山田ユギさんのレビュー一覧

最後のドアを閉めろ!(2) コミック

山田ユギ 

エロ魔神

ユギさんにしては珍しく(?)、エロいシーンが多かった。
攻めが焼きもちやきのエロ魔神なので、なにかっていうと襲われてアンアン言わされてます。受けが普段は俺様なキャラなだけに、萌え度が上がる。
そしてそれ以上に、このシリーズはやたらとキスシーンが多いので、セックスシーンよりキスシーンに萌える私には、非常にオイシイ作品でした。
「開いてるドアから失礼しますよ」の主役だった本田さん家の長男と次男も登場し…

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最後のドアを閉めろ! コミック

山田ユギ 

受けの性格最高

「開いてるドアから失礼しますよ」でちょっとだけ登場した三男のラブ物語です。
本田三兄弟全員ホモ決定、みたいな(てゆかバイなんだけど)。
主人公はイケメンの永井。後輩の可愛い斎藤くんに片思い中です。
失恋の憂さ晴らしで、うっかりその日知り合った本田とキスしてしまう。
そんななか、斎藤は嫁に逃げられる。永井は斎藤を慰め、キスする。
三角関係勃発です。
コミカルで切なくてあたたかい、いつも通りの山田ワー…

1

開いてるドアから失礼しますよ コミック

山田ユギ 

せ、切ない…

ああ、山田ユギさん、やっぱ最高っす。
正直山田ユギさんの絵ってあんまり好きじゃないんです。なのにこんなに毎度のようにやられるのは、心底からこの漫画家さんの作る物語が好きなんだと思う。
兄と弟の恋物語です。といっても近親相姦ではないです。お兄さんが養子なので。
兄の正一は、ゲイであることに悩むというより、築いてきた家族を壊すことに悩んでる。
10年前、たった一度だけセックスした二人。その後すぐに弟の…

2

ピクニック コミック

山田ユギ 

萌えた

表題作に萌えまくりました。
好きな人が彼女にふられたとき、それに乗じてセックス。
セフレでいい、いつでも身を引く!と決めてるゲイの野田と、ノンケの是枝の恋のお話です。
この野田くんが、とにかく健気で可愛かった。是枝がどんどん惹かれてく気持ち、ズキズキするほどよく分かった。けど、野田本人だけが分からないのだ。
切ない気持ちのすれ違いの後のラスト、ほんわか幸せ気分にさせてもらった。
失敗なしの短編集で…

3

夢が叶う12月 コミック

山田ユギ 

上質の短編集

優しくて、切なくて、ユーモアあって、萌えて。一冊で色んな感情が味わえる山田ユギの短編が九つ入ってます。
タイトルになってる表題作よりも「ラブ・ストリームス」が好きだった。
弟と絶縁気味で、ただいま不倫中のノンケの主人公、太一。同僚で親友のゲイの篠は、そんな太一に片思い中です。
ノンケ好きなんだよね。や、葛藤しつつゲイになっていっちゃうノンケが好き。葛藤が大きければ大きいほど、美味しく読めます。太一…

2

誰がおまえを好きだと言った コミック

山田ユギ 

短編集です

山田ユギ祭り開催中なんですが、ユギ作品ってレビューが書きにくいことに気付いた。
超好きな漫画家さんなんですが、読んだだけで満足するっていうか完結するっていうか、蛇足めいたレビューを書きたくなくなるというか。
表題作は良かったよ。
「俺をサセコにしてくれ」と頼むガキ(宗次郎)を「毛が生えたらな」とあしらうノンケの昌幸。
「俺より身長高くなったらな」「いい大学入ったら」「稼ぎ良くなったら」と、あしらい…

3

誰にも愛されない コミック

山田ユギ 

日下の魔力

無表情な日下くんの魔力というか磁力というか、ドキッとさせられる顔に、飯島と一緒にクラクラしてしまいました。
まぁそういう設定なんだけど、ユギさん気合い入れて書いたんだろうなーというのが伝わってきたw
主役二人の対照的な性格がいいですねー。
複雑な日下を理解できるのは、単純熱血な飯島しかありません!

2

水温む コミック

山田ユギ 

直樹ふたたび

「小さなガラスの空」の短い短編で私をボロボロに泣かせ、しばらく放心させ、決定的に山田ユギファンにしたあの直樹くんがふたたび登場。
びっくりした。
ああ、直樹だ直樹だ。
生まれてきて良かった!
今回直樹の相手役になった鮎よりも矢田のほうが好きですが、おバカだけど真っ直ぐな鮎になら、直樹をあげてもいいかなと思えた。
ひりひりと胸が焼けつくような「小さなガラスの空」の衝撃を癒したいなら、この「水温む」で…

2

どうして涙が出るのかな コミック

山田ユギ 

幼馴染みモノの名作

中学時代、早川が泉谷にしたキス。それがすべての始まりでした。
別れと再会を繰り返し、キス以上のことにはなかなか至らず、気持ちをはっきり伝えあうこともなく、もどかしいすれ違いのなかで、時間が流れていく。
魅力的な脇役、魅力的なセリフまわし、作中に流れててるあたたかい空気感、せつなさ、山田ユギさんらしい素敵な作品でした。

3

夢を見るヒマもない コミック

山田ユギ 

少し特殊な職業モノ

前半は航空専門系の高校の寮でのお話で、メインはそれから就職先で再会してからのお話です。
寮で同室だった吉武と川村は、パイロットという夢は叶えられなかったものの、現在は航空貨物の会社でロードコントロール(貨物搭載のプランを決める)と、搭載(実際に貨物を積み込む仕事)とで、少し前から職場的には再会してたのに、ある日行われた飲み会で、初めて顔を合わせます。

高校時代、吉武は先輩とデキてて、ずっと…

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