こってこての腐男子のんちゃんが、クラスのイケメン正木から『運命の人』と突然の告白・猛アタックを受け、趣味(BL)と現実の間で翻弄される痛快(←?w)ラブコメディです♪
これまで腐男子を主人公にしたお話をあまり読んだ事がなかったので、私はそれなりに楽しめたかなw
まず腐男子でBL大好きなのんちゃん。
文芸部(別名・腐女子部)の中ではかなりコアなレベルの存在ではあるけど、その対象が自分になると話は別。BL好きであっても自分はホモじゃない!と正木の猛攻に抵抗するも、偶然が重なった誤解と正木の押しの強さで何だかんだと流されてしまう。
イヤだダメだと言い聞かせつつ何でもBLに変換して正木を意識し始めちゃってるのんちゃんが可愛いかった~w
で、のんちゃんから『不思議くん』と称される程マイペースな正木。元ノンケとは思えないくらい積極的な性格は、ポジティブというより天然?な気がしましたw
のんちゃんの趣味を理解しようとBL本で勉強し、それを実践に移す!
2人のすれ違いの原因がBLのセオリー(笑)に基づいたものだと判明した時は目から鱗でした!(爆
ただ、このお話まだ互いの意志疎通が出来てる感じではないんですよねぇ…もしかしたら続編が描かれる予定があるのかな?とも思ったんですが、あとがきは何も触れず……。え!?まさか、これで終わりじゃないよね??と思ったのはきっと私だけじゃないはず!!ww
*青春プレイヤーズ
バレー部の先輩×後輩
義妹の為に部活の先輩に近付いたら、自分の方が彼を好きになっちゃってどうしよう…みたいな?ww
ありがちで結構先が読めちゃう展開なんですけど、ぶっちゃけ表題作より好きなお話でした。だって黒髪短髪の平凡鈍感受けと、イケメンで性格がちょっとSっぽい攻めのカップリングが私の萌ツボど真ん中だったんだもん♪←超個人的w
*あなたを想いたい
楢崎さんには珍しくオヤジ受け!でも展開は割といつもの楢崎さんぽい感じだったかな(笑
短い内容だったので仕方ないんですが、オジサンだからこその苦悩とか葛藤な部分をもっと掘り下げて読んでみたかったです。あと個人的にはオジサンがもう少ししょぼくれてた方が萌えたかもww
今回は表題作含め3作のお話が収録されていて中には古い作品もあったりしましたが、どのお話も私は楽しく読ませて頂きました(*´∀`*)
ちなみに各話ごと、その後のお話的な描き下ろしも付いてますョ!
最近BLではあまりお名前を見かけなかったので、新刊が出ると聞きつけ発売当日ダッシュで本屋さんに走りましたよ~≧∇≦
いや~、やっぱ好きだ!大好きだ!!
もちろん最初からめちゃワクワクしながら読み始めたんだけど、見事その期待を裏切らない内容で読み終えた後も暫く胸のキュンキュンが治まりませんでしたっ!ww
*かわいいかくれんぼ
お話はゲイを隠して高校教師をしている田中が教え子である牛島の、クラスメイト・家村へと向けられた恋する視線に気付くことから始まります。
家村の言動に過剰な反応をしてしまう牛島に昔の自分を重ね、ヤキモキしつつも陰ながら応援していた田中。
牛島が気になるのは彼が自分と同じゲイだからかと思っていたのだが、家村の口から(Hが上手くいかなくて)多分泣いてるんじゃね?…と聞かされた田中は居てもたってもいられなくて――。
ようするに、かくれんぼしてたのは牛島に対する田中の恋心の方だったって事ですね←と私は解釈しましたww
三角関係なのか!?と思わせておいて、結局彼らの橋渡し役となった家村。もしかすると彼が一番大人だったかもしんない(笑
*君を見てると
付き合い始めたものの教師と生徒という立場からお互いギクシャクしてしまう田中と牛島。好きなのに相手の出方を勘ぐり過ぎてスレ違っちゃうのは定番でありがちなんだけど、このもどかしさすら雁須磨子さんが描くとたまんない萌ツボになるからホント不思議!ww
*スキップ
そしてこちらは正真正銘の恋人同士になれた2人。…なんですが、たった数ヶ月で身も心もすっかり成長を遂げた牛島に、1人焦りを感じて振り回される田中が可愛いかった~w
いつか自分から離れていくんじゃないかと弱気になった田中が牛島の背後から抱きついたシーン。これにはマジで心臓撃ち抜かれました!思ってた以上に田中が牛島にメロメロになっちゃってんのが分かって、ホントもんどり打ちそうな位たまんなかったですっ(爆
普段はゆるい展開なのに、ここぞという時はガツンとキメてくれる…これこそ雁須磨子クオリティだと私は思っておりますw
他は年下攻めの短編と本編の描き下ろしが1本づつ。
で、この描き下ろしを読んで漠然に私が感じた事なんですが、家村って実は田中の事が好きだったのかなぁ~?と…
序盤に好きな子を匂わすようなセリフがあって、その時は牛島かと思ってたんですけど…^^;
でも私の見当違いだったらホントごめんなさい~(汗
発売当初からずっと気になってた作品。
でも何となく買いそびれてて、先日ようやく入手致しました。高評価という事もあり凄く期待して読み始めたのですが…あれれ?何かそれが裏目に出ちゃった…かも?
