愁堂れなさんのレビュー一覧

非BL作品

抗えない男 ~警視庁特殊能力係~ 非BL 小説

愁堂れな  円陣闇丸 

今回は切なかったです。

シリーズ4作目。
警察モノで非BLですが、情報屋がゲイバーのママだったり、3作目で主人公の上司がもしや…と思う感じだったりとBLとしても色々楽しめる要素があります。
今作は上司と主人公の2人きりだったり部署に増員が入るお話。
特殊能力係ってだけに、3人目も特殊能力もってますが、それによってあんな切ない結末が用意されてるとは…
作品の中で、能力はあっても自覚がないとダメって言葉があったのです…

2
非BL作品

許せない男 〜警視庁特殊能力係〜 非BL 小説

愁堂れな  円陣闇丸 

徳永さんって実は…と思ったシリーズ3作目

忘れない男シリーズ3作目。
今回も特能係の2人が犯人逮捕に活躍します。
以前徳永さんとバディだった刑事が襲われる所から始まる物語。
なんか不穏な感じからのスタートですが、今回も犯人に切ない側面があって…人を襲うのは決して許される事じゃないけど、犯人に寄り添う気持ちがあるのも人として徳永さんがとても素敵だからだなぁ、と改めて大好きになりました。
事件はなんとも切ない感じですが、事件以外の部分…

1

抑圧─淫らな願望─ 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

愛ちゃん

笠井先生なのでマストバイ。神野才さん、愛ちゃんというサブキャラで他作とゆるいつながりありますが、単独読み可能と思います。愛ちゃんは好きなのですが、今回カプの攻めが受けにやったことがあまり好きではなかったので中立にしました。受けが襲われちゃうシーンに萌えちゃうタイプの方でしたらいいのかも。本編220P+あとがき。

自分の書いた小説と同じ状況で自分が襲われた官能小説家の靖彦。二度三度と続いたため…

1

抑圧─淫らな願望─ 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

素直

才能に溢れるが故に物事に熱中できず『世捨て人』として暮らしている神野才氏が、性的な匂いのする『なんやらかんやら』で悩む人の謎解きをするこのシリーズですが、シリーズ名がついていないのですね。前2作のタイトルから私は『神の淫マルシリーズ』と呼んでいたのですが、今回からはその呼び名は使えなくなってしまいました……出版社さまが付けてくれないでしょうか?そうすると次作も期待できますし。

私、このシリー…

4

抑圧─淫らな願望─ 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

あのコンビ、再び。

笠井さんの描かれた表紙を見て、「いや、これ入ってるよね」と思ったのはきっと私だけではないはず、と思いたい。美しいがエロい…。

という今巻。

愁堂作品の『淫夢』『淫具』、そして『転生の恋人‐運命の相手は二人いる‐』に登場する神野+愛ちゃんシリーズの4作目。とはいえ、話は繋がっていないので前作未読でも問題なく今作品だけで読めます。神野さん&愛ちゃん、キャラが濃くって、というか彼らが登場しな…

5

純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

う~~ん、と3回唸った※レビューネタバレ注意


これはネタバレなしで読まないと、もったいないと思います。
※以下、ネタバレを含みますご注意ください。


謎だらけの美形攻め×平凡受け。
登場人物の明記が分かりにくいと思いますが攻めも受けも同じ人物です。

攻めは受けと出会って即監禁。
調査と言って様子見の監禁。

攻めの鈴木が一体何者変わらないまま、前半はほぼエロ。
読み手の私も受けも訳が分からないまま愛情もなくたただ…

1

入院患者は眠らない 小説

愁堂れな  新藤まゆり 

薄口BL。一応事件もの

主人公は医療MRの水野。
現在、担当の大病院副院長からヤバいセクハラを受けている。
いよいよ「一夜を共にすれば新薬を購入してあげる」と持ちかけられ。
同時に、その病院にずっと連絡も取っていなかった高校の同級生・大杉が入院していて、セクハラから助けてやる、とあることを持ちかけられる…
…と言う冒頭や、大杉の正体やなぜ水野を嵌めたのかとか、なかなか面白そう、と思いながら読み出したのですが。

0

永遠にして刹那 小説

愁堂れな  蓮川愛 

タイトル買い

あらすじ未読、タイトルに惹かれて読み始め、意外な展開に翻弄されまくり、ザワザワとした読後感に未だ心乱されております。好み過ぎて逆に不安定になってしまって、嬉しいやらみっともないやら笑

一般的な切ないラブストーリーを想像していたのですが、作者様十八番の警察ものでした。猟奇殺人の事件捜査が軸で、全体的にダークな雰囲気…(←これ大好物なんです)登場人物が多めなので、読み進めながら犯人探しもめちゃめ…

1

永遠にして刹那 小説

愁堂れな  蓮川愛 

ほんもの

表紙買い。蓮川先生の金髪ロン毛は無条件降伏なのです。お話は愁堂先生らしい事件ものなのですが、表紙後ろにいる金髪ロン毛が、おお!な設定でしたので萌にしました。良いです金髪ロン毛。色っぽいことは超少なくても大丈夫な方、事件ものが好きな方でしたら。

閉店したレストランで血まみれの遺体2体が発見された事件を捜査している望己。事件現場周辺のカメラ画像をチェックしていると、10年前に姿を消した兄にそっく…

3

哀しくて、愛しい(表題作 声) 小説

愁堂れな  yoco 

突然の家族の死 遺された者の心情描写が秀逸

yoco さんが挿絵を担当した本を集めています。

タイトルは、故人をしのぶ哀悼の「哀しい」。
二つの死と葬式の場面が出てくる

一つ目の死は、冒頭の事故で妻子を失った主人公・池田和也。
勤務中に、妻子が車の事故に巻き込まれ焼死してしまう。
自我を喪失したまま終えた葬儀の後、事故現場が見える歩道橋の上で立ち尽くしていた和也に「飛び降りんなよ」「死ぬんじゃねーぞ」と声をかけてきたのが安…

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