなく愛するワンコ系…

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くるぶしに秘密の鎖 小説

秀香穂里  祭河ななを 

コレはバランス良い

サラリーマン(とは言え、ゲームクリエータと広報という少し毛色が違いますが)もの、としては仕事と恋愛のバランスが良くて、お気に入りの作品にになりました。

前作でチャラ男、もうダメ男だった澤村が水嶋に惹かれていくストーリーでしたが、この作品ではそれに輪をかけて、水嶋一筋になっていっちゃってる彼が愛おしい。
彼の変化が読んでいて母親のように「そうそう、君はもう水嶋に首ったけなんだから、幸せにして…

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くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

お仕事に萌えてしまう

BLというより、仕事部分が面白くて、つい読み進めちゃって。
現実はそんなにうまくバグ見つからないよとか、完璧なソフトなんて言える受けが凄すぎる!とか思いながら読んでました。
木内のプログラマに対する地位の低さとか、そう思っている人も多いんだろうなとか。実際、バグ仕込む人いるしねぇ。

で、Loveなお話の方は、澤村が典型的な遊び人で、それが水嶋との関係で「改心」してしまうというパターンの王…

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「溺愛アルファは運命の番を逃さない」コミコミスタジオ特典ペーパー「溺愛アルファと運命の愛し子」 グッズ

溺愛してるのがよくわかる

本編では書かれていなかった
悠乃の妊娠中のお話が書かれています。

「…あ、いま、ぽこって蹴った」と悠乃が言うと
キッチンで洗い物をしていた一仁が飛んできます。
本編のときもすごく良い旦那さんになる気配がプンプンしていた一仁ですが、
やはりいい旦那さんだなぁと読みながら思いました。

こちらでも悠乃に対してもだし
お腹の中の赤ちゃん(のちののどか)に対しても
溺愛してるのがすご…

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溺愛アルファは運命の番を逃さない 小説

秀香穂里  秋吉しま 

オンラインゲーム絡みはいるのかな?

イラストがしま先生なので購入しました。

施設育ちのオメガの悠乃と、アルファの一仁のお話です。
二人は悠乃の同僚の結婚式で出会います。
そして運命の番である二人はー…。

運命の番である一仁と、オンラインゲームでいいなと思っていたカイとの間で揺れ動いてる悠乃だけど、
一仁とすることはしているので、運命の番って…と思いながら読んでいました。

日常に刺激がなかったから【アルトラスエ…

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「溺愛アルファは運命の番を逃さない」コミコミスタジオ特典ペーパー「溺愛アルファと運命の愛し子」 グッズ

甲斐甲斐しい

本編最後ではいきなり結婚二年後に飛んでいて、既に一仁と悠乃との間に男の子が産まれていました。名前はのどかちゃんでした。
その時も生後半年ののどかをあやしながら、悠乃を少しでも休ませてあげようと一仁は甲斐甲斐しく動いていました。

こちらのコミコミさんのペーパーは、悠乃が妊娠7ヶ月目のお話でした。
妊娠後期に入り体調が落ち着いて来たものの、一仁のたっての願いで家政婦さんに家事を殆どお願いして…

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溺愛アルファは運命の番を逃さない 小説

秀香穂里  秋吉しま 

タイトルに惹かれたが…

前のレビューで最近の秀香穂里先生の作品には萌えられないと書いたんですが、今回も萌えられませんでした。

これ攻めの一仁視点の「束縛アルファは運命の番を離さない」が無ければ、間違いなく中立でした。
受け攻めの両視点で書いて貰えたなら、分かりやすくて面白くなったんではと思います。
でないと、出会った時から部屋に連れ込んだりと、一仁がやたら手の早いちょっと悪い大人に思えてしまうんです。
やたら…

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