鹿住槇さんのレビュー一覧

夢中にさせて、させないで。 小説

鹿住槇  九条AOI 

王道の心地よさを味わえる良作

年の差カップルものです。
ばりばり王道な展開ですが、ちゃんとツボは押さえてくれてて、面白かったです。

主人公は高校生(受け)。
父親が家につれてきた部下の男(攻め)に恋をします。
本当は経験なんてないのに、「恋人ができるまで遊んでよ」と、慣れたふりして攻めを誘う。
定期的に会ってセックスするようになるんですが、会えば会うほど好きになってしまい、その気持ちを持てあましてしまう主人公。

ものすごー…

2

ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

確かにヤバイ、ヤバイほどの胸キュン小説でした

私がよく見てるBLレビュー系の某個人ブログで、学園もののオススメ作品として紹介されていたので、読んでみました。
めっっちゃ!胸キュン小説でした。心臓がおかしくなったのかしらと思うほど、キュンキュンキュンキュンしまくりました。
こういう王道の青春学園小説、大大大好きです。

主人公は高校生(受け)。素直でノホホンとした可愛いタイプです。同じクラスの親友(攻め)に恋してます。親友くんは俺様タイプ。
そ…

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独占禁止!? 小説

鹿住槇  宮城とおこ 

やはり幼馴染はイイ

鹿住槇先生を知るきっかけになった作品です。
ありがちの内容ですが、おもしろかったです!!しかも挿し絵を描かれた方が、宮城とおこ先生だったので絵にも萌えましたねw

てか、幼馴染ものが好きな私にとっては、とても楽しめましたあああ!!ヾ(oωo)ノ″


力也の微妙な表情の変化がわかり、今まで力也を守ってきた 三倉章悟。
一見強面で、みんなに敬遠されている幼なじみ 樋野力也。

いつ…

1

恋の話をキミと作ろう 小説

鹿住槇  サマミヤアカザ 

これぞ片思い

この作品は、まず挿絵や表紙のイラストを見て買ったのがきっかけでした。
そして、実際に内容をよんでいく内にとても物語に引きつけられました。

英二に片思いの森。
その思いに気づかす、男と付き合いだした英二。

森の英二に対する恋する切ない気持ちが
同姓、親友だからこその悩みがひしひしと伝わってきて、シンミリいう気分に。

そこで時折発揮される英二の天然(?)さが
また二人の間を色…

2

恋の話をキミと作ろう 小説

鹿住槇  サマミヤアカザ 

表紙買いで“アタリ”

表紙がすごく綺麗で、あらすじ・挿し絵も一目惚れだったので、ためらいもなく買ちゃいましたw



瑛二が好きだが、伝えられない思いを携帯小説にして気を紛らわせている 森。
森の幼馴染でいつも失恋話を森にしている美形でかっこいい 瑛二。

いままで瑛二は、女しか好きにならなかったので、なんとか森は自分の恋心を必至に隠し携帯小説を書くことで気持ちを抑えることができたが、次の相手は自分と同じ…

1

花嫁の条件 小説

鹿住槇  麻生海 

攻がなかなかの曲者です

身替わり花嫁ものです。
と言って、少ないながらもこれまで読んだ花嫁ものはほぼ身替わりネタなので、花嫁もので身替わりと言ったら定番中の定番なのかもしれません。

この本を読んで面白いなと思ったのは、受がブライダルサービススタッフと言う点。
あくまで攻と受は偶然の出合いから始まる所です。
以前から好きだったからもっともらしい理由をつけて身替わり結婚式をでっち上げた、というパターンはこれまでい…

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復活・プリンス宣言! 小説

鹿住槇  今本次音 

和める

表題作は簡単に言っちゃうと、攻めを中心とした四角関係のお話です。
でも男だらけの四角関係ではなく、攻め以外の三人の内、一人女の子を含みます。
しかも、設定として、この攻めは男に走ったのは今回が初めてというノンケなんです。

これがただ単に『設定』ってだけで、チラっと出てくるなら別に普通なんだけど、
この、女の子の存在や、元々ノンケだったという部分はわりと後々まで効いてきます。
なんとい…

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ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

違いの判らない男

涼司が優先させたのは、友情よりも一瞬の欲だった。
透が優先させたのは、一瞬の欲の向こうにある何か
だった。

涼司の感覚では、友情と欲は並立できるものだった。
でも透にはその感覚が理解できなかった。
徐々に欲求に対して狡猾になってゆく自分に目覚めて
しまったから。

透を開花させたつもりの…多分今でもそう思って
いる涼司は、自覚なきままに違いを先に判った透に
育てられた。

2

恋になるまで身体を重ねて 小説

鹿住槇  宮本佳野 

5年もセフレ

「恋人ができたから、もうセックスしない。」
大学時代から5年越しのセックスフレンド・真田から、
一方的に別れを告げられた小早川。
お互いに何の不満もないはずと自分だけが思い込んでいたことに気付き
そこから本当の意味で真田を意識しはじめる…というお話です。

ニブチン小早川(笑)は、自覚の無い酷い男かも…。
ぐずぐず悩んで遠回りばっかりしてるし、自分や真田の気持ちに気付くまで、
いっ…

3

夢中にさせて、させないで。 小説

鹿住槇  九条AOI 

カラダ先行ではじまる恋

「恋人ができるまで、俺とつきあって」
遊んでいるフリをして、父の部下・八木に近づく汀。

カラダ先行で始まる恋のお話です。
好きになって、会いたくて、話がしたくて、ちょっとでもいいから自分を見て欲しい。
でも、それだけではどんどん物足りなくなっていく―。
恋愛の過程において、誰もが経験するような気持ちの変化に共感できました。

言葉が足りないために、すれ違ってしまう2人は、ちょっと…

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