かわい有美子さんのレビュー一覧

閃光と共に跳べ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

また会えてうれしいよ

橋埜といえば、かわい作品の中でも「甘い水」の遠藤と並ぶオトコマエ受けの双璧!! 正直、新作でまた会えるなんて思ってなかったので素直に嬉しかった。攻めと本気でタイマン張ったとして、どちらが勝つか本当にやってみるまで分からない、くらいのハンパなく強い受け。それでいて時に無軌道に垂れ流す反則的な色っぽさ。わたしがBLの受けに求めるある種究極の理想形が橋埜なんです。

 シリーズ1作目の「饒舌に夜を…

13

閃光と共に跳べ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

全体にもっと濃く!

『饒舌に夜を騙れ』の続編。
『鮮烈に闇を裂け』の飯田×アキラも脇役として登場している。
犬伏×橋埜は大好きなカップルなので、楽しみにしていた。

橋埜が明日早朝から1週間泊まりがけで研修という前の夜、
東京タワーの見えるホテルにお泊まりデート……
ところが、橋埜がシャワーを浴びているいる間に犬伏は寝落ちてしまい
微妙な空気のまま橋埜は研修に出かける。
折悪く現地は山奥で携帯は通じず…

20

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

もっとオオカミさんでも良かったのに

なんだか波に乗れない…
かわい先生はとても好きで、職業「弁護士」とくれば大好物なのですが。
どうも、しっくり来なかったです。

ゲイのイケメン弁護士でテレビ出演もする末國と年下で別の事務所に勤める居候弁護士の高岸のお話。
ゲイであることを隠している末國はノンケの高岸を口説き落としたくて、一生懸命。
ランチの場所を把握していてほぼ毎日のようにそこに訪れたり、夜は飲みに誘ったりしますが、相…

3

Inner Universe 平河寮シリーズ総集編 小説

かわい有美子 

もっともっと読みたくなります

平河寮シリーズ、本当に面白くて大のお気に入りとなった小説です。
読了してからそんなに経っているわけではないのですが、とても懐かしい気分にさせられました。

「天使のささやき」と「甘い水」のそれぞれのCP。2話ずつ。
最初のページから一気に本編へと記憶が遡り、あーやっぱりこのシリーズ好きだ!と再認識。

「天使のささやき」の甘々CP(あれっ?こんなに甘かったけっ?w)
峯神がもう名田の…

5

恋するクラゲ 小説

かわい有美子  草間さかえ 

草間さん効果

かわいさんのホテル本といえば、あのドアマンの・・・と思い出すし、実はかわいさんとホテルって相性良くないんじゃないかと読みながらずっと思いながら読んでいました。
なんだかわかんないけど、全然入り込めなくて、とにかく前置きが長い。説明がくどい。
私もうかわいさんダメなのかなと焦る頃、ようやく二人が進展し始めホッとしたぐらい。
そのあたりでもまだなお、なよ竹の君にいまいち魅力を感じなかったのですが…

0

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

愛されるっていいなぁとしみじみ

刑事の山下と検事の須和の物語。
高校からの同級生。淡い恋心を秘めつつ親友以上恋人未満の関係を大学時代まで続けた二人。

同じ道(検事)を目指そうと山下が熱心に口説いたのに、自分だけが脱落し、そこから二人は疎遠になっていく。
山下は敗北感?罪悪感から離れていくんですが、須和はそんなことを気にするよりもただずっと彼を想いつづけていました。

再会してからは、山下は過去のそんな思いから須和に…

7

天使のささやき(2) 小説

かわい有美子  蓮川愛 

甘さ補充されました!

前巻の評価で甘さと絆が少々足りなかったと書いたのですが、もう希望通り増量されておりましたw

なんか、もう安定のラブラブ度なんですが、名田も心配してましたが気持ちが双方ダダ漏れな雰囲気でした!
峯神はもう名田のことがかわいくて仕方なんですよね~
でも彼がいることで、公安のおエライさんである兄との確執に対してもちょっと考えを変えてみたり、同僚にもソフトになったと思われたりと良い効果です。

3

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

やっぱり甘くない…けど

「甘い水」がきっかけで、平河寮シリーズのこちらも読みました。
これも「甘い水」同様甘くない展開が良いです~

警視庁SP所属の先輩後輩の二人。
後輩は先輩にとても憧れていてそこから徐々に始まるわけですが、先輩の峯神は危険な仕事のことや過去の恋の痛手もあって大切な人を作りたくないと思っています。
名田はそんな先輩に対して一生懸命でかわいらしい一面を見せ続けます。
峯神の名田へのちょっとか…

5

甘い水 2 小説

かわい有美子  北上れん 

甘くないのにとても甘い

うーん、参りました。
「甘い水」にきっと意味があるんだろうと思っていたけれど、あまりにも切ないことだった。
そして物語もぜんぜん甘くないんだけれどこれはもう究極に甘い話だったんだな。会話だけでももう甘かったです。

命をお互い預けられる関係って本当にいいなと思う。
男同士ならではって感じがする。BLが好きな理由のひとつだと思いました。

事件は今回もそれほど複雑なものでもなく予想外な…

5

甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

あっさりさっぱり甘くない

タイトルは「甘い水」なのに、甘くないwこれからどんどん甘くなるのかなぁ。
そのまだ甘くない雰囲気が良いなと思いました。

二人はSAT時代からの先輩後輩。
後輩君はSITへ異動した先輩を追って来るのですが、SAT時代のある誤解から微妙な距離感があってなかなか近づけない。
先輩の生い立ちが絡んでいて、「恋愛」ってことがあまりわかっていない先輩をなんとか頑張って攻略してく後輩君って感じでしょ…

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