鹿能リコさんのレビュー一覧

あふれても声にできない コミック

カワイチハル  鹿能リコ 

少女マンガのようなストーリー

可愛かったです!
ちょーっと絵柄は古いような気がしますが、可愛いお話とは合っていたと思います。
ただ、やっぱりスーツの型とかは古いと感じましたね。

高校の同級生同士の再会ものです。
覆面作詞家・美晴(ミハル)は、高校時代から、現サッカー選手の伊東への片想いを引きずっている…

この伊東が美晴を全く覚えていないというところは、少し不自然に感じました。
美晴は小柄でとても可愛いので、…

0

スイーツ王の溺愛にゃんこ 小説

鹿能リコ  小路龍流 

盛りだくさんの展開でした

古閑(攻)・幸希(受)の両方の視点でストーリーは進んでいきます。

愛猫チャイを亡くしてペットロス中の古閑は、チャイと同じオーラの幸希を見かけて、バイトとして自分のペットになって欲しいと頼みます。幸希は祖父の入院費も必要なことから引き受けます。

古閑は幸希を溺愛するのですが、それはあくまでペットとしてで、幸希が「恋人にして欲しい」と言うと「気色悪い」と断ります。傷心の幸希に、古閑の友人の…

2

14歳が恋の始まり 小説

鹿能リコ 

男子高生シリーズのスピンオフ

電子版。挿し絵、あとがきなし。
Kindle unlimlted 対象作品。

男子高生シリーズのスピンオフ。
受けの昴は、赤坂学園の高校3年生。
保健の先生として、少ないながらも重要な役どころで松岡貴継がでてきます。
そして、ちらりと馨も登場。
馨は、高1として登場するので、
時系列的には、シリーズと同じかちょい後くらい?

男子高生シリーズに萌えまくり、その延長で本作を手に…

1

義兄は絶対零度の支配者 小説

鹿能リコ  タクミユウ 

 

Kindle Unlimitedなので古い本で失礼

ここまで救いがたい受けは初読みかもなぁ
『お金がないっ』の綾瀬や森本あきさんのきゃるるんかわいこちゃん受けをさらに知的障碍一歩手前にした感じです

行数稼ぎに思えてくるほど地の文(心の声)が要領を得ません
具体的にはクエスチョンマークと3点リーダーの多用
「わかんない」「やだ」「そだ」「えっと」の繰り返しです

あんなにひっぱ…

0

万華鏡の花嫁 小説

鹿能リコ  Den(den) 

4Pシーンは意外と少なめ

2007年の作品の新装版。
攻めが3人いますが、4Pシーンは物語前半に一度しかありません。

あらすじ:
大学生の千尋(受け)は20歳を迎えた夜、自身が呪術を操る一族の一員であることを知らされ、一族の暮らす孤島へ送られる。
医者の凪(攻め)、大学の後輩・漣(攻め)、前族長の息子・照(攻め)の中から一人を選び、花嫁として嫁ぐよう命じられるが…

何だか設定がよく分からないままエロシーン…

4

生け贄王子の婚姻譚 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

受けはまだ分かるんだけど

二人が最初やむを得ない事情で、交わらなきゃいけないところからスタート。
なんか面白そうと思いゲット。
最初は、攻めさんカッコよかったんです。
戦いに行って頑張るから。
その後からがイマイチ。
言葉も僕、私が入り乱れ、使い分け基準が見極めきれず、
性格も今ひとつピンと読みきれず、何だか読みにくかったです(つД`)ノ

後半、王族としての立場を確固たるものにしてくれる力を
取り戻した…

2

贖いの月 小説

鹿能リコ  高橋悠 

かなり捻りのある作品

複雑なストーリーと、どうなるんだろうという期待のあるサスペンス風のお話でした。最初は弟攻めの兄弟ものなのかな・・・という出だしに、兄弟もの好きな自分は期待でドキドキしたのですが、兄弟ものというノリは最初だけ…

弟に押し倒され、でも気持ちを受け入れられず、突っぱねてしまった孝志。弟は部屋を飛び出していき、その後遺体で発見されます。
孝志は罪悪感から満月の夜になると男性に自分をめちゃくちゃにさ…

2

生け贄王子の婚姻譚 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

ヘタレ攻めと男前受けの中華風BL

蒼萃国王子である晨生(攻め)は、国へ侵攻を仕掛けてきた敵兵の討伐で、隣国の王子である冬霜(受け)を捕虜とした。捕虜とはいえ際立った武勲の敵将に敬意を持ち、遇するつもりでいたのだが、儀式として冬霜を殺すか、彼を陵辱するかの選択を迫られる。冬霜の清廉な人柄に惹かれていた晨生は、彼を犯して妻とすることを選ぶ。冬霜もまた、自分を助けてくれる晨生に深い思慕を抱くが…。


体格がほぼ互角の、攻め×攻め…

2

生け贄王子の婚姻譚 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

中華ファンタジー

初読み作家さんで不安を感じながらも購入。
中華風ファンタジーで思ったよりも面白く読めた。王子ををわざわざ公子と書いたり、高官を大司馬・大司空という役職にしているのも雰囲気があって良い。なのに肝心の主人公の一人称が「僕」なのはいただけない。年齢も29歳なのにそれは無いだろうと思う。それを読むと一気に現実に引き戻されてしまう。
会話以外の文章は違和感なく読めるだけにとても惜しい。会話も年齢と立場に…

2

殿には絶対敵わない 小説

鹿能リコ  街子マドカ 

現代版・殿と小姓

まさに「現代版・痛快時代劇ラブコメディ」でした。大体の展開があらすじで分かってしまうのが残念ですが、苦痛を感じる展開は一切ないので、安心して楽しく読める作品だと思います。

代々の家臣のDNAゆえ殿に逆らえない気持ちと一人の成人男性として行動しなければと思う気持ちの間で揺れる真郷が健気で可愛らしかったです。殿も26歳とは思えない老成した雰囲気があり、殿らしくて素敵でした。

ドキドキするよ…

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