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榊花月 山田ユギ
クレタコ
ネタバレ
山田ユギさんの表紙とあらすじにひかれて読んでみたんですが……うーん、つまらなくはないけど面白くはないというまさに中立作品です。 自分的には榊さんって割とこのパターンが多いんですよね、文章に癖が無く読みやすいんだけど話的にどうだったかと言われると微妙……みたいな。 羽村〔攻〕が、やたらに懐いてくる瑛〔受〕にある種の鬱陶しさを感じるというのは分かるんですが、何故それが犯す事に直結しちゃうのかが…
榎田尤利 山田ユギ
一緒に登校中に交通事故にあって死んだ筈の浩一〔攻〕は頭も陥没し、首も変な方向に曲がり出血多量で心臓も止まっているんだけど死なないで生きている。 そして本人も、青海〔受〕もクラスの同級生達も死んでいるけど生きている存在として受け止めてしまう。 シュールと言えばかなりシュールです。 こういった話を読みなれてない人なら最初はぽかーんとしちゃうかもしれない。 でもそのシュールな話にぐいぐいと引…
金丸マキ 山田ユギ
海があり山があり夏は避暑地として別荘が使われている、そんな田舎町が舞台。 作品を通して流れる一連の空気感が素晴らしい、それが実に良いのです。 例えるならずっと心地良い静かなBGMが流れている、そんな感じ。 田舎町で叔父と2人で暮らす弓彦〔受〕と、そんな彼に懐いている年下で親戚に預けられている広瀬〔攻〕 育った環境もあって性的な面だけ大人びている弓彦は、ちょっとしたきっかけから広瀬を…
月上ひなこ 山田ユギ
折り返しの山田ユギさんも書かれてましたが、「晃ちゃんが立派な攻になっておばちゃんは嬉しいです」にまるっと同意。 ちなみにこれは江戸友禅シリーズ3作目にあたりますが、1作目の「君が誰の隣にいても」は読んでおいた方が、えええっ!この可愛かった晃ちゃんが攻に成長するなんてー!って感じで楽しめます。 その後の祐一と暁也もちょっと登場しますしね。 2作目は読んでなくても特に問題ないと思います。 …
高校教師だった祐一〔受〕は、生徒の暁也に口説かれに口説かれてついに禁断の愛に落ちてしまいます。 蜜月も束の間で、彼らの関係が暁也の母親の知るところとなり、その母親に言われるままに祐一は暁也を突き放して、彼を捨てる形で別れます。 そして6年後、祐一は教師を辞め江戸友禅作家(江戸友禅なんてあるんですねー、この作品を読んで初めて知りましたですよ)として弟子と息子の晃と共に暮らしています。 そん…
英田サキ 山田ユギ
帯『俺にだけ抱かれて生きろ。』 シリーズ完結編、いやーー最初から最後までホント、ホントーーに面白かった! ちょっと対抗している相手との間が上手く行き過ぎた気がしないでもないですが、秋津〔受〕の見事な極妻っぷりといい一回り大きくなった久我〔攻〕といい、読後感は凄く充実したものでした。 秋津は男だから久我に守られる「女」である事に不満を覚えるんだけど、最終的には久我に守られる事を受け入れ…
シリーズ2作目、もうおもろくておもろくてページ読む手が止まりませんでした。 ああっ、でもこんなに早く読み終えるのも勿体無い~でも止まらない~~~って位に面白かったです、はい。 元警察キャリアでヤクザ羽生の情人だった秋津〔受〕 前作で、久我〔攻〕とくっつくんですがこの久我はヤクザとしては組ナンバーツーのやり手なんだけど、秋津の前に出るとなんかやんちゃというか年齢差は4歳年下でしかないのに、…
シリーズ第一作目なんですがもう読んでいてゾクゾク、ワクワクしっぱなしでした。 三十路なのにエロい秋津〔受〕はなんかもう魔性の男!って感じだし、元警察キャリアだったのにヤクザの情人だったっていう過去もたまりませんなー。 そしてその元恋人の羽生の事をまだ忘れていない秋津がこれまた良いんですよー、久我〔攻〕が未亡人って言うのもなんか分かるなあ、未亡人のエロス!!って感じがそこはかとなく漂ってる気…
秀香穂里 山田ユギ
これは何というか評価するのが困るというか微妙だなあ。 話としては平均点をクリアしてると思うし、恋愛面でも事件モノとしても成り立っているとは思います。 ただですね、神堂〔攻〕は何だかんだ言っても結局はドラッグ売人な訳で、そこは許してはいけないとやっぱり思ってしまう訳ですよ。 自分よりもっと悪い人間が居るというのは言い訳でしかないでしょ。 そしてドラッグを心底憎む藍原がそれを受け入れるのも分か…
あさぎり夕 山田ユギ
正直、あさぎりさん作品って苦手であまり読まないんですが、これは山田ユギさんとあさぎりさんという自分的にはミスマッチな組み合わせに引かれて読んでみました。 失礼を承知で言わせていただくと、こんな男前同士なカップリング恋愛話も書けたんですねーー!!あさぎりさんって!! 甘い感じのベタベタ乙女系話なイメージしか持ってなかったので目から鱗。 こんな骨太な話も書かれる方だったとは!! かつて…