DAO通信さんのレビュー一覧

帳と針 コミック

DAO通信 

執着と愛

暴力による物理的な痛々しさを感じる部分と恋心のコントラスト、執着や独占欲で構成されたふたりの繋がりがすごく深かった…。
カチCOMIというと"殴り殴られ"みたいな方向に偏りがちなイメージだったので、いい意味でそれを裏切ってくれる展開でした。

潤の想いはただ真っ直ぐ石神に向かっているのに対して、石神の本心はとてもわかりにくく歪んでいて。
見えそうで見えない石神の心の内側…

0

帳と針 コミック

DAO通信 

あ もしかして難しく読んじゃいけないやつだった?

最近のタイトル買いは特になんですが 変わってたり内容が一発でわからないようなものを好んで買っている気がします

これもそう 糸と針じゃなく 帳と針
この帳(とばり)に時間が経ち 静かで暗いものにゆっくり沈んでいった何かを見れるのか?と


うーーん 

攻め側の腐った場所で見つけた光が絶たれたことで燻り沈んでいくのは見れたんだけど それ以上に突然消えた光への恋情が思慕を経由して執…

0

帳と針 コミック

DAO通信 

私これ好きだわ……

まず私はこういう雰囲気のある作品が好きです。
線が細くて黒が目立つエロティックな作画と作風が合っています

攻めの凄まじい執着心に圧巻…!と思いきや、もしかしてこれ受けの方がすごい執着なのでは?となりました。
離れていても身辺調査依頼していたり、犯されそうになっても抵抗しなかったり…。受けは自分の執着心に答えてくれる人を求めていたんでしょうか

全部 受けの思い通りです みたいな飄々と…

2

帳と針 コミック

DAO通信 

闇が深すぎる。

初恋の男である石神のことをずっと忘れられず、とある事件で壊れた時計をずっと手元に置きながら、荒れた生活を送る高橋。


そんなある日、石神が突然目の前に現れて、、、
というお話。

お表紙からして、もうわかりますよね。
(ピンクと黒が目を惹く、この薄ら笑いの受けが秀逸すぎますね!!褒め言葉)

この闇深案件なストーリー。

狂気の沙汰とも呼べる高橋の石神への愛が、再会したこと…

3

帳と針 コミック

DAO通信 

エモさと狂気が交錯した執着が最高

潤×石神


過去に縋る過剰な執着・潤、
その重さを自分自身に背負っている姿がエモくて刺さる!
無自覚な愛情での執着・石神。
お互いが抱える執着から漏れ出る歪んだ心理が心を掴んで離さないし、
過去と再会後の現在が交錯しながら進行し、
2人の関係性の変化に伴う緊張感から目が離せない。

ホラー系寄りの絵柄で、特に目付きがゾクゾクする感じを醸し出しても、
実際には直接的に傷つける…

3
PAGE TOP