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1/5(合計:41件)
佐伊 Ciel
ちろこ
ネタバレ
中華風陰陽師のようなストーリーの壮大なファンタジー性と、ちょっとやそっとでは語り尽くせぬ中身の濃さは、既に名作の予感すらしています。 ただ。タイトルからだけでは、ストーリーの中身が見えてきませんし、タイトルの意味を読みながらストーリーの流れを考えているところですが、サッパリ分かりません(笑) この1巻で、この物語全体の実に3分の1。つまり全3巻構成のストーリーということになります。 まだ…
umeair
なんという過酷で恐ろしい呪い、そして運命なのか、、 ちょっと触りの部分だけ読むつもりが、 出だしの呪いの炎に包まれるシゲン(攻め)の場面から 一気に作品世界に引き込まれ、ほぼ徹夜状態で約300P駆け抜けました。 登場人物がそこそこ多く、耳慣れない名前や 人間関係の整理にやや頭を使いますが、 そんなちょっとした大変さも苦にならないほど、ただただ、 面白かったーーーーー!!!! …
佐伊 小山田あみ
かいわれだいこん
―この婚姻は、幸せだったか。 この問いに対するセナの答えが何度読んでも本当に心に残ります。 激動の世界を、陛下とイザクがそれぞれの愛し方でセナを想うふたり。 セナと出会い心を取り戻し、全てをかけてセナを生かし心の宿る言葉を伝えたイザク。 そして、「どうかセナが生きる世界が美しくありますように。」とセナを想う陛下の愛し方がとても好きです。 ついに合冊版の発行、そして紙書籍化!本当に…
主人公セナは「惹香嚢」という臓器を生まれ持ってきていてそれを理由にレスキアという大国に男の身で嫁ぐことになります。 タイトルにもある通り竜王のお相手を巡り物語は進んでいくのですが、その過程と明かされる数々の真実から目が離せなくなります。 そしてなんといっても攻めがふたり。このふたりのどちらも不器用でそれぞれの愛し方でセナを想っているのが本当に苦しくて切ないのです。 過酷な道を歩んでき…
佐伊 吉茶
ここまで広がった風呂敷をこんなに綺麗に畳めるものなのか。何度読んでも圧巻の最終巻だと思います。 登場人物たちみんなが愛おしい。わちゃわちゃとしたラストを読んでいると涙が出てくるそんな作品です。 この壮大な物語をひとりで多くの人に読んで欲しいと願っております。
ぺしし
同じようなストーリーでも言葉の選び方で物語の雰囲気が全然違って見えるのですが、佐伊先生の言葉の紡ぎ方は秀逸です ラノベなので移動中に読みたいところですが涙どころか鼻水まで出るほど泣いてしまうので家でしか読めませんが… トーヤが神獣師になり、半神を失いカディアスに愛されるまで目まぐるしい展開ですが、幽閉され育ったトーヤが本当の愛を知るまで長い長い時間がかかりますが、言葉にした後 トーヤに残された…
kuromo
長編ファンタジー小説が好きなら文句無しにお薦めしたい作品です。 読み進めるうちに続きが気になって気になって、毎日睡眠時間を削ってしまうという本の読み方をしたのなんて10年以上ぶりでした。 こんなに夢中で読んだ物語は本当に久々で、とにかくおもしろかった。 独特な設定と世界観、凄絶な人間模様と愛の物語が凄く良かったです。 登場人物がかなり多いので最初は覚えるのが大変でしたが、魅力的なキャラが多…
myonchan
電子のみのときも小山田あみ先生の表紙絵と人物紹介絵でこの壮大な物語に想いを馳せていましたが、ついに紙(神)書籍として販売され、こうしてノミネート対象になって感無量です。無謀な政略結婚の果てに見出される道。それは定められたものだったのではないかと、真の神とは苦難の道程を躓きながら突き進んだ先に見出された姿。それは全ての世界に等しく光を与える聖母だったのでは?とフレスコ画のような物語の世界観に圧倒され…
けいkeikei
佐伊先生の壮大な長編ファンタジーのお話です。主人公セナと皇帝アリオス、護衛官イザクの3人の愛のお話です。セナがアリオス、イザクを想う気持ち、過程に共感しました。小山田あみ先生が描く、アリオスとイザクの見目麗しい姿がかっこよ良すぎて、どっちが好きとかは比べられませんっ。彼らそれぞれの生い立ち、セナを思う気持ちに、私は感情移入しながら読みまして、2人とも好きになりました。(セナの気持ち分かる…。) セ…
佐伊先生は長編小説の名手です。私も、初めての長編でのファンタジーを読んでみましたが、読み始めたら止まりませんでした!主人公セナを、皇帝アリオスと護衛官イザクがそれぞれの形で愛する話です。セナが、彼らそれぞれを想う気持ち、過程が良く分かり、とても共感しました。セナの気持ちに同調しながら、私も読みました。小山田あみ先生の作画、表紙、カラーイラスト、国旗、中のイラスト、全てが美しく素晴らしいです。地図が…