思ってたより意外にサラリと読み終えてしまって「ちょっ…私はその先が読みたかったのにぃ~!!」と何とも言えない消化不良感が残ってしまいました…(苦笑
不安定な高校生の恋愛をテーマにしたお話の内容自体はとても私好みでしたし、背景の白さや所々雑な部分が気になったものの絵柄の方も雰囲気があって良かったと思います。…そう、トータルで見たら好きな部類に入る作家様ではありました。
ただ…ただですね、今回はメインである攻めの津田が鈍感で意外にヘタレだった事と受けの遠藤が滅多に感情を表に出さないクーデレタイプだったのが災い(?)して、なかなか進展した関係へと繋がらなかった事が個人的に乗り切れなかった理由だと思います。しかしタイトルでも分かるようにそもそも今回のお話は遠藤に対する自分でも処理しきれない津田の曖昧な心の変化を追っていく流れがメインだった為、1つのストーリーとしてはこれで完結してしまった事も理解できるので…だからこそ余計に先を知りたかったというジレンマが先行しちゃったというかww
ぶっちゃけ雰囲気系漫画はあまり得意な方じゃない私…、がしかし!何事にも無関心な遠藤が津田にだけ色んな反応(しかも微妙w)するのにはスゴいツボりました!
特に4話目の遠藤視点を読んでからまた改めて読み返してみると、最初は理解しにくかった遠藤の行動の理由が分かって2度美味しいというw
思い余って自分からキスを仕掛けた遠藤にはホント度肝を抜かされましたヨ!
でも今回の中で1番私が盛り上がったシーンでもあったりして^^
内容的に色気が乏しい分、ホントこのサプライズにはドキドキさせられた~w
そして飄々としながらも内心では自分の感情に振り回され気味だった津田のギャップも高校生らしくて良かったです♪…ただ不良?設定だったせいか髪型のオールバックがねぇ…個人的に萌え半減でした…(苦笑
前髪下りてる津田にはめちゃくちゃ萌えるのになぁ…こればっかりはホント好みの問題で仕方がないんですけど…オールバックがw…orz
ということで今回個人的に萌えた所と乗り切れなかった所が極端に分かれてしまったので間を取って評価は萌えにさせて頂きましたw
また次回作、楽しみにしてます!
面白かったです~♪約1年待たされた甲斐がありましたw1巻はほぼ2人の馴れ初めに丸々1冊費やしたような内容でしたが今回はお話の鍵になってたネックレスに纏わる謎も明かされ、ようやく本編に突入したって感じかな?
