佐伊さんのレビュー一覧

君を転生させないために 2 小説

佐伊  Ciel 

3巻への期待が膨らむ

前半は怒涛の展開で、息つく暇もないと言った表現がぴったりくる展開。
私は、ちょうど半分読んだところで休憩をいれました(笑)

そして後半。。。
展開はやはり早く、その中で後半はラブ要素が散りばめられてます。
両片思いにしか思えないけど、攻めも受けも気持ちと同じ行動が取れない立場。
それゆえのもどかしさがありました。

佐伊先生ならではの、ファンタジーとミステリーとBLを混ぜ合わせた…

1

君を転生させないために 2 小説

佐伊  Ciel 

驚きの真実がいっぱいで脳みそがもたない

ちょっと、ちょっと……
新しく知った情報量の多さに頭の整理が追いついてかないのですが…((((;゚Д゚)))))))

あの人スパイだったん?とか。
良い人だと思っていたあの女性、もしかして……とか。
ソラの叔母さんが実は、とか。ソラがシゲンの呪いを吸収した結果どうなったか、とか。ユウシンの身体に現れた変化とか。
ストーリーのど真ん中の巻なので、かなり話は熟してきていますし、終わりの方…

1

君を転生させないために 2 小説

佐伊  Ciel 

次々と明かされゆく延国の闇…ソラの涙に胸が詰まる

延国、許すまじ。

…そんな思いで思わず拳を固く握ってしまう、
シリアス展開の続く2巻でした。
早くも3巻が待ちきれません。

BL的な萌え部分では、もう少しよりぐーーっと踏み込んだものが
見たかったかな、という気持ちもあり
(でも今回は最後まで致してます!)、
「神」か「萌2」かで少し迷ったのですが。。

最終巻・3巻で描かれる結末を早く見たい!!!という気持ち、
確かな…

8

君を転生させないために 1 小説

佐伊  Ciel 

孤独な王と呪術師の、絶対的な身分差の恋。

美しく壮大な長編小説の名手である、佐伊先生の最新作。今回は「触れると人を死に至らせてしまう、孤独な王シゲンと、呪術師ソラ。2人の絶対的身分差の恋」のお話です。
シゲン王が、唯一、触れる事ができる、ソラ。ソラにだけ、ソラにだけ!は、ふれる事ができる…。ここに、胸が、ときめきました。110年もの間、人の温もりを知らない、温もりを与えられない。どんなに、孤独な人生だったのかと思います。徐々に、2人が、…

2

君を転生させないために 1 小説

佐伊  Ciel 

呪いの連鎖が辿る未来を最後まで見届けていきたい

中華風陰陽師のようなストーリーの壮大なファンタジー性と、ちょっとやそっとでは語り尽くせぬ中身の濃さは、既に名作の予感すらしています。
ただ。タイトルからだけでは、ストーリーの中身が見えてきませんし、タイトルの意味を読みながらストーリーの流れを考えているところですが、サッパリ分かりません(笑)

この1巻で、この物語全体の実に3分の1。つまり全3巻構成のストーリーということになります。
まだ…

6

君を転生させないために 1 小説

佐伊  Ciel 

君を”転生させない”意味。胸震えるファンタジーの序章

なんという過酷で恐ろしい呪い、そして運命なのか、、

ちょっと触りの部分だけ読むつもりが、
出だしの呪いの炎に包まれるシゲン(攻め)の場面から
一気に作品世界に引き込まれ、ほぼ徹夜状態で約300P駆け抜けました。

登場人物がそこそこ多く、耳慣れない名前や
人間関係の整理にやや頭を使いますが、
そんなちょっとした大変さも苦にならないほど、ただただ、
面白かったーーーーー!!!!

10

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

―この婚姻は、幸せだったか。

―この婚姻は、幸せだったか。
この問いに対するセナの答えが何度読んでも本当に心に残ります。

激動の世界を、陛下とイザクがそれぞれの愛し方でセナを想うふたり。
セナと出会い心を取り戻し、全てをかけてセナを生かし心の宿る言葉を伝えたイザク。
そして、「どうかセナが生きる世界が美しくありますように。」とセナを想う陛下の愛し方がとても好きです。

ついに合冊版の発行、そして紙書籍化!本当に…

1

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

佐伊先生の書く壮大な世界観と不器用なふたりの男の愛

主人公セナは「惹香嚢」という臓器を生まれ持ってきていてそれを理由にレスキアという大国に男の身で嫁ぐことになります。
タイトルにもある通り竜王のお相手を巡り物語は進んでいくのですが、その過程と明かされる数々の真実から目が離せなくなります。

そしてなんといっても攻めがふたり。このふたりのどちらも不器用でそれぞれの愛し方でセナを想っているのが本当に苦しくて切ないのです。

過酷な道を歩んでき…

0

精霊を宿す国 新しき空と神の獣達 小説

佐伊  吉茶 

精霊を宿す国

ここまで広がった風呂敷をこんなに綺麗に畳めるものなのか。何度読んでも圧巻の最終巻だと思います。
登場人物たちみんなが愛おしい。わちゃわちゃとしたラストを読んでいると涙が出てくるそんな作品です。
この壮大な物語をひとりで多くの人に読んで欲しいと願っております。

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精霊を宿す国 赤い炎の翼 小説

佐伊  吉茶 

涙なしでは…

同じようなストーリーでも言葉の選び方で物語の雰囲気が全然違って見えるのですが、佐伊先生の言葉の紡ぎ方は秀逸です
ラノベなので移動中に読みたいところですが涙どころか鼻水まで出るほど泣いてしまうので家でしか読めませんが…
トーヤが神獣師になり、半神を失いカディアスに愛されるまで目まぐるしい展開ですが、幽閉され育ったトーヤが本当の愛を知るまで長い長い時間がかかりますが、言葉にした後 トーヤに残された…

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