愁堂れなさんのレビュー一覧

乗るのはどっちだ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

タイトルがネタバレ?

愁堂れなさんお得意の刑事物です。

麻薬取締官の青江が、ホストクラブに潜入捜査中、捜査対象者が別件で警察に追われ逃げた隙に轢き逃げされ死亡してしまいます。
その対象者を殺人事件の容疑者として追ってきたのが、紅原、警視庁捜査一課の警部でした。

青江は、捜査対象者が口封じにヤクザに消されと思っていたのですが、警察の見解は麻薬絡みでは無いと言い…
青江が潜入捜査中に捜査対象者が死亡して捜査…

8

純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

怖い執着もの、しっかりとしたサスペンス

こういう作風、設定はかなり好き。全体が割としっかりしたサスペンス。そこにBLの執着攻めを据えた、という感じ。

駅で通りがかりの人に助けられたと思ったら、どこかで会ったような。気がつくと監禁されていて陵辱の限りを尽くされる。
あ~、好み。
もしかしてあの人では?と悩むも、周囲の人の記憶とは一致せず。。
その後、少しずつ謎があきらかになっていくが、最後の”対決”シーンでいったん全容が明かさ…

2

罪な抱擁 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

第16弾です

罪シリーズも16弾目、そんなに続いてるのねと驚きました。
何時の間に…と言う感じです。

又今回もごろちゃん(受)が殺人事件に巻き込まれて…
と罪シリーズではお馴染みの展開かと思いましたが、今回は直接事件には関わっていないので、あまり危険にもさらされていません(笑)
それがかえって今回の萌えられなかった原因の一つかもしれませんが

元々の相談話は、富岡の同期の西村が、別の同期の女性社…

2

淫らな躰に酔わされて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

究極のツンデレ!?

3バカトリオの3人目、高円寺の恋のお話し。
受のツンデレぶりは私の中で史上最強でした(笑)。
リアルにいたら、受け入れられないのは必至なあの態度・・・。
それでも腹が立たなかったのは、ひとえに高円寺がヨカッタ~♪
3バカトリオの中で高円寺が一番好きな私ですが、
一番の魅力は「口調」!
「痛ぇなぁ~」をはじめ、ちょっとガサツな言葉遣いに男っぽさがツボにはまりまくり、男クサさ満載。
陸裕…

0

ハニートラップ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

ハニートラップと言うよりも潜入捜査?

愁堂れなさんお得意の2時間サスペンスドラマ調物です。

所轄のイケメンランキングで、三年連続1位で殿堂入りした程のイケメンの新妻一美(攻)
但し、空気が読めない為、自分がモテている自覚はありません。
その一美が、正義感から刑事課長を罵倒し、離島に飛ばされると覚悟していたのですが、辞令はまさかの警視庁刑事部捜査一課勤務。
しかし、配属先は特殊捜査係という聞いたことも無い部署で、捜査一課長か…

3

純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

愛と幸せは必ずしも相容れない?

愁堂さんの作品としても意外で、BLとしても変わり種ではないでしょうか。なかなか衝撃的でした。
全編受け視点です。
淕辱されたエグい傷、えげつなく刻まれた強い慕情。
夢で会えたのに掴みきれなくて、目覚めたその後でさえもまた夢で。
攻めが愛したのは本当の気持ちなのか、はたまた夢なのか妄想なのか。
ひとつ真実なのは、淕辱してきた相手に会いたい気持ちがあること。
現実と夢と、つくりごとのような…

4

たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

面白かった!

クールで感情をあらわさない、というより感情の起伏が乏しくてあまり心を動かされないスナイパー、高沢さんのキャラが光る良作。
ツンでもない、乙女でもない、きっとむさくるしいだろうと思わせるイメージの高沢。唯一、ただ銃を撃つことにだけ熱くなる。けれど、なぜか読者もどんどん高沢に惹かれていってしまう。巧いと思います。

お相手は美人やり手ヤクザの桜内。陵辱シーンから始まったので痛いのかな?と思いなが…

0

あの頃、僕らは三人でいた 小説

愁堂れな  yoco 

センシティブ=豆腐メンタル?

珍しくセンシティブ系に挑戦されたと
愁堂さんのあとがきにありましたが
センシティブというよりヘタレ??
登場人物の三人が三人とも
切ない片想いをしていていますが
健気さよりもズルさやエゴといった
人間のダメな部分の方がクローズアップされており
イラッとしつつも共感できる部分もある作品でした。

大学生の春(受け)と帰国子女の希実(攻め)は
高校時代からの親友。
そこへ、希実の…

7

ハニートラップ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

新妻、ホントにいい奴だなぁ…

最近の刑事ドラマでも見かける、特殊能力を使って事件を解決する刑事が登場。
といっても、この話の本筋は刑事もののスリルよりも攻めと受けの内面重視となっている。

井上は警視庁捜査一課の特殊捜査係に所属と言うと聞こえはいいが、仕事内容を秘密にしている為に周りから閑職と思われている。
実際は体液に触れて相手の心を読み取る事ができる能力の持ち主で、容疑者と身体を繋げる囮捜査を主としている。

4

小鳥の巣には謎がある 小説

愁堂れな  高星麻子 

うーん。。

よくある全寮制男子校物にミステリー的要素が入ったお話で、最初はどんな物かとワクワクしていましたが、途中から先が読めてしまったのと、若干無理があるかなーという感じでした。
事件の中身に捻りがないので、ハラハラ感もなく、26歳の刑事さんが高2のふりをして、違和感がないっていうのもうーん。
あとは元々ラブ要素が薄かったので、後日談のエロにも全く萌えませんでした。
Hの最中の受けの「いこう」って台詞…

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