total review:280945today:4
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/26(合計:253件)
山藍紫姫子 あさとえいり
fandesu
ネタバレ
山藍さんと言いますか山藍先生は耽美小説の大家であらせられます。 ほんわかした部分をすべてそぎ取った様な文章で、情け容赦ないお話を展開してくださるその迫力に、何度も平伏して来たのですが。 ……でも、私が山藍先生と言いますか山藍さんのことを好きで好きでたまらないのは、時折、私に向けてスマッシュヒットを飛ばしてくださるからです。 はい、大好物のトンチキ方面に! 2007年6月刊行のアンソ…
山藍紫姫子 本仁戻
碧雲
電子版を購入。 著者は、SF作家の野阿梓 の知己と知り、消えた興味が再燃しました。 野阿梓 さんのHPに、山藍さんの作品の書評があります。 ---- 1巻の感想。 初期の作品のせいか、ドロドロ凌辱の変態攻めはありません。 ・・一真に纏わるのは、美貌の母親の面影を兄に見る弟と、美貌の妻に捨てられて未練を持つ元夫たち。一真に母の面影を観る4人が、協定を結ぶ影で一真を囲うが、影で夫々独り占め…
Sakura0904
本仁戻先生のタッチが存分に活かされた、濃い作品でした。きっと山藍先生の原作の方はもっと長編で濃密なんでしょうけど、このコミック単体だと想像していたよりは痛ましさを覚えることなく読めた印象です。今まで読んだことのある本仁戻先生ご自身が原作のものの方が、もっとシリアスでしたね。BL初心者に薦めるのはさすがに躊躇われますが、ある程度読まれてきた方で本仁戻先生作品を初めて読むという方になら、比較的オスス…
山藍紫姫子 小林智美
哀れで苛酷で美しい「古典芸能と耽美の組み合わせ」「最高傑作」と書評にあるので、読みました。 読後の恐怖をメモ。 不条理の痛みと苦しみを体験したことがない人なら、平気で読めるのかもしれない。もがいても光が見えない生き地獄、篠芙が気の毒。こういう不幸な筋書きは、上向き景気の頃に受けたもの。不景気な今は、流行らない。 主人公;篠芙が、宗派の贄となって味わう苦しみの報いが、家と芸にしか無い…
山藍紫姫子
甘食
エロエロなの読みたくなって山藍先生の本を最近読み返しています。他の方のレビューにあるようにストーリーはご都合主義で「…んなアホな!」といいたくなる展開ではあるのですが、この話の肝はそこではない。やはりエロのジェットコースターというか多彩なプレイの数々。山藍ワールドはやっぱすげえといった所です。 主役の受け・玲は美しき不良少年。冒頭部分では近くの高校のヤンキー達から自宅のテーブルに縛りつけられ…
舞方ミラ 山藍紫姫子
小説?。。と思い込んで、調べずに続篇だと思って電子版を購入。 なんと、漫画でした。イラストもチョビットはいってます。←試し読みは表紙迄だった。 弁天の吐血。体内の汚れの排泄が終わったら、不死の体の完成ということらしいです。 長恨歌下に、弁天と交渉をもった人に、鉄の不死の影響が現われるとちょっとだけ書かれているんですが 沙門の吐血は、弁天経由の鉄の遺伝子によるもの。キメラの影響・・鉄…
山藍紫姫子 水上シン
表紙の絵は、上下巻で揃いの一枚になるようにデザインされています。 下巻になって、やっと奇妙な三人の秘密が分かって、ナルホド。。 鉄に沙門が「弁天について頼んでいたこと」があった。鉄は不死術を伝承する寺の後継者。 黒い吐血を弁天がしても、介抱するでもなく、ただ見ているだけの鉄。 沙門は、弁天が吐血をしだすと、キモくてその場から去ってしまう。 面白い結末でした。 美少年の弁天は、色…
この本の美麗な表紙の作者は、小島文美さん。 実物を見たくて、電子版を讀んだあと古書を買いました。良書なら、紙本も欲しくなります。本文にあるシュリルのイメージとピッタリの表紙絵。 挿絵が無いし、表紙が綺麗、人前でも平気で開いて読める安心装丁。 美しいシュリルが、凌辱されて苦しむ場面の連投ですが、場面や世界感が御伽噺風の綺麗な描写なので、可哀そう・恥ずかしいと思いながら、惹きこまれて読めてし…
山藍紫姫子 佳嶋
「教えてねーさん」でご推奨頂いた耽美小説、中古本をAmazonで買いました。 讀みやすかった。山藍紫姫子さんは、推理小説も書く小説家だったんですね。文章も構成もしっかりしていて、安心して読めます。 両性具有は実在します。 この本はBLというより、捉え方を変えると、両性具有への理解を社会に呼びかける一冊になるんじゃないかと思いました。再版してほしい。 イリスは、両性具有を隠している研…
山藍紫姫子 座裏屋蘭丸
lily12
前情報なしの衝動買い。表紙絵とあらすじの印象から、てっきり刑事×魅惑のバレエダンサーの3Pモノかと思いきや…。 詳しい内容は他の方々が書かれてるので割愛しますが…凄かったです!登場人物のほぼ全員が狂気を抱えたダークなストーリー。中盤以降からの血みどろサスペンス展開には衝撃を受けました…! 過去に山藍作品は何冊か読んだ事があり、陵辱シーン等は覚悟の上でしたが、佐野が玲司にガチで暴行するシーン…