山田ユギさんのレビュー一覧

ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2006 グッズ

贅沢な予告編集

雪舟さんの描く『FLESH&BLOOD』のコミカライズが載っているということで入手。
お目当ての作品は、まるで予告編のようにちょこっと(笑)

というより、この本のコンセプトがそうなのだ。
「キャラ文庫のココの部分を漫画で読みた〜い」というリクエストを
その小説の絵師さんが漫画化してみました……
というのがこの冊子。


全部で11作品、ちょっと古い冊子ということもあって…

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やらしい昼下がり コミック

山田ユギ 

いいっ!!Σヾ(>ω<=)

■やらしい昼下がり■
立山 淳也(高校生)×佐野 隆文(大学生)
片思い中の友人・尾崎に1カ月間家庭教師を代わってほしいと頼まれた隆文。
生徒である淳也の生意気っぷりに腹を立てるが、実はその行動の裏に自分と同じ決して叶うことのない恋が隠されていることに気付き…。

淳也が妹の制服ブラウス(使用済み)に顔をうずめている場面を目撃してしまってから関係が始まります。
…お尻を見ただけで隆文が…

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恋の記憶 小説

杉原理生  山田ユギ 

周囲と気持ちの狭間で

私も幼少の頃ほんのりとした初恋の相手がいとこだったので、よく遊んだ従兄弟というのが妙にツボだった作品です。
杉原先生らしい作品を読み返したくなって、久々に読みました。

初読みの時は、さらりと流していたお話でしたが。
読み返すとなかなか面白い。
従兄弟、義従姉妹、姉、義兄、職場の友人、職場の後輩(女)などなど。
身近な人たちとの関係が、複雑に絡み合って綴られています。

姉の結婚式…

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隣人には秘密がある 小説

秀香穂里  山田ユギ 

和気藹々な生活

それぞれ癖がありつつも前向きな住人なので和気藹々とした雰囲気ですー。
明るいほのぼのを読みたい場合良いかもですね♪

因みに私は、表紙から勝手に官能小説読み聞かせを期待してしまった(笑)←残念ながらありませんorz
まぁー奥手な太一に自作ポルノを読ませて「どの場面で発情した?」ってのはありましたがw

両親・祖母を亡くし、祖父が入院…大切な人を持ち、“別れ”を恐れる太一にとって隣人の秘…

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王子とダイヤモンド 小説

愁堂れな  山田ユギ 

眼鏡のクールビューティ

アラブの王子様に一目惚れされちゃう、百貨店広報の三十路課長さんのお話。

一応攻めはアラブの王子様ですが、舞台は日本の老舗百貨店。
アラブ物と言うよりは、基本的にはリーマン物でしょうか。
もっと言うと、主人公の三十路課長の進藤が、百貨店社長に恩義を感じていて、あくまでも職務に誠実だったりするので、むしろ昭和の人情物の趣だったりします。
TVの2時間ドラマが一度見始めちゃうと、つい、最後ま…

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僕にだって言い分がある コミック

山田ユギ 

悟志、悟志、俺、おまえに言いたいことがある。

『樺谷新太郎』(18)ぼーっと生きてきた主人公。両親はおらず家はシイタケ農家。
『岡田悟志』(18)新太郎の幼馴染み。父との2人暮らし。上京を考えている。
『橋本康人』(19)2人の高校時代の先輩。ハイジャンをやめ、男をとっかえひっかえ中。
『及川高久』(18)橋本の後輩。橋本のハイジャンに憧れて追っかけ入学&同居中。

 俺様だとかツンデレだとか特別なキャラ付けはされていませんが、それ…

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青年14歳(文庫) 小説

山田ユギ 

単行本未収録が160P!

 親友相手に勃っちゃった、やっちゃった。愛って何? 好きって何? とりあえずやらして町田! やらせろ伊東! 本能に忠実だった2人がちょっぴり大人になって、選んだ道は。いくつになっても青い2人の物語、完全版です!

◆『青年14歳』
 伊東→町田。俺達は親友だ。ズルイよ町田…そんなかわいい顔。冗談だと言って笑った顔が悲しそうで。「俺のこと好きか…?」「わかんねぇ…」とりあえず触りっこ。14歳の…

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太陽の下で笑え。完全版(文庫) コミック

山田ユギ 

お墓に入れてもらう1冊を選ぶならこの本!

 私にとっての神『太陽の下で笑え。』が文庫本に! 直樹関連の話が1冊にまとまり、文庫版でしか読めない描き下ろし『おまけその2』は10P。単行本派の方のために、『おまけその2』をこっそり大々的にネタバレです。

◆太陽の下で笑え。ROUND.1~4+FINAL ROUND
 白井壮平×チカ(近沢)×鈴木直樹の、友情と愛情と青春と成長の物語。詳しいレビューは単行本版で。
◆小さなガラスの空(『…

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太陽の下で笑え。 コミック

山田ユギ 

おそらく一番多く読み返したBL作品

 ダメな時期があっても孤独を感じても、それは絶望じゃない。一番多感だった明るいとは言えない青春時代に、何度読み返し癒されたか分かりません。明るいだけの物語には心を開けなかったし、暗い物語を読んで救われるでもなかった心をほぐしてくれた、まさに私にとって神!な作品です。

◆太陽の下で笑え。ROUND.1
 高校からの腐れ縁3人組、壮平&チカ&直樹。
夢を見失い、女性の家をフラフラと渡り歩いて…

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キビしいのである。 コミック

山田ユギ 

それでも一途な短編集。

◆キビしいのである。1
 恋多き男・坂本整(ただし)の高校時代の話。ユギさんが描くチャラ男は、いつも繊細で純情で愛情深くて、愛おしくなります。付き合いたいタイプじゃないですが(笑)
隣に住んでいたホモカップルの1人、西本が気になってしょうがない整。
「俺はこんなに人を好きになったことがあっただろうか」
大人の涙を見て、せつなさを知り、自分の中で何かが変わったような変わっていないような。そん…

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