チャイティーラテ
私としては、この2巻までと3巻以降というのが全然違う物語だと思っていて。1巻で登場した、雷蔵くん(言霊師一家、三刀家以外の外部の人間。)と「紙様」である紺くんの初恋を描いたもの。なんていうか、ここまではまだ爽やかというか(…いやエロいけどねぇ。)可愛いというか。
紺くんの、亡くしてしまった主、秋光。秋光はその言霊師としての初仕事で命を落としてしまったので、紺くんとの交流は無い。ただ、元・言霊…
既刊で完結した長めのシリーズものを読むのにはちょっとした勇気がいる。レビューの評価が一番高かった9巻を最初に読んで、さっぱり分からず。けれど最初から読んでみたい‼︎ と思わせるのには充分な魅力があった。で、全て読了してみれば、好きな巻もあるし、何度も何度も読み返す巻もあるが、それに比べれば1巻なんてそんなにインパクト無かったよね、と思っていて。それは間違いだった。何度も読み返して戻って来ないと、こ…
この4巻あたりからは何度読み返しても号泣ゾーンに入ります。今でも涙無くして読み進める事は出来ません。また、連載中の投票でも一番人気のあったカプ同士でもある、玄間 × 氷見。直情型の玄間と一途で美しい氷見。私もシリーズ中で一番好きな2人です。
元々は玄間の父、成間に仕える「紙様」であった氷見は作中で阿沙利が説明する様に「…氷見にとってはただの男の為に、命をかけて」玄間を守り、「白紙」になった。言霊…