これぞハッピーエンド(個人の感想です)
前々から気になっていたし、多分自分は好きなお話だろうなと感じていました。満を持して読みました。
やっぱり、ものすごく大好きなお話でした……!
これぞハッピーエンドだと感じました。(個人の意見です!)
空に手をかざす仕草、山茶花、紋白蝶など、繰り返し出てくる表現が、ラストに向けて非常に効果的に情緒に作用してきます。
途中、つぐみの書いた、朔太郎の心を動かした小説のエンドが、この物語を暗示しているのでは……?と思ったりもしたのですが、いい意味で裏切られました。
文体が読みやすく、ザックザック読めます。