かわい有美子さんのレビュー一覧

甘い水 2 小説

かわい有美子  北上れん 

神宮寺が健気

墨と雪を読んで、当シリーズにドはまりしてしまいました。
当本も長らく寝かせていたのですが、最近になって、
神宮寺可愛いと思えるようになりました。
警視庁特殊班捜査係(SIT)所属の二人がカプで、
1巻で体の関係は出来てるけど、恋人なのか???
という状態のところから始まります。
本編210Pほど、あっまあま後日談30Pほど。
最初「甘い水」って、てっきり「あの出るやつだ」と思い込んで…

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天使のささやき(2) 小説

かわい有美子  蓮川愛 

あまいぞ、このおっさん!

お話の時系列でいくと、
Zwei→天使のささやき→天使のささやき2→甘い水→甘い水2→墨と雪 ?
シリーズするっと読んだ後では、断然峯神が可愛らしくなって~♡
このエロおっさん、可愛い!にやにやが止まりませんでした(笑)
本編240Pほど、夏色全開なショート20P強。
甘さ倍増の2巻、萌2でお願いします。

シビアなシーンもあった1巻でしたが、2巻はうって変わって
あまとろな温泉旅…

1

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

働く男の格好良さったら。

警察関連の物を読みたい…と、以前から気になっていた今作に手を出してみました。
警察といってもSPでしたが、こういうのを読みたかったんだよーと大当たりヽ(´▽`)/

CPも魅力的です。
ちょいオヤジ入った男前な峯神×峯神に憧れてる真面目な若い名田。
視点が交互に変わるため二人の気持ちとかが分かるんだけど、それが焦れったくもどかしくて。
最後の屋上で名田が想いをぶちまけ峯神が受け止めるシ…

2

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

the警察もの

甘い水や墨と雪などを読んで、なんだかハマってしまい、遡り手に取りました。
警視庁本庁警備部警護課(要はSP)と寮(平河寮 おんぼろ)が舞台となる警察もの。

「命かかってます」ぐらいな事件?イベント?が発生するので
途中ハラハラドキドキものですが、合間合間にじりじり恋愛模様。
蓮川先生の挿絵がまた美麗で、最後の一枚がとっても素敵でした。
これがかわい先生にとっては書籍で初めての警察もの…

2

天使のささやき(2) 小説

かわい有美子  蓮川愛 

素直に甘える年下は可愛い

「天使のささやき」2巻です。

恋人同士になった峯神と名田。
前半から何とも甘やかな空気が漂ってます。
ちょっとした言葉遊びやいちゃつきが、「秘密の恋人」感を強調してますね。
本作は「1」よりもSPの危険任務などのお仕事描写より恋愛もの的な色合いが強くなっています。
寮の部屋での戯れや!
2人で泊まりの旅行に行ったり!
1人だけ贔屓されて(?)SATの訓練に連れて行ってもらったり!…

2

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

危険と隣り合わせの恋

いわゆる「平河寮」シリーズの一作目。
平河寮というボロ独身寮に移ってきた、警視庁警備部警護課、つまりSPの名田彰人(なだあやと)。
冒頭は、この平河寮に住む愉快な仲間たち?的に、運動部的強引な強面先輩で寮長の荒木(白バイ警官)や、全く堅気に見えない宮津(特殊班SIT)などなどとのわいわいガヤガヤ。
そんな煩わしさ満載の平河寮で唯一嬉しいのが、先輩SPの峯神がいる、という事。
名田はノンケ設…

2

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

墨は攻め、雪は受け?

警察ものはそんなに得意ではないですが、円陣先生の挿絵見たさに購入。
平河寮シリーズは、甘い水の1しか読んでおらず、悩んだのですが
読み始めたら止まらなくなって読了。読めます(損してるとは思いますが)。
当作の受けは 甘い水、Zweiで登場あり、攻めはZwei、天使のささやき(2)で登場らしいです。
そしてこれは2に続くそうで 1年後と予言されておられました。
(既に1.5年経過してますが…

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透過性恋愛装置 小説

かわい有美子  花本安嗣 

我儘お子ちゃま王子、初めての恋

受の北嶋が、すっごい性格との口コミを見て、びくびくしながら読みました。いやあ、噂に違わずすごいお子ちゃま、すごい我儘高慢でした。でも、そんな北嶋も、大人で紳士な牧田さんに恋をして、ぴゅあぴゅあな乙女になっちゃうんです。そのギャップは、必見です、すごかった。

北嶋は、自分の周りにいたら嫌だなーと思うし、他の人に迷惑かけまくっている所は全く好きになれないんですが、牧田さんに恋をして、その必死さが…

2

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

オペラ好き、必読

電子書籍で読了。挿絵なし。
今回は私がオペラ好きということもあって、挿絵がない故に、勝手にビジュアルを想像する楽しみもありました。イラストなし電子書籍ってこんな風な楽しみ方もあるのね。新しい発見。

かわいさんが感じていた疑問は舞台や映画で「オペラ座の怪人」を見たことがある乙女なら、皆が感じることではないのでしょうか!乙女かどうかは別にして、私もそう思ったもん。
「本来、こうあるべき」な「…

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銀の雫の降る都 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

作り込まれた世界観が極上のSF作品

電子書籍で読了。挿絵なし(葛西画伯の表紙絵はとても美しいのでちょっと残念)

評価はそれほど高くありませんが、お話はとても面白いです。
SFとして世界観もかなり作り込まれていますし、お話の底辺を流れている「悲しみ」が胸にグッと来ます。私にとっては哀切度の方が強くって「萌」評価っていう範疇では測れなかったんだよね。

私はこのお話を「異なる文化を持つ人が慈しみ合う」ものとして読みました。

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