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13/25(合計:242件)
沙野風結子 実相寺紫子
ofnotice
ネタバレ
蛇恋シリーズでもブットビ展開に度胆を抜かれましたが…。 思うに、沙野先生のスゴいところはタブーに近い挑戦をしながら、 エロスとともに誰かを強く思う気持ちをきっちり書きだすバランスの良さです。 序盤は正直、単なる人外系ファンタジーのもふもふテンプレかと思いましたよ。 しかし、そこから徐々にダークな世界が映し出されます。 犯罪率が高まり、凶悪犯罪者が闊歩する近未来。 孤独な少年・尚…
六堂葉月 実相寺紫子
marun
文庫化再販のお話ですが古さを感じさせないストーリーで面白いです。 舞台は現代なのですが、雑誌記者として、やらせも平気でしてしまう攻め様。 お金になれば何でもOKな軽薄腹黒攻め様は、あるゼネコンの依頼で小さな島の 現人神様の取材をする事に、表向きは自然と共存する信仰の島の取材なのですが 実はリゾート開発に絡む観光開発事業の準備として、島の宗教を胡散臭さ一杯に 書いて、後の地上げがスムーズに…
mihi
ぶっとんでいて 面白かった。 ファンタジーです。 皆様もおっしゃってる通り 狼とSEXやっちゃう話。 すらすら読めました。 むしろ もっと増やして欲しかった。 犬(狼)かわいいです。 ホロリとする所も満載です。 私が激萌えした場面は 「精液タオルを舐めながら 自分で催す所」です。 犬(狼)。 まさに 犬(狼)。 かまってちゃんですよ! 狼の謎がたくさんあり 事件も起こり なぜに…
ふら
読み終えてから結構日にちが経ってしまったのですが、何とか思い出しながらレビューします。 「獣の月隠り」…前作「獣の妻乞い」にも登場していた月貴と睦月の物語です。前作ほど大号泣することはなかったのですが、精神的にきついのは本作でしたね。 同じ施設で育った仲間同士で戦わされ弱い者は廃棄処分。日に何度も注射を打たれ、激痛を伴う人体実験の被験体にされる子供たち。最初の数ページでゾッとしましたよ。 …
愁堂れな 実相寺紫子
霧島伊都
特典ペーパーのためとはいえ、あらすじなど別にそこまで 面白そうだと思わなかったし、期待したわけでもないのに、 なぜか購入してしまった本です。 表紙絵がカッコいいです。 話の内容も軽すぎず重すぎず、ちょうど良い感じです。 あとがきでも書かれていますが、二時間サスペンス調に 仕上がっているので、読みやすいです。 攻めの気持ちがようやく芽生え始めたかな?っていうところで 終わって…
妃川螢 実相寺紫子
恋シリーズ5作目は、大人風味が漂うsweetシリーズになっていました。 「これが恋というものだから」の攻め様の兄が主人公です。 クール美人で、仕事なら身体を提供する事も厭わないかなりドライな感覚の受け様。 何事にも動じないで、面倒事を回避する能力にたけた受け様が、怪我をした攻め様と 人間の言葉を全て理解しているようなジャーマンシェパードのリッキーを囲う事になる。 今までの受け様なら絶…
恋シリーズの榛名兄弟以外でのご近所カプのお話で、ちょっぴり肥満気味の可愛い 看板猫がキュービットの作品です。 この作家さんの動物が出てくる作品はそれだけで、萌え評価になってしまう。 安定した作品を長く書いてる稀有な作家さんでもあります。 そしていつも根底に甘い雰囲気と洗練された雰囲気があって楽しませてくれる。 この作品の攻め様の不器用すぎる求愛行動はかなり動物的かも知れない(笑) 口よ…
恋シリーズの6作目、レーベルを変えての作品1弾目になる作品です。 coldシリーズと共に人気の作品で、文庫化にもなってるシリーズです。 「恋をしただけ」の受け様の親友役が今回の主役、それもクールな美貌の獣医で 極道の一家の息子でもあるのですが、家業を嫌いってなるべく関わらないようにしてる。 でも、そんな実家で高校の同級生の攻め様がヤクザになってしまった事から始まる。 攻め様の一途で愚かな…
松幸かほ 実相寺紫子
kirara
『こんな、せつない嘘。』のスピンオフ。え~ごめんなさい、まずどこが『はかない恋』だったのかよくわからなかったんですが。 前作のメイン・恭一×夏も結構出てきますが、恭一のキャラクターが前作の初めからしたら、もうすっかり別人のようになってました。もしかしたら、これだけ読んだ方が楽しめたかもしれません。 事件もあるし、気持ちのすれ違いもあるのに、なぜか読んでて盛り上がりを感じなかったです…
まず、根本的な設定に躓いてしまいました。 『そっくり』な人物が『身代わり』をする、いやあ王道ですね。それ自体はまあいいんです。 ただ、その前提である『そっくり』がねえ・・・たまたま全寮制の高校で一緒になった同級生(同室者にもなったことがある)が、見分けがつかないくらい似てるって、偶然の重なりにしたって、いくらなんでも無理があるだろ!と思ってしまった時点でもう入り込めません。 これが、…