マミィ。
小鉄子先生らしいふわっとした設定の、借金を背負ってしまった受けの話でした。父親の借金を背負った怒谷は借金取りから一度はゲイ向けクラブを勧められるけど、それに乗ることはなく地道に働いて返済することを選び、高校で同級生だった福富のマンションに居候します。借金があるからといって悲愴感漂う雰囲気でもなく、怒谷の心や体が傷付けられることもなく、ただ穏やかにストーリーが進行していきます。
怒谷に好き…
発想が面白いですね。そして、小鉄子先生の描かれる鳥がどの種類も可愛らしい。今後のメイン2人の関係に受けの犬崎の鳥と会話できる能力がどのように活かされるのか、まったく予測不可能ですが、続きを読みたいと思わせるには十分だったと思います。特殊能力を持ちながらそれで良い思いをしたことがあまりなく、むしろ鳥嫌いになってしまっている犬崎。街の何でも屋を引き受け日々仕事をこなしていますが、いろんな意味で潤いが…
3巻までのノリとほとんど変わらなかったですが、ついに告白してお互いの好意を知るところまで辿り着きましたね!焦らされた甲斐がありました。正直私は、あとがきで先生が仰っている通り4巻でも「どーせまだなんだろ」と思っていたので、驚きました(笑)。告白のシーンも感動的な雰囲気にするのではなく、やはりギャグでオチをつけるところが、このシリーズらしくて好きですね。5巻では今まで星のことを勘違いしていた分、少…