周防佑未さんのレビュー一覧

身代わり王子の純愛 小説

剛しいら  周防佑未 

あとがきまでお楽しみください

1冊丸ごと表題作です。CDは未視聴で読みました。

声真似が得意な売出し中の芸人・広夢(攻め)は、ガライ王国で容姿が王子そっくりで物真似をしていたヒカルに、行方不明中の王子の声をあてて欲しいと頼まれる。王子が見つかるまでのテレビ放映のはずが、不穏な気配を察知して…。

容姿と声、それぞれ物真似する、芸人が一時的にコンビを組んで、王子の不在を誤魔化そうとするという設定はコミカルっぽいのですが…

1

眠る獣 小説

榊花月  周防佑未 

肝心の元凶がこれ?

「かつて教え子だった頃に彼を救えなかった」なんて、余程のことがあったんだろうと思って読んだのに、ほぼ藤生先生の思い込みで、肩透かしを喰らいました。10年も引き摺るようなことだろうか。
そこが腑に落ちないもんだから、最後まで藤生先生が一人でグダグダ悩んでいるだけに思えて萌えどころではなかったです。
今現在の藤生先生はなかなか良い先生で、一人の生徒との交流が描かれており、そちらのほうがお話として面…

0

秘匿捜査~蜜約の鎖~ 小説

藤森ちひろ  周防佑未 

言葉攻め、強引な行為、濃いエッチ

どうもこういった無理やり犯しておいてそれを脅迫材料に好き勝手するという攻めには萌えないというか好みではないので、それを拒めない受けの不甲斐なさにイラついてしまいました。
まあ、拒めないのは嫌よ嫌よも…ってヤツで最初っから結構好きだったみたいだから、それじゃあ拒めないワケだよねというものなんですけど。

そにしたって、小田切は職務に忠実なあまりなのか、殺された人に対して思い入れがあったのかわか…

3

新世界恋愛革命 小説

鳥谷しず  周防佑未 

買ってよかった

なんのトピだったかは忘れてしまったのですが
「答えて姐さん」で紹介されていて、
気になったので購入した1冊です。

いや~買ってよかった!
おもしろかったです。

美人系なんだけど、
決して女性に見えるわけではない受けが
女装をするというのが好きなので
私の好みドンピシャのお話でした。

受けの真壁がとにかくかわいい!
もともと女装が趣味だったとか、
かわいくなりたい願…

2

いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

そうなりますか

過去、旧版を何度も読み返すくらい大好きな作品でした。 

最初から真崎の執着は激しく腹の立つ事も多々ありましたが
それも全て倫章を愛してるからだと最終的には納得してきましたが
今回の行動に対しては本当に大馬鹿野郎と殴ってやりたい気分です。

ここまで来ると愛してるからでは済まされないような…。

いくら朦朧としてても他の男を抱いちゃ駄目だよ真崎っっ。
まだ片思いの時ならともかく今…

9

ジャガーの王と聖なる婚姻 小説

華藤えれな  周防佑未 

ラテンなジャガー神

ブラックジャガー×日系メキシカンの警察官。
華藤さんとは個人的に相性が悪いのですが、今回もびっくりするくらい萌えなかった。なんていうか、好みの展開の片鱗はあるのに、ことごとくツボを外されるような…。
たとえば、受けが密輸されそうになっているアルビノのジャガーを命がけで助けます。これは萌えな展開なのですが、その後せっかく助けたアルビノジャガーに懐かれるわけでも感謝されるわけでもモフモフさせてもら…

6

ジャガーの王と聖なる婚姻 小説

華藤えれな  周防佑未 

ラテン系モフモフファンタジー

メキシコで警官として働く日系メキシコ人・英智(受け・23歳)は、空港で密輸寸前のアルビノジャガーを保護。
逃げる際撃たれ命を落とすが、人豹王国の帝王・レオポルト(攻め)により再び生を得る。
英智はレオポルトの花嫁として儀式に出ることとなり…。

花嫁といっても実質は「闇の世界を統治するためのパートナー」という意味合いが強く、英智はレオポルトが道を誤らぬよう見張る役割で、彼を殺し別のジャガー…

12

いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

ネタバレしてます

好きなシリーズで良く読み返していたのですがこの刊は痛かったですね
この話の何に一番しこりを感じているか,それは真崎のキャラのぶれです
最終巻の最後でいきなりの子作りエピソードがあまりに過去の言動から乖離しすぎているように思えてなりません
しかもその時の真崎の気持ちは一切語られずイメージは地に落ちたままさらっと完結(これじゃシリーズの全てが嘘くさくなってしまいます)
こういう自分本位な一面も…

11

いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

えっ?どういうこと?

いやはや、もうがっかりの結末でした。
「いつもそこには愛がある」までが面白かっただけに
最後の最後で「えっ!?」という感じでした。
のっけから変な当て馬が出てくるし、話の展開もいきなりだし
あれはいらないでしょう。
むしろ倫章がゲイのうわさで仕事を干された辺りを
もっと描いて欲しかったです…、真崎が帰国してあっという間に
解決しちゃうしすっごい軽くてご都合主義だな、って思っちゃいまし…

12

傷痕に囚われて 小説

義月粧子  周防佑未 

再会もの

タイトルの傷痕が象徴するように、一時分かれて心に傷を負った恋人同士が再会し、近づいていくお話し。
舞台は大学病院で、CPは攻めの傲岸医者と受けの医療関係編集者。人名に京都の地名がふんだんに使われています。で、受けが堀河で攻めは三條。
お仕事ものまではいかないけど、堀河が扱う医師のエッセーに三條の上司が寄稿した縁で再会、医療ミスをテーマに、遺族から責められた三條の窮地を堀河が救う、というストーリ…

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