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山本小鉄子
碧雲
完結です、終わっちゃった・・さびしい 山本先生の作品にしては珍しい、主人公。 笑君は、美形美少年ではない、貧乏少年。1巻では、三白眼のヤブにらみだったけれど、状況が安定するにつれ、可愛らしい三白眼の上目使いに変っています。 その代わり、笑君にぞっこん惚れている福留君に奇妙な行動が増えちゃった。 福留君を介して出会ったおじいちゃんが居なかったら、笑君がどうなっていたかわからない。「人の縁…
うーゆむ
ネタバレ
はあ~最終巻読み終わりました。 笑の借金物語です。 思えば、唐突に始まった借金生活。笑は大変だったよね。いつも、薄ら笑いの借金取りに付きまとわれておりましたから。 だけど、笑がすごいのは一生懸命さで道を切り開いてきたところですよね。 もちろん、福富稔侍と言うパートナーが居てこそですけど。 この2人が、ちゃんと幸せになるためには過程を踏まなきゃならなかったわけです。 福富のじいち…
なおっち
大好きなシリーズの最終巻!ということで、発売を楽しみに待っていました。笑君の借金はどうなるのか?幸せになれるのか?そして、初Hはできるのか!?とワクワク最高潮で読み進めました。 相変わらず武士男子の稔持君は笑君一筋で突っ走ってるし、笑君は真っすぐで一生懸命だし、お祖父ちゃんはダンディで素敵だし…で、それだけで癒されて萌えました。 おまけに無事に借金が返せた時には、私も心の中で万歳してま…
鳥と会話できる探偵業の青年、犬埼さん。「ゲイよりマイノリティ」な人。 自分の名前を知って居るカラスと会って、クロと名前を付けて、交流する話。 クロは、とてもカッコイイカラス。 クロと会いたい犬埼さんは、まるでクロに恋をしているみたいな気持ちになる。 ★充君と、カラスのクロは、シンクロしている? --- 著者は、鳥を善く調べてます。 カラスは、数種類日本に居て、主人公と仲良しに…
「地味」だと著者も書いてます。 昔の格言に似ている、笑う門には福来る→「笑う鬼には福きたる」 笑=エム君 三白眼 貧乏 卑屈 福=福留君 真面目 天然 鬼=借金取りのアノ人。人情派でエム君の援護もする。 三白眼の可愛い顔した笑君に、幸せになるように良い名前を付けた、と言うその父が不幸の種を生んでいた。 父の死後、相続放棄の手続き不能な時期(死後3カ月超過してる)に父の生前の借…
山本小鉄子先生のこちら、とうとう9巻! シリーズが多い先生ですが、キャラの描き分けとか大変じゃないのだろうか。 読むと、どのシリーズも続きを読みたくなるんです。 この話は、とにかくよっちゃん! 頑張れ よっちゃん… 頑張った~よっちゃん…でした。 賢慈とよっちゃんの初夜回でした。 賢慈は、相変わらずツン要素多いけど、よっちゃんには、ちゃんと(たまにか?)気を遣ってあげている。…
kurinn
今回の小鉄子先生の新作は、島を舞台とした千と千尋ちっくなファンタジー作品でした。 天国島という名前もそこにいる獣人たちも、客たちも個性的で小鉄子先生らしかったです。 何と言っても番人(オーナー)の夕凪の瓶底メガネと禊の時の素顔のギャップに南じゃなくともドキドキしてしまいました。美しかった…。 まだまだお話は始まったばかりで、夕凪がどうして天国島の番人になったのかは分かってません。…
山本小鉄子 崎谷はるひ
titleの意味は本文にもありますが、「生きていれば人は変わる、昨日とおなじじゃない」と言う意味。 同名の小説のあとがきを讀むと、「原案を描いた山本小鉄子さんの漫画の文字オコシをして、小説が出来た」とのこと。最初は、原作だけの予定だったらしいです。 漫画→小説→CDの順で作品が生まれたと知ったので、比較の為に購読。 ★小説にある「あしたをきみとこの場所で」は漫画にはありません。小説の…
崎谷はるひ 山本小鉄子
そんなに量の無い頁数で、完結できるのかな?と、ハラハラしながら読みました。 この著者さん、凄く構成の組み立てが上手らしくて、この作品は無駄が無い。 余分な事を書かない気性の作者らしくて、合理的な頁配分が上手で、ミオが卒業した後に一気に怒涛の変化を起こして、綺麗にまとめて仕上げてオワリ。 ダラダラしていないし、余計な淀みになる余分な記述が無いのでスッキリしています。この著者さん、頭がい…
作家さん買いです。いくつもシリーズを抱えてて、また新しいシリーズだなんて、本当に尊敬が止まりません。いつも楽しくて素敵な作品を、ありがとうございます! さてお話ですが、神様を癒す島で、番人に下僕として雇われた(というか、強制された)青年のお話になります。 1巻なのでまだまだLの部分は少ないのですが、働いている獣人の方々や癒しに来る神様の設定が面白く、何よりもミステリアスなオーナー・夕凪が魅…