鹿乃しうこさんのレビュー一覧

Affair コミック

鹿乃しうこ 

ちょっと薄味な短編集

鹿乃しうこさんの2005年の短編集。
再会モノ、ヤクザ、ギャンブル、大学生同士…と、内容はバラエティに富んでいていい感じ。
ただ、表題作とヤクザモノは規定のページ数で描ききれていない感があり、鹿乃しうこさんの他作品と比べると少しだけ物足りなさを感じる一冊でした。
エロシーンも数コマで終わっている話が多く、全体的に薄味な印象。

■表題作の、高校時代の後輩×先輩は、学生時代と攻め受け逆にな…

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P.B.B. プレイボーイブルース 4 コミック

鹿乃しうこ 

×プレイボーイブルース ○チェリーボーイブルース

3巻で登場した純佑の弟〔能成〕を主役に据えて、新章のスタートです。
前章最終話との間には3年半ほどの開きがあるので、その間にすっかり様変わりしたホスト業界の世相を反映して「club DANDY」は2部営業になっていたり、ホスト君たちの髪型や服装がネオV系バンドマンっぽくなっていたり、ロリータファッションの女の子がお客として来店するようになっていたりします。

カップリング的には【ハルト×能成…

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BOY'Sピアス2016年5月号 鹿乃しうこ描き下ろしペーパー グッズ

赤石のDTの行方

 鹿乃しうこ先生の『アブナゲ。』『生意気。完全版』2冊同時発売記念で企画されたピアスのアンケートはがきで応募できる全プレペーパーです!記載されていた予定通りに届きました\(^o^)/

以下詳細なネタばれ…。


『アブナゲ。』のお話。
【KYと付合った結果…】
 最近、赤石が(ケツを)求めてこないと心配する黒田は「前はDTを捨てさせろってうるさかったんですよ!?」と現場で昂成に愚痴…

4

『P.B.B プレイボーイブルース』完結記念フェア アニメイト特典リーフレット グッズ

遂にあの人とご対面!?

『P.B.B.』完結記念フェア特典リーフレット。
アニメイトでフェア対象コミックを2冊買うと貰えます。

表紙と裏表紙は、『P.B.B.(5)』描き下ろし掛け替えカバーのイラスト(表が忍と純佑とコージ、裏がハルトと能成)。
中身が2Pのモノクロ漫画になっています。

タイトルは「彼氏と彼のパパが☓☓兄弟になりそうな件」。
昼ドラパロっぽいギャグ漫画で、一コマ目に着物をはだけプリケツを…

9

P.B.B. プレイボーイブルース 6 コミック

鹿乃しうこ 

これが『P.B.B.』の醍醐味です

 表紙に純佑と忍が帰って来ました。とても幸せそうな二人を見てほっとして、帯の「No.1店を去る」を読んで鼻の奥がツーンとなる。 大好きなシリーズの最終巻、大切に読もうと思う。

 5巻のラストで憑きものが落ちたように素直になった能成、忍に激しい嫉妬を見せたハルトがとうとう能成を抱きます。このベッドシーンのハルトと能成がとても魅力的で、二人の気持ちと体の高ぶりが感じられて素敵でした!最中と事後の…

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P.B.B. プレイボーイブルース 6 コミック

鹿乃しうこ 

心からお礼を♡

わかっていはいたけど帯だけで泣かせないでください・・・
と、思い読み始めた最終巻。

う~ん『P.B.B. プレイボーイブルース』の魅力はひとことでは言えませんね。歌舞伎町トップクラスのホストクラブ「club DANDY」。そこで繰り広げられるあの熱くて、怖くて、ずるくて…ドロドロな、でもやっぱりラストには笑顔になってしまうバトルたちは、そこらのTVドラマの何十倍もおもしろいと私は思っていま…

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P.B.B. プレイボーイブルース 6 コミック

鹿乃しうこ 

シリーズの締め括りとして

シリーズ完結巻。
4巻から始まった新章の締め括りとしては少々駆け足気味ですが、それでもやはり最終話には感動しました。

純佑の弟・能成が上京したところから始まったこの新章。
兄やハルトに反抗的な態度をとったり、女性と手当り次第に関係をもったり…と色々複雑なお年頃だった彼ですが、
前巻あたりから、成長したのか徐々に丸くなっていきました。

この巻の冒頭ではついにハルトに抱かれ、彼と恋人…

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P.B.B. プレイボーイブルース 6 コミック

鹿乃しうこ 

胸いっぱい

はー。完結しちゃいましたね。第1巻から13年ですか。なんとなく「P.B.B.」は終わらない気が…悪い意味ではなく、ずっと世界が続いていくような気がしていたので、物語が完結し、第4巻から続いていたシリアス展開(+ハルト×能成のターン)が決着するとともに、根底にあった純佑の実家問題にも答えが出て、これ以上ないほど素敵な最終巻でした。ほぅ…なんだかもう胸いっぱいです…。

ハルトと能成は意外にラブラ…

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P.B.B. プレイボーイブルース 3 コミック

鹿乃しうこ 

【純佑×忍】編が一旦区切りを迎える第3巻。

1巻で完結していても2巻で完結していても十分満足できたくらいに各巻ごとにエピソードが充実している「P.B.B.」ですが、この第3巻で【純佑×忍】編はいったん区切りを迎えます。

3巻は2巻のドロドロとはまた違う結構ヘビーな内容です。
…というのも、忍の母親が登場するから。
その前に純佑の弟で、4巻から主役となる〔能成〕が初登場するお話が入っていますが、こちらはサラッとしたエピソードで終わっ…

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P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

読み応えたっぷりの第2巻。

1巻のレビューでは主役二人の魅力についてばかり書きましたが、私がこのシリーズを好きな理由はずばり、脇役たちまで含めての登場人物たち一人一人の“泥臭さ”です。
ホストやキャバの世界って華やかな表向きとは反して、とことん泥臭い世界だと思うのですよ。
この「P.B.B.」は、純佑×忍の単なるBLだけで終わらず、そこがガッツリと描かれているのが面白い。
「もはやBLじゃない!!(怒)」と言われている…

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