かわい有美子さんのレビュー一覧

男子寮専科 小説

かわい有美子 

男子寮~

薄いです。
とっても薄いですが萌がいっぱい詰まってる。
男子寮、その名の通り、かわいさんのシリーズものから男子寮に住んでいる方々のお話です。

一番長いのが、清泉学院の寮の話。
転校生が来て・・・生徒会長の峰くんと副会長の衛守くんが寮まで案内します。
転校生は高科くんの知り合いだったという・・・。
ちょっぴり黒い峰くん、無口な衛守くん、冷静な高科くん、可愛い楠ノ瀬くん。
それぞれの…

2

甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

キスかセックスか?!

『天使のささやき』にちょっとだけ出てた、遠藤と神宮寺の話。
遠藤を追ってSATからSITへ異動になり、平河寮に入った神宮寺。
SAT時代にささいな行き違いがあり、遠藤は神宮寺を疎んでますが、
実は神宮寺は遠藤の事が、ずっと前から好きだったんです・・・

口下手な神宮寺が誤解を解けずに、遠藤に冷たくあしらわれている様子は、
なんとも可哀そうです・・・
そして篠口に嫉妬して、思わず遠藤に…

2

透過性恋愛装置 小説

かわい有美子  花本安嗣 

わがまま王子が恋すると?

私は、かわい有美子先生の本にすっごくハマっているのでこの「透過性恋愛装置」の評価が良いので探してやっと手に入れましたっwwそして、その日に読破しましたww

大人の魅力のホテルマンの牧田×自意識過剰の若手建築士の北嶋なんですが、まず受けの北嶋はとにかく俺様?わがまま?性格悪い?な感じなんですっww
前半までの北嶋は、もうどうしようもないのですっww

そんな、わがまま王子の北嶋ですが、恋…

9

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

続きが読みたくなる!

年上ちょっとオヤジ攻め×真面目健気受け。私の大好物なカップルです!

憧れの先輩である峯神が居る平河寮に移ってきた名田。
しかし実際に身近に接してみると、
「クールで仕事が出来る」憧れだった峯神の、人間臭い部分が見え、
ますます名田は峯神に惹かれていきます。

一方、峯神も真直ぐに自分を慕ってくる名田を、可愛く思うようになります。
でも峯神には過去にトラウマがあって、近しい存在を作…

5

疵 スキャンダル4 小説

かわい有美子  杜山まこ 

性格の悪い女達? 

1から4までのまとめての感想です。

真摯に仕事にかける男性の姿が圧巻でした。仕事って生きる証でもあるんですね。


性格の悪い男達を書きたかったと作者のあとがきにありましたが、男性陣に特にそれほど性格の悪い人はいませんでした。

桐原は自分勝手と司馬に評されていますが、それをいうなら手ひどく桐原を突き離した時の司馬のほうがより残酷だったといえます。どちらにせよ、若いときは自分のこと…

4

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

シリーズ同じ絵師さんにしてほしかったな

同級生再会もので、会ってガッカリしたという始まりが新鮮でした。
ときめいてもらわないと話が進まないと思っていた私は甘かった。少しのきっかけで焼けぼっくいに火がつくってのが、もうたまんない萌えでしたよ~。
高校時代は意識しつつも進展しなかった二人なのに、大人になったらあっさり一線を超えるってのがまた、なんだか妙にリアルでした。
ここには『天使のささやき』の峯神さんがチラッと出てきますが、名田に…

6

甘い水 2 小説

かわい有美子  北上れん 

タイトルの意味が…

タイトルの「甘い水」の由来が明かされ、ああやっぱりかわいさんって凄い!と唸ってしまいました。
水を甘いと感じてしまったことへの罪悪感かあ…うまい。うまいなあ。
そしてこのシリーズで最も気になってしまった篠口。彼の過去話で一冊お願い申し上げたい。
そのときについででいいから、独身寮に長いこと住んでる、いや、棲んでる宮津さんにも幸せになってもらいたいものです。
なんかやるたびに物を壊したりな粗…

8

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

思いは相手に伝えないと

「饒舌に夜を騙れ」のスピンオフ。
前作でちらり出ていた高梁と飯田のお話。
ハイジャック事件から少し時が経ち、橋埜は制圧班第2班から指揮班へ移動。
橋埜の後を犬伏が率いる制圧班第1班から移動した飯田が引き継いでいます。
その飯田が高梁を2班に引き抜くところから始まります。
公私混同の上に強引過ぎる。
このあたりで若干冷めたというか、高梁が抱いていた犬伏への淡い思いにある程度決着をつけて欲…

3

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

とても饒舌なふたり

恋愛が絡まなくてもとても美味しい設定でした~(笑)
橋埜が超男前で惚れた。
襲い受も好みです(爆)
お相手の犬伏なんですが、お仕事しているときはあんなに格好いいのになんか惜しい。
いい人なんだけどなんか惜しい。
犬伏は橋埜の尻に敷かれるといいよ(笑)

別レーベルから出ている平河寮シリーズとこちらとどちらも警察のお話なのですがその中でも一番この作品が好きです。
私にとっては、文句な…

9

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

殺伐とした中にもホッとした優しさを感じる作品

タイトルの「Zwei」 ツバイ = 内偵者の隠語だそうですが、結論から言うとこの物語のタイトルがなぜ
「Zwei」だったのか、私には最後までわかりませんでした(笑)

組織犯罪対策部二課(組対二課)の山下暎、31歳。
日頃の不摂生+年を重ねるとともに身の回りに構わなくなり、実年齢より2、3歳老けて見えるというくたびれ振りです。

仕事がらみで偶然、再会した検事の須和祐介も山下同様、さえ…

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