山田ユギさんのレビュー一覧

長靴をはいた黒猫 小説

佐藤ラカン  山田ユギ 

イラストの相乗効果

ユギさんのイラストがとってもいい感じです。

黒猫の醸し出す色っぽさにクラクラです。
表紙のギャルソン姿(ソムリエ服?)のイラストからしてやばいですよね。
オールバックにした黒髪と流し目の競演です。(なんのこっちゃ)
なかのモノクロイラストも良いんですよ~。

私はイラストで読書欲をそそられるひとなので読もうと思う本に
好きな漫画家さんやレーターさんのイラストが付いてると一気にテン…

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一生続けられない仕事 2 コミック

山田ユギ 

「人はなぜ~」の続きが!

1巻目の内容をよく覚えてなくて、引っ張り出して読みました。
ますますシリアスな展開になっていきそう。
今後に期待、です。私にはユギさんのシリアスは短編のほうがツボに入るので、長編になるとどうなるのかな、と期待をこめてという意味でも。
…受けの三上はセクシーだなあ。おぼれる気持ちがわかる。
過去に因縁のあった男と、そっくりな兄弟があらわれて?!遺言状をめぐって対立する。…お話はどう進むのだろ…

2

一生続けられない仕事 2 コミック

山田ユギ 

待望の第二巻!

ユギ氏、病気療養中の為この弁護士シリーズだけでの1冊ではなくて、オヤジリーマンがおいしい「人はなぜ~」と、ピーチパイのママの話も入ってお得感満載の一冊。
早く回復して続きを見せてくださいねv
ユギ様、ついていきますともーーー!!
弁護士の話も三上の気になる過去の小野田に絡んだお話が展開されていくんですが、リーマンが何と!何と!!リバってしまいました♪♪♪←それは後ほどww
そして、エチシー…

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夏休みには遅すぎる 小説

菱沢九月  山田ユギ 

逃げたら駄目でしょー…

サラリーマンの覚[受]は突然に会社に従兄弟だと偽ってやってきた大学時代の後輩・倉島[攻]に強引に連れ出され、理由の分からないままに彼と電車に乗り、行き先の分からない旅に付き合う事になってしまう。
覚はゲイで、かつて倉島を好きだったのだけれど言えないままでいた。
倉島の意図が分からないまま、温泉旅館に泊まりそして彼に抱かれます。
そうやって旅行を続ける内に次第に倉島の意図が分かってくるのですが…

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非BL作品

まほろ駅前多田便利軒 1 非BL コミック

三浦しをん  山田ユギ 

原作も映画も見ました

やはり絵の力でしょうか、ユギさんのコミック版が一番色っぽい。

原作もコミックも完全に非BLではあるんですけど、多田のくたびれ加減や、行天の崩れた感じが、得も言われぬ、そこはかとない危ないエロスを醸し出していて絶妙です。
原作もおもしろかったけど、ユギさんの絵がより原作の魅力を増強した感じ。

それに引き替え映画版は、、、、。
配役がああなので、かなり期待して見に行ったのですが、BL的…

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俺の胸で泣け 小説

愁堂れな  山田ユギ 

大学時代からの友人3人

帯『片想い中の男に抱かれた。身代わり…それとも愛!?』

大学生時代の親友3人、四宮〔攻〕、丸山、佐久間〔受〕。
四宮は家柄良し彫の深い男前ハンサムで、丸山は口を開けば関西弁でやかましいけど顔は美形、佐久間はというと3人の中では一番平凡な男。
そして佐久間は、四宮が密かに丸山の事を恋愛感情で好きだというのを知っているのですが、そんな四宮の事を佐久間は好きになってしまうのですなー。
でも佐…

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俺に胸を貸しやがれ 小説

愁堂れな  山田ユギ 

関西弁受

「俺の胸で泣け」の丸山が主人公、前作のカップル四宮と佐久間も登場してあと彼ら2人の話「memories 」の短編が収録されてます。佐久間を巡っての四宮と橘が張り合うシーンとかもあるので、前作カップル四宮×佐久間派が読んでも結構楽しめるかと。
単作でもまあ読めない事はないですが、前作を読んでおいた方が分かりやすいでしょうな。

リーマンモノですが、今回は仕事シーンはあんまありません、メインはか…

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永遠のパズル 小説

榊花月  山田ユギ 

うーん……

山田ユギさんの表紙とあらすじにひかれて読んでみたんですが……うーん、つまらなくはないけど面白くはないというまさに中立作品です。

自分的には榊さんって割とこのパターンが多いんですよね、文章に癖が無く読みやすいんだけど話的にどうだったかと言われると微妙……みたいな。
羽村〔攻〕が、やたらに懐いてくる瑛〔受〕にある種の鬱陶しさを感じるというのは分かるんですが、何故それが犯す事に直結しちゃうのかが…

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永遠の昨日 小説

榎田尤利  山田ユギ 

泣けます……!

一緒に登校中に交通事故にあって死んだ筈の浩一〔攻〕は頭も陥没し、首も変な方向に曲がり出血多量で心臓も止まっているんだけど死なないで生きている。
そして本人も、青海〔受〕もクラスの同級生達も死んでいるけど生きている存在として受け止めてしまう。
シュールと言えばかなりシュールです。
こういった話を読みなれてない人なら最初はぽかーんとしちゃうかもしれない。

でもそのシュールな話にぐいぐいと引…

3

初体験ノスタルジア 小説

金丸マキ  山田ユギ 

幼馴染再会モノ

海があり山があり夏は避暑地として別荘が使われている、そんな田舎町が舞台。

作品を通して流れる一連の空気感が素晴らしい、それが実に良いのです。
例えるならずっと心地良い静かなBGMが流れている、そんな感じ。

田舎町で叔父と2人で暮らす弓彦〔受〕と、そんな彼に懐いている年下で親戚に預けられている広瀬〔攻〕
育った環境もあって性的な面だけ大人びている弓彦は、ちょっとしたきっかけから広瀬を…

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