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志水ゆき
Coo
8巻は、晴臣×葵一(蒼江兄)の出会い・過去編が中心です。 葵一と晴臣さんの、意外な過去が明かされ、びっくり…。親に恵まれなかった二人が出会い、惹かれあっていく姿が描かれています。 親に捨てられた後、双子の弟・天雷と肩を寄せ合って必死に生きてきた天雪(後に晴臣)が、弟を救うため、その治療費のために、蒼江父・将伍に身を売り、葵一と出会うのですが、蒼江父の鬼畜っぷりが凄まじいです。 我が子の骨…
8巻に引き続き、晴臣×葵一の過去編のお話。 頭のおかしな家庭教師に誘拐され、晴臣の命と引き換えに、自分の体を差し出そうとする葵一。 胸にナイフを刺され傷だらけになっても、葵一を守ろうとする晴臣。必死に戦う二人の姿が、凛々しくて、ひきこまれる展開です。雪の中、抱き合って倒れているシーンは壮絶…。 蒼江父と、錦(お寺のお坊さん)の関係も気になるところです。 誘拐事件が解決した後、蒼江父の世…
ミドリ
是の中で彰伊×阿沙利の次に好きなカプです。 刷り込みって近衛が言うように、誰も知らない世界の中でただ近衛一人だけがそばにいて、あんな風に尽くしてくれたら好きになっちゃうよね。 ていうか琴葉は近衛だけしか知らないっていうほうが正しいですよね。 でも琴葉はそんな近衛のことが好きなのは事実なんでしようがないと思う。。 近衛のほうも、琴葉のはじめての精通現場に出くわして、今までは子供やペットみたい…
Maika
ずっと好きで読んでいるシリーズ。 どのカップルも涙が必須でこの琴葉に関しても酷い話ではあるんだけれど…… なぜかかなり甘いカップル……と思えてしまうのは近衛の位置づけのせいなのか? 「優しい」にも色々な意味があるように、時には「残酷な優しさ」も存在する。 そう言う意味では悲惨な中にもそれだからこその信頼、愛情、現在と乗り越えてこその未来が…… とはいうものの、志水さんの作品はあまり油…
翻訳家・高宮×普通の高校生・和泉のお話。 短くまとめると、お互い人違いで出会い(しかも和泉は、デートクラブのいずみという男と勘違いされています。)、わけのわからないうちに、高宮に美味しく頂かれてしまった高校生、和泉クンの愛と苦悩の日々って感じでしょうか(笑) 「本気で好きになってしまったんだ」と高宮に告白されて、「俺はホモじゃねえ!」と、必死で抵抗を試みるものの、彼の優しさにほだされて…
2巻で脇キャラとして登場していた蒼江がメインキャラとして登場。1巻とはガラリと雰囲気が変わって、ドシリアスなお話です。 蒼江が偶然出会った少年・直也は、家族全員を一度に失った事故の唯一の生き残りで、天涯孤独の身。 身元引受人からは厄介者扱いされ、住んでいたアパートは火事で焼失。 高校一年生の身の上におこるにはあまりにも残酷な出来事の数々に、今にも崩れ落ちていきそうな直也を、放っておけなく…
今回のメインカップルは、高校生・嵐×デートクラブNo.1ホスト・いずみ。 嵐が夏休みのボランティアで訪ねた勘太郎おじいちゃんのお隣さんが、いずみだったということで、二人は出会います。 過去に辛い経験をし、男性を相手にするデートクラブのホストとして働いてきたいずみと、好きになった相手がデートクラブのNo.1ホストだったと知っても、変わらない気持ちでいずみに向き合う嵐。そんな二人の切なくも温か…
こちらの巻では、メインカップルが、蒼江×直也に戻ります。 再び蒼江との同居生活を始めた直也が、挨拶の照れくささ、誰かを好きになる気持ち、そういうものを少しずつ覚え始めた頃、13歳で家族全員を亡くした事故の真相があきらかに…。すさまじくシリアスな展開に突入します。 直也の運命ってホントにどこまで過酷なんだろう…と、涙がとまりませんでした。 「よくしてくれた」と信じていた人の本当の姿を知り、…
満を持して登場。近衛(紙様)×琴葉(言霊師)のお話。 琴葉が4歳の頃へ時間軸を戻して、17歳で当主になるまでの過去編です。 生まれてすぐに母を亡くし、育ててくれた紙様も亡くした琴葉は 力が強すぎるために、一族の厄介者として捨て置かれている存在。 そんな琴葉の面倒を、近衛が見ることになり―。 うわぁ~っ。ちっこい琴葉が可愛い。可愛すぎますよっ。 近衛が餌付けしたり、琴葉をお風呂に…
崎谷はるひ 志水ゆき
陸くんの不幸な境遇がなかなか痛くて切ないお話です。 正直なところ、序盤は、どんより重たい気分になりました…。 風俗とか暴力とか、苦手な人には、結構キツイかも。 不幸の中の最良を自分なりに必死に掴もうとしている 陸くんの姿が、なんとも痛々しいです。 適切な比較対象のサンプルが周りにいないから、 自分の境遇が特別悪いということにも気付いていない。 そういう部分がとても悲しいと思いまし…