山田ユギさんのレビュー一覧

非BL作品

まほろ駅前多田便利軒 1 非BL コミック

三浦しをん  山田ユギ 

原作も映画も見ました

やはり絵の力でしょうか、ユギさんのコミック版が一番色っぽい。

原作もコミックも完全に非BLではあるんですけど、多田のくたびれ加減や、行天の崩れた感じが、得も言われぬ、そこはかとない危ないエロスを醸し出していて絶妙です。
原作もおもしろかったけど、ユギさんの絵がより原作の魅力を増強した感じ。

それに引き替え映画版は、、、、。
配役がああなので、かなり期待して見に行ったのですが、BL的…

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俺の胸で泣け 小説

愁堂れな  山田ユギ 

大学時代からの友人3人

帯『片想い中の男に抱かれた。身代わり…それとも愛!?』

大学生時代の親友3人、四宮〔攻〕、丸山、佐久間〔受〕。
四宮は家柄良し彫の深い男前ハンサムで、丸山は口を開けば関西弁でやかましいけど顔は美形、佐久間はというと3人の中では一番平凡な男。
そして佐久間は、四宮が密かに丸山の事を恋愛感情で好きだというのを知っているのですが、そんな四宮の事を佐久間は好きになってしまうのですなー。
でも佐…

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俺に胸を貸しやがれ 小説

愁堂れな  山田ユギ 

関西弁受

「俺の胸で泣け」の丸山が主人公、前作のカップル四宮と佐久間も登場してあと彼ら2人の話「memories 」の短編が収録されてます。佐久間を巡っての四宮と橘が張り合うシーンとかもあるので、前作カップル四宮×佐久間派が読んでも結構楽しめるかと。
単作でもまあ読めない事はないですが、前作を読んでおいた方が分かりやすいでしょうな。

リーマンモノですが、今回は仕事シーンはあんまありません、メインはか…

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永遠のパズル 小説

榊花月  山田ユギ 

うーん……

山田ユギさんの表紙とあらすじにひかれて読んでみたんですが……うーん、つまらなくはないけど面白くはないというまさに中立作品です。

自分的には榊さんって割とこのパターンが多いんですよね、文章に癖が無く読みやすいんだけど話的にどうだったかと言われると微妙……みたいな。
羽村〔攻〕が、やたらに懐いてくる瑛〔受〕にある種の鬱陶しさを感じるというのは分かるんですが、何故それが犯す事に直結しちゃうのかが…

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永遠の昨日 小説

榎田尤利  山田ユギ 

泣けます……!

一緒に登校中に交通事故にあって死んだ筈の浩一〔攻〕は頭も陥没し、首も変な方向に曲がり出血多量で心臓も止まっているんだけど死なないで生きている。
そして本人も、青海〔受〕もクラスの同級生達も死んでいるけど生きている存在として受け止めてしまう。
シュールと言えばかなりシュールです。
こういった話を読みなれてない人なら最初はぽかーんとしちゃうかもしれない。

でもそのシュールな話にぐいぐいと引…

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初体験ノスタルジア 小説

金丸マキ  山田ユギ 

幼馴染再会モノ

海があり山があり夏は避暑地として別荘が使われている、そんな田舎町が舞台。

作品を通して流れる一連の空気感が素晴らしい、それが実に良いのです。
例えるならずっと心地良い静かなBGMが流れている、そんな感じ。

田舎町で叔父と2人で暮らす弓彦〔受〕と、そんな彼に懐いている年下で親戚に預けられている広瀬〔攻〕
育った環境もあって性的な面だけ大人びている弓彦は、ちょっとしたきっかけから広瀬を…

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たったひとつだけの恋 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

あの晃ちゃんが!

折り返しの山田ユギさんも書かれてましたが、「晃ちゃんが立派な攻になっておばちゃんは嬉しいです」にまるっと同意。

ちなみにこれは江戸友禅シリーズ3作目にあたりますが、1作目の「君が誰の隣にいても」は読んでおいた方が、えええっ!この可愛かった晃ちゃんが攻に成長するなんてー!って感じで楽しめます。
その後の祐一と暁也もちょっと登場しますしね。
2作目は読んでなくても特に問題ないと思います。

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君が誰の隣りにいても 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

生徒×教師再会モノ、禁断の愛!

高校教師だった祐一〔受〕は、生徒の暁也に口説かれに口説かれてついに禁断の愛に落ちてしまいます。
蜜月も束の間で、彼らの関係が暁也の母親の知るところとなり、その母親に言われるままに祐一は暁也を突き放して、彼を捨てる形で別れます。

そして6年後、祐一は教師を辞め江戸友禅作家(江戸友禅なんてあるんですねー、この作品を読んで初めて知りましたですよ)として弟子と息子の晃と共に暮らしています。
そん…

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夜に咲き誇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

いやーー、最後まで面白かった!

帯『俺にだけ抱かれて生きろ。』

シリーズ完結編、いやーー最初から最後までホント、ホントーーに面白かった!
ちょっと対抗している相手との間が上手く行き過ぎた気がしないでもないですが、秋津〔受〕の見事な極妻っぷりといい一回り大きくなった久我〔攻〕といい、読後感は凄く充実したものでした。

秋津は男だから久我に守られる「女」である事に不満を覚えるんだけど、最終的には久我に守られる事を受け入れ…

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夜に赦される 小説

英田サキ  山田ユギ 

うおー、ページ捲る手が止まらん!

シリーズ2作目、もうおもろくておもろくてページ読む手が止まりませんでした。
ああっ、でもこんなに早く読み終えるのも勿体無い~でも止まらない~~~って位に面白かったです、はい。

元警察キャリアでヤクザ羽生の情人だった秋津〔受〕
前作で、久我〔攻〕とくっつくんですがこの久我はヤクザとしては組ナンバーツーのやり手なんだけど、秋津の前に出るとなんかやんちゃというか年齢差は4歳年下でしかないのに、…

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