…と言っても最後はやっぱり「え?まさかここで終わんの!?」な場面で強制終了させられちゃう訳ですが☆…うぉ!何このデジャヴΣ(゚Д゚)w
まぁ↑はさておき今回は前巻で張られていた伏線の回収と御崎と川端との過去、そして本気で御崎に惹かれていく有川の葛藤と自覚が見所だと思います。
有川を好きだと認めながら自分の気持ちを受け入れられない御崎の理由…それには恐らくネックレスの贈り主・川端が深く関係してくるんだろうと思ってたんですが、正しく予感的中でした。
度重なる不遇な環境の中で唯一心の拠り所であった川端に急速に惹かれていく御崎。しかし恋だと自覚した途端、裏切りとも取れる川端の仕打ちに傷付き、恋愛に対してトラウマが残ってしまった訳なんですね。
そんな経緯もあり川端から貰ったネックレスに未だ縛られている御崎に対して、有川の方はというとコントロール出来ない御崎への衝動に自分自身で持て余してるって感じでした。男女の恋愛だったら話はもっと簡単だったんでしょうが、御崎が男であるが故に元々ノンケの有川としては初めて知る彼への衝動が恋からくるものだとは到底気付けない訳です。
でも無意識ながらも御崎と川端の関係に嫉妬し、その罪悪感に悩む姿は誠実である彼の性格がよく表れてて凄くキュンキュンさせられましたし、だからこそラストの告白もまた格別に感慨ひとしおってもんで!←なんせ2冊もマタにかけてますからw
…しかし、あの続き方は生殺し過ぎる…
そして!今回忘れてならないのが満を持して(?)登場した曰く付きの男・川端w
想像してたのはもっとヤンデレ系かと思ってたんですが、実際はただ自分勝手な器の小さいカンチガイ野郎でした。ま、結局彼がどうしたいのか未だに訳分かんないんですけど(笑
でも役どころとしては上出来だったです!中途半端な当て馬ならむしろ居なくていいというのが私の持論なので、そうゆう点ではいい仕事してくれたんではないかとw
執着しまくりの川端がこのまま大人しく引き下がるとは思えないし、2人の愛を深める為にも彼にはもうひと頑張りして欲しい所ですねw←個人的に
その辺は続きの展開を期待して、また1年?じりじり待ちたいと思います~♪
待ってた、イサクさんの新刊!
あらすじを読んだ時、え?今回はヤンキー受け?と一瞬ひるんだものの最初の躊躇はどこへやら…ほんの数ページ読んだだけで早くもイサクワールドにどっぷりハマってしまいました☆
たとえ苦手なシチュであっても必ずそれを覆して余りある萌えを提供してくれるイサクさん、ホント大好きだ~!
これだから買うの止められないんだよ~♪
今回の受けはヤンキー集団のリーダー格で『波高の悪魔』と恐れられている吉野。
ホント言うとヤンキー受にあまり属性のない私なんですが、この吉野が型にはまったステレオタイプの不良でなかったのが今回最大の萌ツボでした←意外にも
いわゆるギャップ萌というやつですねw
まぁ実際喧嘩はするし(しかも強い)昔はヤンチャしてたみたいだから噂だけが先行していらぬ火の粉を被ってたりしてる訳なんだけど、でも根は素直で仲間内からはめちゃ愛されてるって設定がただのヤンキーでは終わらせないイサクさんらしいキャラだな~と思いましたw
で、そんな彼のキラキラした無邪気な笑顔にノックアウトされちゃった菅谷先生。
思わず手を出してしまった自分の衝動を自覚してから教師としてのモラルと吉野に対する煩悩の間で苦悩する日々が始まる訳ですが、ヤンキーの吉野よりむしろ教師である菅谷の方が暴れまくってたのにウケた!それも全部吉野絡みw
中でも一番萌えたのが勿論例の吉野を助け出すシーンですね。悩んだ挙げ句自分の正体がバレなきゃいいっていう教師にあるまじき発想も面白かったんだけど、その結果がウ…ウサギーマン…だと!!??
相手のセリフじゃないが私も内心で思わず、そのまんまじゃん!!とツッコんじゃった!ww久々、BL読んで大爆笑しました。こうゆうイサクさんのセンスどストライク!
そして散々笑かされた後に用意されてた菅谷から吉野への熱いキスね!またこのニクい演出が、ホントたまらんのです!!(力説)
今回Hはオマケ(?)程度だったんですが、その分キスシーンはいつもより多めだったのでキス萌え派としては大満足でした♪
展開としては菅谷が教師ということもあり、なかなか2人の仲が進展しなくて焦れったくもあるんですが、罪悪感もなく簡単に手を出しちゃうような教師よりは断然共感出来たので私はとても楽しく読ませて貰いました。…と言いつつ卒業を待たずして結局は手を出しちゃったんですけどネ☆
ま、バレなきゃいいのか。
フィクションだし!←結局ソコかw
立野さん初のリーマンものという事で購入してみました。いつもと違ったお話が楽しめるかも?と期待しながら読んだのですが…先のレビュアー様も仰ってる通りシチュは変われどやっぱ立野さんは立野さんでした(爆
相変わらずの立野節今回も炸裂ですヨ~w
*別れた男はいかがですか?
