愁堂れなさんのレビュー一覧

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番外SSが集まって、ルチルファンには嬉しい

素晴らしい作家さん、漫画家さんの既刊本の番外SSを集めた全サ。
全ての文庫を読んでいないので、SSも読んだものだけ読みました。
episodo Ⅰ&Ⅱ after...(薔薇とライオン):ヤマダサクラコ
 「薔薇とライオン」1巻で出てきた、2つのエピソードの当て馬同士がいい感じになっていくという話。まさか、そんな展開になるとは、とちょっと驚き。総ホモ集団になってます。

乱入者と星の…

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Special Sweets(合同誌) 小説

  かゆまみむ  天城れの  義月粧子  水壬楓子  水戸泉  深沢梨絵  バーバラ片桐  遠野春日  鈴木あみ  愁堂れな  木原音瀬  柊平ハルモ  華藤えれな  榎田尤利  岩本薫  和泉桂  あさひ木葉  スナエハタ 

番外編多し。

「スイーツ」「乳首」「自由課題」の中から一つ選んでお話を作る、というテーマアンソロジー。
執筆陣が商業誌で活躍の作家さんばかりで豪華でした!
収録作品の19作品中10作品が番外編。
9作品が同人誌オリジナル作品。
小説は2段組み、作家さんによりますが5~8頁平均で、10頁をこえる作品は3~4本。
漫画は2~3頁でした。
現代劇・時代劇・学生・リーマン…設定も色々でちょっと統一感が無いな…

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月ノ瀬探偵の華麗なる敗北 小説

愁堂れな  亜樹良のりかず 

サクサク・エンターテインメント

愁堂さんお得意の、サクッと楽しいライトミステリーです。
ちょっと色っぽい、深夜の45分ドラマと言った感じの短編が2編入っています。
メインキャラは「絶世の美少年」に「絶世の美丈夫」です。
BL小説は一般的に、現代物でもメインキャラがそれなりに美形なのはお約束ですが、
この作品は、時代設定が「昭和初頭」と言う、耽美とダンディズムの時代なのもあって、もう、臆面もなく「絶世」とか「希代」とか言い…

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花の破片 小説

愁堂れな  奈良千春 

裏切り者は?

新宿退屈男のシリーズから読んでいたら、人間関係がわかるけど、これだけだと、初めのあたりでは内容を掴むのに時間がかかりそう。
主人公、田崎が裏切り者かどうか、読み手側の判断になるのと、キティ・ミミィの飼い主ジェイクの正体がさらに作品を面白くしてくれる。

0

欲望の鎖に囚われて 小説

愁堂れな  如月弘鷹 

絵はすごく好みなんだけど

再会モノ。
この作品を説明する時にはどうしてもあらすじ必要で、ネタバレ全開でしか語れなくなってしまうので感想だけ。

なんていうか~モヤモヤ。
例えば「あの頃から好きだった」という告白に対し、全然そんなんじゃなかったのに熱烈なラブ攻撃に感化されてある日から「実は最初から私も好きだったの!」って言い出すみたいな・・・?

よくあることですが、竜崎と吉井に置き換えるといやいやこれは違うだろ…

1

二時間だけの密室 小説

愁堂れな  高久尚子 

兄がかわった時!

兄の過保護っぷりは、以上かも・・・たた、弟のために必死で、
弟は兄に相談することなく、バイトを決めしかも、ピアノを習い始めた。兄の高校の同級生が健のピアノの先生と知るとバイトもピアノも無理やり辞めることになり、兄弟がいいあいになる。
大人の兄弟ケンカって感じ!
おとなしめの話。

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暁のスナイパー 蘇る情痕 小説

愁堂れな  奈良千春 

殺し屋は殺さず、トラウマ克服に付き合って、恋人になる。

何故だか、殺し屋に命を狙われる探偵の大牙はもと刑事。
殺し屋に狙われた人物は、大牙が刑事を辞めるきっかけになった事件の関係者で、しかも強盗犯に強姦された刑事だった。
殺し屋の華門 饒により、気持ちよくなるセックスをする。
饒により、開発される身体。それは、トラウマの克服につながる。
過呼吸の発作も手慣れた介抱。
事件の解決はするが、絶叫な内容ではあったが、大牙のまわりに集まる人たちが好い…

1

嘆きのヴァンパイア~愛しき夜の唇~ 小説

愁堂れな  やまねあやの 

ヤクザに吸血鬼

刑務所からでてきた亮治は、弟の殺害に組長が関与していると亮治を慕う翔によりささやかれ騙され、殺されそうになる。
金髪のシュシアンに助けられるが、正体がわからない。
助けられたが、命を粗末にする亮治をシュシアンは止める。
弟が天国にいると教えられ、シュシアンが吸血鬼と知るが気にしない。何故、どうしてとなるがら時間が過ぎるていくうちになにもかんがえなくなる。
シュシアンは亮治の身体の刺青に興味…

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行儀のいい同居人 小説

愁堂れな  小山田あみ 

兄の子を引き取ることになるが、

なんにもできない大学准教授の徳永のもとに、同居することになった高校生の薫は兄の子。
家事が出来る薫は、部屋の片付け、料理。
生活するうちに、薫は、叔父である徳永をセックスしたい対象になる。
笑えるのは、徳永は攻めだったのが薫によって受けになってしまうところ、
しかも気持ちよさそう。薫のテクニックがあるなかも、年下に攻められる徳永。教え子に手を出すだけでなく、兄の子(血の繋がりはない)にも手…

1

花の破片 小説

愁堂れな  奈良千春 

田崎、総受けでビックリ!

『新宿退屈男』シリーズのスピンオフ。
友紀の兄・真紀の親友で、友紀の元上司の田崎刑事課長のお話デス。
本編で、真紀の事件に対し何の行動も起こさず、その後もまるで敵かと思わすような行動をしていた”氷の美貌”(?)田崎の真実が明かされる!?敵なのか味方なのか?なお話になる・・・・のかな?
本編北京五輪後の話から始まります。

愁堂さん、こういうシリアス展開ものは特にですが、本格小説風の形態を…

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