鹿住槇さんのレビュー一覧

君からの逃げ道 小説

鹿住槇  高城リョウ 

鹿住槇さんの中で今一番好きな作品です!

鹿住槇さんは僕がとても好きな作家さんで、お気に入りの作品もいっぱいあるのですが、その中で最近何度も読み返してしまうのがこれです!

キュンキュンしまくる学園もの。

いきなり攻めからの告白シーンで始まってしまうので、くっつくまでの葛藤が好きな自分としては一見躊躇しそうだったのですが、この作品は違う!
受けくんのキャラがとても面白いw
王道の可愛い子ちゃんキャラなのですが、かなり突っ張っ…

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ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

もどかしい

漫画版は去年読みました。
親友の涼司に「お前見てると欲情する」と言われた透。
女の子抱いてても透の顔が浮かんでしまうと。
試させてくれと言う涼司に押し切られるまま抱かれてしまう。
透は涼司が好きだったのでそこまで嫌なわけじゃないけど、涼司の「思ってたのと違う」発言は辛い。
攻めの涼司が無神経で勝手すぎるのがちょっと…でしたが、後半の番外編では透を大事にしてて良かった。
当て馬の先輩が良…

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ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

漫画版の方が好き

先に原作の小説の方を読みました。
自分は鹿住槇さんの小説がストーリー文体作風全部大好きで、この作品は原作と漫画版(漫画版の方が先らしいです)両方お気に入りではあるんですけど、どっちを選ぶ?と聞かれたら、今回に限って言えばこの漫画版の方を選ぶかな。

小説版の方は活字ならではの詳しい情景描写や心情描写もあって素敵なのですが、なんというか――キャラの暗部も掘り下げられすぎていて、ちょっとすんなり…

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Chara collection EXTRA 2007 グッズ

東下り 秋月こお

東下りのためだけに、今では入手困難なchara collection 2007をなんとか手に入れました!
かなりお値段が張りましたが、どうしても手に入れたかった理由は業平×国経の大団円だという風の噂をキャッチしたためなんですよね。『東下り』というタイトルだけで業平さまのお話だと分かりましたし、諸兄×千寿丸カップルの行く末は綺羅星ロマンセで決着付きましたからこの東下りは業平×国経だとあたりをつけて…

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落ちこぼれ志願 小説

鹿住槇  伊吹美里 

萌えマックス!

野球もの。

いやあ、鹿住槙さんの作品って、紹介文で十分煽られはするんだけど、実際に読んでみると予想より相当可愛い!
これが作風ってやつですね。
なんとなくこの作風ってのが分かってきました。
まず、受けが超絶的に可愛い。
いや、これはBLの基本すぎですが、受けの他の特徴としては、
・むちゃくちゃ可愛いけどハーレムができるほどではなく、どちらかというと地味系
・これ以上可愛い言動やっ…

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兄と、その親友と 小説

鹿住槇  夏乃あゆみ 

むちゃくちゃかわいい話

予想に反して、むちゃくちゃかわいい話でした。
本屋であらすじを見た時は、なんかただ、体の関係を描くだけかな~みたいに想像してて。
でも三角関係っぽいのが好きなので、他に気になったのなかったし、とりあえずと買って来たんですが。

なにこれ、陽くん純粋すぎるww

心のすれ違いを進めちゃうセリフのセンスが絶妙だと思いました。
読者から見ると、若干(ほんの若干、ねw)先が読めちゃう感じなん…

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花舞小枝で会いましょう コミック

鹿住槇  夏乃あゆみ 

着物を存分に

夏乃さんの作品をずっと読みたいと思っていたのですが、やっと読めました。
表紙の素敵な雰囲気がそのままに作品にも表れていたと思います。
鹿住槇さんの作品は漫画になっている「ヤバイ気持ち」と「恋愛協定~抜け駆けナシ!」を読んでいるのですが、こちらの作品はこの2作品より更に可愛い感じのお話です。
原作がついているだけあって、ストーリー展開はしっかりしていると思います。(主人公がずっと女の子として育…

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夢中にさせて、させないで。 小説

鹿住槇  九条AOI 

安定の面白さ

しばらくBLから離れていた頃に移動中の暇つぶしとしてこの本を購入しました。
読みやすい文章と展開のおかげで久しぶりのBL本でも抵抗なく読み進められ、読み終わる頃にはすっかりBL萌えが再燃して今に至るという個人的に思い出深い本です(笑)

受けの汀は父親の部下である八木への恋をどうしても諦めきれなくて遊び慣れてるふりをして八木を誘います。
でも、いざ体の関係になってみると八木への思いは募るばかりで本…

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優しい指でふれないで 小説

鹿住槇  九条AOI 

援助交際?

作品としては決してキライではない、むしろ好きなくらいなんですが、始まりがどうも・・・

谷川(攻)が、作家さんが言われるほどロクデナシとは感じないんですが、だからと言ってすごくいい男だとも好みだとも言い難いですね。いや、読むうちにだんだん惹かれては行くんですよ。魅力がないわけじゃない。情けないけどいいヤツだとは思うんです。
ただ、とにかく2人の始まりが酷過ぎる。アレがどうしても駄目でした…

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夢中にさせて、させないで。 小説

鹿住槇  九条AOI 

一途で健気な『身体から』。

鹿住さんではベスト3には入るくらい、かなり好きな作品です。メインキャラクターが2人ともすごくいい。

すべてにおいてベタな王道というのか、まあこうなるんだろうな~というのを裏切らずに(いい意味で)突っ走ってくれて、安心して甘い切なさを堪能できます。

ストーリー展開そのものも、気持ちのすれ違い・食い違い、お約束の勘違いからの別れという流れも、まあ深みを求めたら物足りないでしょうがわかり…

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