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志水ゆき
Coo
こちらの巻では、メインカップルが、蒼江×直也に戻ります。 再び蒼江との同居生活を始めた直也が、挨拶の照れくささ、誰かを好きになる気持ち、そういうものを少しずつ覚え始めた頃、13歳で家族全員を亡くした事故の真相があきらかに…。すさまじくシリアスな展開に突入します。 直也の運命ってホントにどこまで過酷なんだろう…と、涙がとまりませんでした。 「よくしてくれた」と信じていた人の本当の姿を知り、…
満を持して登場。近衛(紙様)×琴葉(言霊師)のお話。 琴葉が4歳の頃へ時間軸を戻して、17歳で当主になるまでの過去編です。 生まれてすぐに母を亡くし、育ててくれた紙様も亡くした琴葉は 力が強すぎるために、一族の厄介者として捨て置かれている存在。 そんな琴葉の面倒を、近衛が見ることになり―。 うわぁ~っ。ちっこい琴葉が可愛い。可愛すぎますよっ。 近衛が餌付けしたり、琴葉をお風呂に…
崎谷はるひ 志水ゆき
陸くんの不幸な境遇がなかなか痛くて切ないお話です。 正直なところ、序盤は、どんより重たい気分になりました…。 風俗とか暴力とか、苦手な人には、結構キツイかも。 不幸の中の最良を自分なりに必死に掴もうとしている 陸くんの姿が、なんとも痛々しいです。 適切な比較対象のサンプルが周りにいないから、 自分の境遇が特別悪いということにも気付いていない。 そういう部分がとても悲しいと思いまし…
5巻に引き続き、守夜×隆成のお話。 弟のように可愛がっている少年・洋次が重傷を負い、 家まで送り届けなかった自分を悔やむ隆成。 一人で罪を抱え込み、決して自分を見ない隆成に、寂しさを感じる守夜。 隆成に頼まれ、洋次の怪我を治すため、病院に出向いた二人は、 理不尽な理由で洋次を痛めつけた高校生と病室で遭遇し、 キレた隆成は言霊を使い―。 言霊を使った罰として、死を以って償おうとする…
メインカップル入れ替えで、守夜(紙様)×隆成(言霊師)のお話になります。 現在から、過去に遡っての回想編です。 仕えていた主の死により、白紙に戻されるはずだった守夜は、 人形師の和記から、まだ紙様を持っていない言霊師の存在を聞き、 生き延びるために、彼の紙様になるべく、隆成の元を訪ねます。 しかし、隆成は、守夜の存在も、言霊を使うことも、頑なに拒否します。 守夜はいかにもインテ…
もこ
アダルトなお二人のお話でしたww 集団生活の皆様とはかなり離れてしまった感あり。 個人的にはアダルトな男二人がカップリングされるというのは思ってもない好機ですがwウマ 主人に恵まれない紙様と、言霊を使わない主人。 引き続き暗いネタでいきますが、コレはコレですごくクル作品。 執拗に言霊を使おうとしない主人と、主人がどんななのかもしらない。 過去使えてきた主人にされた仕打ちを考えても、…
メインカップル入れ替えで、(言霊師)×氷見(紙様)のお話。 16年前の過去編が中心になっています。 自分と母を捨てた亡き父の紙様だった氷見を貰い受けた玄間は、 強引に彼を犯し、毎晩のように無理やり抱き続けます。 初めて見た時から、氷見が欲しかったという玄間ですが 愛情表現がうまくできず、ついつい彼を乱暴に扱ってしまいます。 それに対して、それまでの主人とは、全く違う態度をとる玄間に…
この巻は、雷蔵×紺がメインとなります。 個人的には、かなりお気に入りなカップル。 初エッチまでの長く険しい道のり(笑)が楽しかった~。 もともと仕える予定だった言霊様のところへ紺くんが攫われてしまったり、 波乱含みの展開ではありますが、 二人が本当の意味での恋人同士になるまでの過程が丁寧に描かれています。 雷蔵のおばあちゃんが亡くなった時の回想シーンには、思わず涙が…。 ラブラブ…
乱菊
初めて読んだ志水ゆき作品。 この方、すごく沢山描いているという印象が強かったのだが、発表作は3タイトルしかなかった事に少し驚いた。 しかし短命な作品が多いBLジャンルで、2タイトルも長期連載が出来るのは稀有な作家であるという証拠でもあり、やはり志水さんはスゴイ!と言えるかもしれない。 そんな「是」の1巻は雷蔵×紺を中心に、近衛×琴葉・櫻花×紅緒・彰伊×阿沙利、そして人形師の和記などが登場…
面白い設定だな~と思いました。 言霊使い(陰陽師)と、言霊使いの災厄を引き受ける為に存在する 100%天然パルプの神で出来た紙様たちが登場するお話。 こういう設定のお話って、出てくる言葉や名前等がわかりにくくて 覚えたり理解するのが大変…というパターンに、陥りやすいと 思うのですが、その辺り上手に描かれていると思います。 物語は、言霊使いと紙様の巣窟(笑)へ、何も知らない一般人の雷…