愁堂れなさんのレビュー一覧

可愛い顔して憎いやつ 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

先生らしい作品

愁堂れな先生のデビュー前の作品らしいですが、とても先生らしい内容だと思いました。

ちょっとほのかに「罪シリーズ」を連想させる内容と登場人物でした。

自分の見た目に無頓着で鈍くて、人が良い為に自ら危険に飛び込んで行く受けの東野。

ベタベタに愛して例え東野がショックな事件に巻き込まれようが、丸ごと受け入れて愛する男らしい攻めの坂本。

そして当て馬に高校の同級生で東野をずっと好き…

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七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

こういうお話大好きです

ずっと気になっていた作品でしたが、ようやく読めました。

サイトに掲載されていた「七月七日」と「九月九日」以外は書き下ろしらしいです。

書き下ろしの「五月五日」「十一月十一日」「三月三日」「一月一日」があることで、この作品は完全な形になったと思えました。

流田側からでは無い佐久間視点があって初めて、佐久間の愚かさや佐久間の流田への純粋な愛情を知る事が出来ました。

淡々と進む構…

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罪な抱擁 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

お馴染さが魅力である

特段面白いわけではないのだけれど、あたたかみがあり、読むと家に帰ってきたような気持ちになる。
このお馴染さが売りだと思うのですが、それを安定して続けていくのも凄いことですよね。

さて今回の事件は占い関係。
ということで、事後に占いの話をする良平とごろちゃんがとても可愛かったです。
事件中心のドタバタもいいけど、こういう何気ない話を重ねている二人もたくさん見たいものです。
いつもあふれ…

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淫夢 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

確かに淫夢ですが

この間の「淫具」が面白かったので購入。なぜかこちらは盛り上がれず、申し訳ありません、中立です。刑事さん同士のお話、本編210Pほど+あとがき。

月島西署に勤める龍(りゅう)。最近、「美少年が抱かれて喘いでいる夢」を何回もみてしまって顔色が悪いために同僚の葵から心配されています。ある殺人事件が起こって捜査していくうちに、夢でみる美少年に実際に出会い、しかもその少年が殺され・・・と続きます。

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純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

一風変わった奇妙なお話

引き続き監禁ものをちょこちょこ読んでいるのですが、これは謎多き監禁!

10年以上ぶりに再会した同級生。
しかし攻めは自分を記憶していたことに驚き、受けは唐突に監禁される。
食事を与えられつつも、することといえば体を重ねるばかり。
その中で呟かれる『洗脳』などという不穏な言葉。
挿絵効果でミステリアスな空気もアップ!(攻めが黒魔術師か何かと言われても信じそうだった)

攻めは好意を…

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FAKE-警視庁極秘捜査班- 1 コミック

愁堂れな  葉芝真己 

個性豊かな警察BL!

「極秘捜査班」通称:秘捜
それは、公には認められていない囮捜査を極秘で行っている専門組織。
物語は、上司のセクハラに痺れを切らした主人公・結城が、刑事課から秘捜へ異動したところから始まります。

まだラブ要素はありません。
でも個性豊かなメンズがチームとして力を合わせ、事件を解決していく様子が楽しい!

捜査官は全部で5人。
まず秘捜のリーダー、東條。
フェロモン全開の色男。

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FAKE-警視庁極秘捜査班- 1 コミック

愁堂れな  葉芝真己 

好きとしか言えない

どちらの先生も大好きなので迷わず購入しました。

まだまだ物語の滑り出しという感じで、恋愛要素はほとんどありません。
でも神代が凄くカッコいいし素敵なので目の保養になりました。
それから結城も単純だけど綺麗で、読んでて味方になりたくなるんです。
この2人がくっ付くのかなと想像するのも楽しいです。

捜査も毎回面白くて読み応えあります。 
他のメンバーも個性的でこれからの捜査も期待し…

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FAKE-警視庁極秘捜査班- 1 コミック

愁堂れな  葉芝真己 

安定感がスゴイです

愁堂れな先生原作の刑事モノを、葉芝真己先生がコミカライズされたという安定感がある素敵な作品です。葉芝先生のファンの方には、「10-4」の刑事版といった方がイメージしやすいかも。

主人公の結城智己は警視庁の刑事で、潜入捜査を専門に行う極秘捜査班で任務にあたるという話です。異動した日からスタートなのですが、押されて電車に落ちそうになったところを助けてくれた男が実は…だったり、仕事柄集まったイケメ…

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罪な友愛 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

一区切り

2年経っても互いへの気遣い、おもいやりであふれる良平とごろちゃんですが、そろそろ行為後ペットボトルをどちらが取りに行くかの気遣いやめようぜ(笑)
そういうところがそろそろ美点と思えなくなってきました。
寝室にちっちゃい冷蔵庫でも置いて、気になる負担減らせばいいのに、なーんて。

とそんな個人的思いは投げといて、今回の主役といってもいい富岡の決意あふれる言葉にジンときました。
そうか…とう…

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罪な片恋 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

攻メンズの危機

今回は新たなダブル脅威?(笑)の登場により、いつもよりは刺激の多いお話だった気がします。
いつでも田宮さん命マンなセコム富岡が思いもよらぬところから揺さぶれる姿を見るのは、とても新鮮で笑っちゃいました。

それにしても新メンバー、アランさんがどっかの国の王子か!?ってくらい高貴な見た目の美しい男で容姿はどちゃくそ好みでした。
陸裕先生の素敵イラストで拝めて幸せをひしひしと感じた。

真…

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