愁堂れなさんのレビュー一覧

エリートが多すぎる-managers- 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

深く考えてはいけない…

若くして商社の課長職に就いたサラリーマン・西条が、後輩・三井、同期・森中、新人・加賀美という、3人の若く優秀なイケメンから同時に言い寄られて…というお話。

まるで乙女ゲームを見ているようです。
乙女ゲームよりもタチが悪いのは、最初から1ルートに確定してしまっていて、CPさせたいキャラを選ぶ余地すらないという点でしょうか。
結果的に、ほか2キャラは当て馬に成り下がったうえフェイドアウトです…

0

罪なくちづけ 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

愁堂先生の原点

こちらがデビュー作ということで。その新装版です。やっぱりシリーズものは面白い!
罪シリーズの攻様・良平と受様・吾郎(ごろちゃん)は結構最初の方でできあがってしまうので
そこがいいです。あまあまが堪能できます。
人によっては早急すぎるのでは?と思われるかも知れませんがカプの夫婦仲がいいのは
読んでて気持ちいいです。
罪シリーズの第1作目ということですが、なにやら冒頭からごろちゃんが大変な目…

2

逃避行 ~穢された愛の軌跡~ 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

記憶喪失で性格は変わるか?

記憶喪失もので殺人事件を絡めたサスペンス仕様の作品です。
テーマは2時間ものサスペンスドラマでしょうか、目覚めた時、目の前に血を流して
死んでいる遺体、そして返り血を浴びたような衣服に血濡れた手とナイフ。
自分で殺人を起こしたという記憶も無く、更に自分が何者かもわからない事態にパニック、
慌てて逃げる先に見知らぬ人物が助けてくれる。
何が何だか解らない事態に、自分を助けてくれる人物に対す…

2

絶対服従の掟 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

攻だって苦悩する。

無くなってしまった出版社レーベルからの文庫化新装版です。
面白かったです。
しかし、既読でした・・・!

一時、こういった雰囲気の話が多かったなぁ、という借金の支払いはお前の体でパターンのものに、プラス再会という要素が追加されています。

お話は先にも書きましたが別れた恋人たちの再会愛ものです。
ただ、立場が対等ではなく攻はホストクラブの経営者、受はそのホストクラブで支払いを焦げ付か…

1

絶対服従の掟 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

しょっぱなからかー…

一棒一穴主義にはつらい。
1ページ目から攻めと当て馬ちゃんとのHシーンなので、ちょっと私は心挫けた……
とは言え!!攻めの麗と受けの貴志の関係性には萌えでございます。

麗が経営するホストクラブで妻が借金を作ってしまい、麗に体を売る事で借金返済にあてようとする貴志。
二人は昔恋人同士だったのに、貴志が麗を捨てた(結果的に)事で関係が途絶えていました。
妻のために体を開く貴志に苛苛が募り…

3

下克上にはわけがある 小説

愁堂れな  木下けい子 

情けは人のためならず

下克上大好物!
タイトルと木下けい子さんの表紙につられて買いました。

総合商社が舞台なので、愁堂さんお得意の横領が起きるかと思いきや日々は淡々と重ねられます。

手酷くフラれた島田(受け)の心に開いた穴に冷たい雨が染みることなどおかまいなしに。

その穴が塞がらないなら、それに慣れていくしかない、と当惑しながらも日常をこなそうとする島田が切ない。

面倒見のいい人ほど自分の面倒を見るのは下手なん…

5

家政夫はヤクザ 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

萌えない・・・

ヤクザ(攻め)×弁護士(受け)
という流れでいくと、私の予想だと、攻め=オラオラインテリ系、受け=正義感バリバリの堅物とセオリーがあったのですが、悪い意味で裏切られてしまいましたね・・・。

攻めさんは堅物天然系だし、受けさんは弁護士の設定が活かされてないし・・・・・・。

愁堂先生の著書の中では「淫らシリーズ」が好きだったので、ヤクザ・弁護士ときたら、かたい内容の中にも、エロエロ満載か…

2

sonata 奏鳴曲 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

恋敵sが女々しすぎる

このシリーズはすごく好きなので基本は萌×2なのですが、そろそろ方向転換してもらいたいという気持ちで今回は中立。
もう、何というか、苛々します。個人的には本作で苛々がそこそこ頂点に達しそうになっております。作者さん、いい加減にしてくれませんかと言いたくなる。
(好きな方、ごめんなさい。私も決して嫌いではありません、今のループ展開が嫌なだけで。)

毎回毎回長瀬は踏んだり蹴ったりばかり。そろそ…

4

家政夫はヤクザ 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

着流しスタイルのヤクザが新鮮

日本で弁護士資格を早々に取り、アメリカでも弁護士資格を取る為に
留学中だった受け様は父親の入院を知り日本へ急ぎ駆け付けるが、元気そうな姿に
安心したものの、まだ検査をいくつかすると言う事でその間日本に残る事になるが、
父親からは直ぐにアメリカへ戻れと言われたが、あまりに父親にしつこく言われ
却って意地になり留まるのだが、家事一切が出来ない事で父親が家政夫を派遣していて、
でもその家政夫は…

2

erotica(合同誌) 小説

榎田尤利  遠野春日  愁堂れな  中村明日美子 

ハイヒールと、薔薇と、別荘と、

あすみんの表紙も美しい、榎田先生の新作「erotica」が大評判。
そういえば、同名の合同誌があったなーと思い出し、
「痛い靴」はここからの再録だなーと、引っぱりだしてみました。

表紙はこちらも中村明日美子先生。
ハッキリ言って中身はどうでもよくて、この艶めいて美しい表紙欲しさに入手したもの。
裏表紙まで開いて(表は二人の顔ですが、裏がっ!)額に入れて飾りたい〜♥

中身は榎田、…

3
PAGE TOP