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愁堂れな 山田ユギ
ふばば
ネタバレ
前から読みたかったんですよ、この作品。 なんてったってマグロ漁師ですよ。 ザ・おとこ!って感じですよ。 だけど、「BL」とマグロってどうなの?とそこが読みたかった点でした。 そして読んでみた感想は、男前な攻めに過去を背負う可憐な受け、というイメージがあって、実際「王道系」だと感じました。 これはイラストの山田ユギ先生の相乗効果も大いにあると思います。 寡黙で渋い男の祐二と、ほっとけない…
愁堂れな 奈良千春
スナイパーシリーズ全6作の最終作。 本作は新しい事件ではなく、前作「夜明けのスナイパー 愛憎の連鎖」の続編となっています。 前作の終わりで事後に踏み込まれた大牙は、鹿園に連行され厳しい取り調べを受けるが、黙秘。 その後保釈され、鹿園のマンション内で兄・凌駕や春香、麻生に入れ替わり立ち替わり華門との恋を止めろ、と諭される。 もちろん大牙に諦める選択肢はなく、友人を傷つけても、兄と縁を切っ…
スナイパーシリーズ全6作の第5作目。 本作のメインは、主人公で探偵の佐藤大牙の大家・春香(スキンヘッドのガチムチゲイ)の若き美青年の恋人、君人。 ある日、開店休業の佐藤探偵事務所に依頼人が現れ、「藤堂君人」を探して欲しい、と依頼してくる。実は春香の恋人・君人は、総資産百億超の資産家西宮一豊の孫だった… …という「遺産相続」絡みの事件に大牙、君人、春香、鹿園、そして華門が巻き込まれていきま…
スナイパーシリーズ全6作の第4作目。 本作は前3作の展開パターンとは少し違って、愉快な仲間の一人?麻生恭一郎がメインとなって新たな事件に皆が巻き込まれる、という展開です。 麻生は実は大財閥の長男で、ゲイバレして勘当されている。 不仲の弟・薫が脅迫状を受け取っていて私立探偵を雇っていたのだが、その男が華門に瓜二つ、いや本人で、大牙は揺れ動く! なぜ華門がここに?なぜ探偵のふりをしている?…
M+M
コミックは「花は咲くか」の番外編「white sleeping」以外は1ページ、小説は5~8ページです。 本編を既読している作品でいうと、本編を未読だと半分も楽しめずもったいない!という印象でした。 「明日屋商い繁盛」番外編は、花の下での二人の話。あともう少しだけ見たかった二人をちょっとだけでも垣間見られて嬉しかったです。 「失恋コレクター」の番外編「言い訳コレクター」は、同棲するこ…
スナイパーシリーズ全6作の第3作目。 開店休業の「佐藤探偵事務所」のお次の依頼人は… 鹿園の兄で警察庁刑事局次長の超エリート・鹿園理一郎の妻。何と夫の浮気調査をして欲しいという。 鹿園兄が浮気なんてと信じられない大牙は、背後関係を調べようとする……と言えば聞こえはいいけど、大家の春香やルポライターの麻生、それどころか身内の鹿園にまでペラペラと喋っちゃうのね。 憎めないけどさ、ダメ探偵で…
スナイパーシリーズ全6作の第2作目。 開店休業の「佐藤探偵事務所」に絶世の美女がやってきた!彼女の依頼は『華門饒という男の行方を探してほしい』… 失恋旅行から帰国の兄・凌駕と大家の春香のゲイレーダーによると、この美女は女装の男。 なぜこの美女?男?が華門を探しているのか、華門とどんな関係なのか。 どうしても気になり、華門の携帯を鳴らす大牙。 3ヶ月ぶりに会う華門に抱き潰されて家を空け…
「スナイパー」シリーズ全6作の第1作目です。 ちなみに、「暁」→「真夜中」→「昼下がり」→「黄昏」→「夜明け」→「真昼」と続きます。 さて、幕開けとなるこの「暁のスナイパー 蘇る情痕」。 大きく言えば主人公の探偵・大牙のバックグラウンド、自分が捜査一課の刑事を辞めることになった事件の隠された真相、その真相に絡んで自分を殺しに来た殺し屋との不思議な関係のはじまり、大牙の周りの愉快な?仲間た…
愁堂れな 陸裕千景子
雀影
お約束通りの玄関開けたら即~展開からの、今回の事件は、 良平は刺されて入院、入院中に吾郎は拉致されて、 良平の傷害事件も吾郎の拉致事件も、あっという間に犯人逮捕で解決、 かと思いきや…。 って、ここで続くの? 積み本から引っ張り出してきて、さすがにこの本の発行から2年たってるし、当然続きはもう出ている、なんなら家に既にある、かと思いきや、どうも続きはまだ出てないっぽい。 こ…
愁堂れな 石田惠美
香子
ベタな吸血鬼モノが大好きなのです! 愁堂さんの作品は(多分)初めてでした。文章が読みやすく、サスペンス風のストーリーも面白かったです。 他の方もおっしゃるように、ラブの要素はやや薄めですかね。Hも後半に一回だけでした。でも、首筋から吸血する場面て、ものすごくエロいと思う。 連続殺人の犯人捜査に重きを置いたストーリーで、グロテスクとまではいかなくとも血生臭い描写はあるので、苦手な方はご注意…