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8/17(合計:164件)
児島かつら
うーゆむ
ネタバレ
雪崩れ込むように下巻を読みました。 声に出して読みたいタイトル、とめどなくシュガー。 とにかく、敬太と理一の遠距離恋愛が、なんかもうリアル。心理的距離と物理的距離って、やっぱり比例するところあるじゃないですか。 気持ちを直ぐ伝える、体温を感じられる距離はかなり重要です。 距離を埋めるのって、どちらかの努力だけじゃ難しい。 自己犠牲は、全然美しくはないと思うんですが、互いが歩み寄るのは…
FCC から気になる存在だった敬太のお話。 個人的に連載中はずっと我慢してました。 いや、やっぱりまとめて読みたい。 ガツンと紙書籍を買って読みたい! ただそれだけ思ってお待ちしておりました。 児島かつら先生の作品、FCC もそうですが読むと、場の空気感がすごいと思います。 都会も、田舎も、会社も。 生きているんだよなあって。 敬太と理一の始まりが、めちゃくちゃ良いです。 劇的じ…
ももよたん
いや良かった! 上巻の甘い感じ一転、下巻は辛い場面もあって胸が痛んだけどそのお陰でラストがさらに感動的でした! ま、上巻の"ネタバレ"でこうなるのは分かっていたのだが、それでも感動したよ! 当て馬の存在にヤキモキしちゃう敬太の気持ちがめちゃくちゃわかって、遠距離恋愛なら尚更気になって、喧嘩して顔みてあやまれないのも、メッセージ未読で放置されるのも苦し過ぎて悶絶しました…
本作を読むために「ファイブコーナーズコーヒー」も読みました。あの年上オーナーとの恋が叶わず男泣きしていた敬太が…! 本作を読むまでは敬太の事、ちょっと誤解していたかも知れません。 割と人生イージーモードで来るモノ拒まず去るモノ追わず的な性格なんかなって思ってたんですが、割と苦労人で将来のビジョンもしっかり持ってて、男気のあるヤツだったんですね。 同情とか同調かもしれないけど、思い出にした…
マチ520
遠恋の二人に、さらに重大な「カミングアウト」にまつわるお悩みが付きまとう展開でした。 BLでは挙げられがちな展開ではありますが、リアリティある作品だと避けては通れぬ問題……私が読んだ作品の中では一番大きく"障壁"となっていて、でもそこが現実味を出していて……。 仁科さん、意志強いから自分を貫いていきたいけどそれは怖い矢井場さん。 どっちの言い分も納得できる分読者の私も…
チャラ男ぽい受け様もそんな受け様を嫌ってる攻め様。しかし、実はそれは作ったキャラで、そうやって自分の性指向を隠していて、攻め様のことが好きだった受け様。この辺まではまぁ事の起こりですしそこまでこの作品にハマるとは思ってなかったです。はい。 その後、攻め様もだんだん惹かれて行って……な感じなんですが、最初チャラ男の受け様に私もそんな惹かれてなかったのにベールが剥がされるとともに大好きになっちゃ…
スピンオフが発売されたので、この機会にと読みました。 35歳、大学生からの親友でカフェの共同経営者。 長い年月で築いてきたこの関係を壊すのが怖くて言い出せない2人の両片思いでした。 恋愛以外は上手くいってる。 そんな2人があるきっかけから踏み出せない一歩を踏み出して…っていうお話です。 一歩を踏み出してからもすぐに答えを出せなかったり、もだもだしてますがそれが大人の恋愛なのかな、と。…
おぶもいもい
冒頭からバチバチにぶつかり合うふたりを見て、彼らは本当に上手くやっていけるのだろうかとちょっと心配になったけれど。 "目指す所が同じ"というだけあって、ピタリと合わさった時は色んな人の心を掴む歌声になるというのがふたりの表情や周りの反応からビリビリ伝わってきてものすごく昂りました。 仲良くなるとか息を合わせるとかそういう単純なものではなくて。複雑に絡み合う感情をあえて隠…
kurinn
上巻で何となく2人の間に齟齬が生じてしまって不穏さを感じてしまったんですが、やって来ましたね…当て馬が。 故郷に戻り働き始めて、田舎で人間関係も密なところでカミングアウトさえ考えられない理一でしたが、思いがけずにゲイを公言する人物と出会ってしまいます。 一方で職場の同僚たちからゲイだと分かっても変わらず受け入れられている敬太、父親を亡くしたからこそ後悔のない様に生きる潔ささえ感じました…
正直言って「ファイブコーナーズコーヒー」より凄く良かったです。やっぱりあの恋は無駄ではなかったと確信しました。敬太良い男に成長してましたね。 初めは苦手意識しか無かった理一の、意外な面を知るにつけ彼に惹かれて行く敬太の心情が丁寧に描かれていました。かなり萌えました。 ずっと敬太を好きで、でも嫌われていて、それでも近くにいたい為に明るく振る舞ってた理一の心の内を思うととても切なかったです…