周防佑未さんのレビュー一覧

ワンナイト・ラブアフェア 小説

英田サキ  周防佑未 

全力で剣持を応援する!

もっと読みたい。が1番の感想です。
剣持は決心した。その後どう絡め取っていくのか、はたまた手に負えないのか。
短いのにとても楽しめるお話でした。

0

初恋ロイヤルクルーズ ~憧れの王子さまと、豪華客船で子育て始めました!~ 小説

川崎かなれ  周防佑未 

どうしても比べてしまって

初読み作家さまでした。作中にチラッ登場するCPがいましたが、その「横濱IR育児日誌 ~ラスベガスの帝王と子育て始めました!~」は未読でしたが、読んでなくても大丈夫です。

豪華客船というと某名作シリーズを思い出してしまうのですが、こちらの作品では客室内しか出てこないのでジェイクが船長だと言っても実感はなかったし、豪華客船を楽しむシーンは皆無でした。

それよりも広いスイートとはいえ、幼児を…

0

フォルモサの夜 小説

水原とほる  周防佑未 

--

文庫本で読了。


周防佑未 のイラストだと、
美人受の設定だけど、汚れ顔で綺麗に見えないのが残念だった。
京劇や、中華街が好きな人向け。

1

「初恋ロイヤルクルーズ ~憧れの王子さまと、豪華客船で子育て始めました!~」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「レオくんのねがいごと」 グッズ

大切な人のために

本品は『初恋ロイヤルクルーズ』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、ある雨の日のお話です。

あいにくの雨続きで
機関車が活躍する子供向け番組の主人公になっているレオは
元気いっぱいに部屋の仲を駆け回っています。

「イルカに会いにいく」夢をかなえたレオの
今の願いは「列車に乗る事」なのです。

結翔としても広々とした庭園の芝生の上を
走らせてあげたいと思うものの雨続きでは…

0

初恋ロイヤルクルーズ ~憧れの王子さまと、豪華客船で子育て始めました!~ 小説

川崎かなれ  周防佑未 

食は全ての源です

今回は豪華客船船長と大学生のお話です。 

攻様の助けられた受様が
攻様に寄り添い、初恋を実らすまで。

受様は祖父母のフレンチレストランを
継ぐ夢をもつ大学生です。

受様は小学生で両親を航空事故で亡くし
引きこ森となりますが

そんな受様を立ち上がらせてくれたのが
祖父の店によくやってきていた外国人客の攻様で
受様は攻様の恩人であると共に初恋の人となります。

し…

0

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

最悪最低な男が最高過ぎる


まず攻めの紹介をさせてください。

初っ端から強引なレ〇プをしてしまう、一歩間違えれば性犯罪者の暴君。
イライラするとまず手が出てしまい、攻めの頬を叩く。
お前が俺を好きじゃないのが気に入らない。
そんなジ〇イアンのような俺様攻め。

どう考えても理不尽!受け可哀想!

…そう、とんでもない攻めだと思いました。

でもこの攻め、不器用と片想いを拗らせまくってます。
子共…

1

殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

電子版短編への私見

電子版には紙に未収録の短編がある、という事で購入。
改めて既読の「殉愛」と「メビウスの環」を再読したけど…
重い、重い…
こちらは紙の方でレビュー済みですが、このドロドロがどこか懐かしく今令和の時代の新たなドロドロを読みたい気分になりました。
時代も生活様式も変わったけれど、人の心はそこに沿いながらも変わらない核があると思うから。
さて、電子版限定収録の2編について。

「一通の手紙…

2

ルーデンドルフ公と森の獣 小説

かわい有美子  周防佑未 

めちゃくちゃ好ましい攻め

ちるちるの詳細検索で「ヘタレ」攻めでヒットしたのがこちら。
人狼の攻めって尊大なキャラが多いイメージの中、この攻めはどこかシャイで繊細な雰囲気をたたえた男で、めーちゃくちゃ庇護欲そそられまくりました。

最初は遠慮がちなんだけど、次第に想い溢れてスキンシップしまくりとかかわいすぎる。

私は獣姦が苦手で出来たら避けたいシチュなので(地雷というほどではないので読めることは読める)、最初は、…

3

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

破れ鍋綴じ蓋カプ

狂犬っぽい攻め、レイプありということを把握した上で読んでみたけど……。
小中時代から、攻めは何かと受けに付きまとっては暴力してたそうで……。
(同級生からみると「いじめ」と思われていたくらいの)

暴力的な男は嫌だわ……。
なのに受けときたら「いじめられていた感覚なし」だし、そんな男そういえばいたっけね……程度なもんで、これは破れ鍋に綴じ蓋カプのお話でしたね!
この受けにしてこの攻めあ…

0

殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

「一通の手紙」

短編集
なかでも「一通の手紙」が、凄く評判だったので、読んでみた。
・・評判になるだけあります。

京都の板前から、愛した人の妻へのわび状。
詫び状と言っても、調理人らしい復讐。
しかも、頃合いを見て後から届く手紙が示す内容が、グロイ。
愛しているからこその、情念と怨念。

綺月先生は、寓話的な、痛みを伴うトラウマや、深い後悔を伴う結末を仕込む展開が上手いと思う。
人を傷つける…

2
PAGE TOP