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30/95(合計:943件)
英田サキ 山田ユギ
Krovopizza
ネタバレ
コミック「愛想尽かし」の続編小説。 前作はすみませんな評価になってしまいましたが、小説だと印象も変わるかもしれないと思い挑戦してみました。 ストーリーとしては、 椹木の恋人になった柊也が、ある日昔の知り合いに再会。 そのうちの一人が密室で死亡し、その部屋で眠っていた柊也に殺人容疑が・・・ という英田さんお得意のミステリっぽい展開です。 まず、文章に違和感が。 柊也視点のためか…
「たかが恋だろ」のスピンオフ。 前作は正直、メイン二人より受けの義兄の椹木の方が魅力的に映り、ストーリー自体にはさほどハマれませんでした。 したがって、彼のスピンオフにかなり期待していたのですが、本書も今一つ楽しめず・・・ なぜか?というと、まず受けの柊也が椹木の相手役としてしっくりこなかったためかと思います。 可哀想な境遇の野良猫系淫乱受け、という設定自体は悪くないと思いますが、…
山田ユギ
FlozenLychee
ドラマCD「愛だろ、愛!!」に収録されている 「さすらい」の原作コミックが読みたくて購入しました。 短編なせいか、「えー、ここで終わり!?」な感じの作品が多く、 きっと、このエンドマークの後に訪れるであろうエチシーンを 脳内補完して悶えることに‥。 「なぐり愛~」に至っては 「これBL!?」と突っ込みを入れたくなる感じ。 ユギさん作品なんで、エロは薄め。 そして、割と重たい…
muccu
真面目な兄といい加減そうに振舞うけど実はすごく優しい弟の切なく甘いお話でした。 なかなか踏み出せず葛藤するお兄ちゃんのためにちょっと距離をおいたり、時に強引に近寄る弟が素敵~。 たまに登場する本田家両親のキャラもくすっと笑えてよかったです。 三男のお話も読んでみたい!
剛しいら 山田ユギ
bonny
師匠がその生き様でもって、芸の磨き方、愛するものとの向き合い方を弟子に示す。落語の師弟関係を軸に人間模様を描いた『座布団』の続編です。 山九亭初助は、落語で女を演じさせたらピカイチだが、弟子は感謝一人だけ、生涯独身。若い頃から頭角を現し、それなりの固定ファンを抱える彼は、上辺だけ見れば全く私生活の見えない落語家ではありました。初助が亡くなって一年。彼の評伝を書きたいというライターが現れ、初助…
JUNEに掲載されていた作品の復刊かつ新装版。 江戸落語の師匠、山九亭初助と脱サラして入門した弟子、金目(かなめ・後の山九亭感謝)の師弟関係を軸に繰り広げられる人間ドラマといってもよい物語。続編に『花扇』がありますが、セットで味わいたいところです。『座布団』は弟子の金目を中心に描かれており、『花扇』は師、初助の半生を中心に描かれた物語。全体を通して時系列が入り組んだ構成となっています。本作は…
M+M
「小説chara vol.13」応募者全員サービスの小冊子102ページです。 小説のイラスト(表紙や挿し絵)を描かれた方が、小説の一部を元に漫画を描かれています。11本中7本が描き下ろしだそうですが、どれが描き下ろしなのかは明記ありません。 原作小説の紹介に1ページ、それからマンガで7~11ページで収録されています。あらすじだけでなく、人物相関図やツボ度チェックまであるのが嬉しいです。…
丸ごと1冊、梅谷×志水です!1996年から描き下ろし2011まで収録されているので絵柄はだいぶ変化がありますが、二人の甘く楽しい雰囲気はそのままで、読んでいて楽しいです。 高校生1年生がバイトしながら暮らす一人暮らしの家に、転がり込む漫画家志望の2年生。一緒に暮らすうちに…といいつつ、梅谷は最初から清水に優しく好意を持っていますので、初っ端から甘さがあります。 それにしても、エッチをし…
本を買ったら、ペーパーが間に挟まっていたという望外のラッキーに喜んだものでした。 本編の後日談といいますか…甘い雰囲気そのままの二人が、ハガキ大の紙1枚(片面)にぎゅっと詰め込まれています。 題名は「Q.じゃあどこでなあ言えるというのか」で、回答は「A.お布団の中」でした(笑)ペーパーだけでなく本も通じて、徹頭徹尾、攻めらしくエロい飯島が良かったです。 そして、このペーパーの後で…
どの本でも思うのですが、この作者様はコミカルとシリアスの緩急のバランスが素晴らしいと思います! 7カップルの話(ただし1つはカップルかは微妙)の短編集です。関連のあるカップルもあれば、接点のないカップルもいますが、最後の「おまけマンガ」「おまけマンガその2」でつらっと繋げられていて、1冊の本としては見事だと思います。 唯一、離別ぽい終わりで気になっていた「リフレイン」が、その15年後が…