かわい有美子さんのレビュー一覧

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

やっぱり面白いっ!!

前作の「饒舌に夜を騙れ」も最高に面白いと思ったのですが、今回も最高でした。
この作家さんの描く警察や特殊部隊を背景にした作品はホント読みごたえがあって好き。
「甘い水」の2作品も良かったけれど、このSATを舞台にした今作品も一気読みです。

前作の主役二人も無論登場しているし、作品がリンクしているので、前作で気になってた
俊敏なネコちゃんが主役だし、攻め様は寡黙で身近な人間に朴念仁なんて…

10

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

手堅く面白い。

SAT(警視庁特殊部隊)を舞台にした『饒舌に夜を騙れ』のスピンオフ。

男臭くて高い身体能力と、強靭な精神的を持つ集団の話…というだけでも好物なのに、
キャラがかわい作品の中でも一番くらいに好きだった前作。
ということでこのスピンオフ、とても楽しみにしていた。

今回の主役は高梁と飯田と聞いて、飯田って誰だっけ?とピンと来なかったのだが、
高梁(タカハシ)はすぐに思い浮かんだ。
「…

14

月一滴 小説

かわい有美子  花本安嗣 

スピンオフならでは・・・かな?

スピンオフって素敵ですね♪
この本では脇役の、よく知っている相変わらずなキャラたちが物語の空気を温めてくれて、
すんなりと本の雰囲気に入り込めました。
おかげで、新たなキャラにも愛情を持ち易かったです。
チラチラと出てくる脇役が、物語をすごく華やかにしてくれている感じ。
ああ、でも今回のメインのCPは地味めなので、ちょっとその華やかに押され気味・・・
まぁ、それもスピンオフならではでし…

10

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

微熱のような初恋、大人の再会

「天使のささやき」「甘い水」に続く、平河寮シリーズ。

捜査一課から外国人犯罪を扱う二課に飛ばされた山下は、
ある日、検事となった高校の同級生・須和と再会する。
二人は昔、一線を越えることはなかったが秘かに思いあう仲だった。
同じ大学に進学したものの、すれ違うようになって10年、
久しぶりに会った二人が、さらにカッコ良くとか、ますます美しくとかじゃなく
それぞれに仕事で疲労し摩耗し、…

9

恋は遠い日の花火ではなく-総集編- 小説

かわい有美子 

一転、凄くいい♡

「上海金魚」「透過性恋愛装置」どちらもレビューでモニャモニャ言って、
かわいさんのファンの方々に、きっと嫌な思いをさせたであろうわたくしなのですが、
ここにきてやっと、きゃ~~♡と心躍りました!
素敵ですねぇ、この同人誌……(うっとり…)

商業本の方を読んで、
どうしてなのかなぁ?と漠然と思っていたことが、ちゃんと語られていたり
(老舗高級ホテルが高齢者マンションを建てるのはどうし…

7

透過性恋愛装置 小説

かわい有美子  花本安嗣 

乙女な猫ちゃん、しっかり躾てもらいなよw

受けが、びっくりするぐらい乙女で恋愛体質。
自分の気持ちに気づいてしまってからの、
攻めに対する思考も態度も話し方も、もう、どこのウブな女の子ですか?って感じ。
ベッドでの口調もすごぉ~く甘ったるい。
俺はすごいんだ!
他人の気持ちなんか無視!
そんな最初の身勝手人な言動と比べると、変化ぶりがとても激しくて、多分余計にそう感じるのです。
そんな受けの性格が、変化前も後もな~んか鼻につ…

6

君を思い初めにしか 小説

かわい有美子 

遠藤最強説

甘い水の二人が読めると聞いて入手。



【微熱惑星】
月一滴+北嶋(笑)

どこに顔を出しても安定した存在感のある北嶋。(ときに主役を食う破壊力)

今回はマテリアルデザイナーの嵯上さんとの仕事場面から

第三者目線で語られる北嶋の破天荒ぶりがたまらなく可愛いです。牧田さんのおかげで多少丸く(?)なった印象もまた良し

本題は付き合う前に高橋くんにテディベアを買っていた…

3

秋のリンクスフェア2012書き下ろし小冊子「甘い水2」&「一途恋愛自覚ナシ!」 グッズ

甘い水目当てで入手

『甘い水2』本編後のショート。

寮部屋での平和なイチャイチャが読めます。

本編ラストの温泉で
遠藤がオイルマッサージも気持ちよさそうだよな~(健康的な意味で)と言ったのを聞き逃さなかった神宮寺。

ハンズの売場でアロマオイルを(いかがわしい目的で)黙々と物色する彼を想像すると笑えます(笑)

そんなムッツリな神宮寺を遠藤がヒイヒイ言わせてやろうとする…

『甘い水』の冒頭…

1

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

リアルな人間らしさが感じられる

凄く良いですね、寮つながりで甘い水や天使のささやきにもチラ出ている山下が主役。
お相手は高校時代から仄かな思いを寄せ合っていた受け様。
友達と言うには親し過ぎて親友と言うにはどこかに甘さを漂わせている二人。
これが男女なら簡単にくっ付いているのに、同性だからあと一歩が踏み出せない。
そしてその曖昧ながらも甘い雰囲気のままに攻め様が言った同じ大学に行きたい、
二人で検察官を目指そうと、二人…

13

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

とにかく須和に幸せになってほしい話

かわい先生、こういう薄暗いというか…灰色なトーンのお話、さすがお上手です


『天使のささやき』『甘い水』に続く警察モノ・平河寮シリーズ(?)ですが

今回の主人公のひとり山下(攻)は寮生活に馴染めません。

彼は、捜査一課から組対に異動になったことを不服に思っていて、やさぐれて荒んでいます。

そんな、疲れきった仕事中ふとしたきっかけで、高校時代の親友、須和(受)と何年かぶりに…

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