いわゆる元恋人同士の再会ものですね。
再会シチュって大好物の1つでもあるんですが今回はその萌センサーがあまり反応しませんでしたww原因の1つとして3年前智栄が一方的に切り出した別れの理由。
散々陽司を振り回した挙げ句最後の最後で明かされる訳なんですけど、正直ちょっと拍子抜けしてしまいました…そのあまりのテンプレ具合に(笑
まぁ智栄の言い分も分からないでもないんです。全部1人で抱え込み嫌われ役に徹するのが智栄なりの美学だったのかもしれないんですが、しかし何も知らない陽司からしてみれば本末転倒というか…トラウマまで植え付けられて迷惑以外なにものでもない。最後は元サヤに収まり大団円で終わったものの自分本位な智栄の言動に陽司1人がグルグルベソベソさせられてたって感じかな?…う~ん
*フラれた男はいかがですか?
↑のお話で陽司に粉をかけてた開発部の香川(ゲイ)と同僚・佐々門(ノンケ)のお話。
攻め専門だった香川は陽司にフラれた所を天然タラシ佐々門につけ込まれツッコんでやるつもりが反対にヤラれてしまう。
最初は反発してたものの一途に想いを伝えてくる佐々門にほだされかけていた矢先、佐々門の元カノ出現で香川の心はぐらついて…という感じでストーリー展開されてくのですがタチが不本意ながらもネコに転じるお話は大好きなので結構楽しめました♪
で、何が良かったって攻めの佐々門が意外に健気で、香川を想う一途な姿にキュンキュンさせられたとこ!あとゲイな香川がノンケの佐々門との関係に悩む理由も納得出来たし、陽司と同じグルグル系でもあまりイラッとしなかったのが個人的に良かった点かな?
ただし佐々門の元カノはぶっちゃけウザ過ぎでしたけどね!w
ということで今回は香川のカプにオマケして評価は萌にさせて頂きました。…が、
作品全体に漂う一昔前的なドラマチック展開は毎度ながら少々キビしいものがあったデス(苦笑
ポロリ程度ならまだいいんですが、リーマンが職場でマジ泣きすんのはさすがにちょっと萎えちゃいました…でもそこが好き!て方もいらっしゃるでしょうし、萌えって本当ムズカシイですね…w
菊屋さんは大好きな作家様の1人です。
今回も予約して発売当日に早速読んだのですが…期待が大き過ぎたのか、思いのほかスラスラ読めてしまって読後感としては「え?これで終わり?」って感じでしたw
*ひみつの棘
過去付き合ってた2人が1年ぶりに再会し、もう1度よりを戻すまでのお話。
今回攻めキャラの久原が意外に分かりやすいチャラ男タイプで、菊屋さん特有のあの視線で語るゾクゾク感があまり味わえなかったのが一番の心残りだったかなw
いや、そうゆうシーンもあったにはあったんです。しかし今回は恋人だった2人が元サヤに戻る内容という事もあり、お互い好きだって気持ちがバレバレだったので深読みする楽しみが半減しちゃったというか…
あ、でも時折見せる鋭い眼光はやっぱりドキッ☆とさせられましたけどね←どっちやねん!(爆
そして内容の方はと言いますと…先にレビューされてる茶鬼様のタイトルが全てを物語っていると思いますw上手すぎて思わずパクらせて貰っちゃった!
…ごめんなさww
*眠れない日々
連れ子同士の義兄弟モノなんですが、このお話結構好き♪
お兄ちゃん好き好きオーラを出しまくる弟に対し、いい兄貴としてその一歩を踏み留めようと我慢してきたお兄ちゃん。
まぁ弟の必死な告白の前ではそんな陰ながらの努力も一切無駄に終わっちゃった訳なんですがw
自分の言葉で自ら首を絞めてる描きおろしの兄ちゃんがツボでした。クールなふりして意外と天然?
*甘い香りは蜜の罠
設定やらキャラを含めて一番好きなお話でした!
調香師・古河から漂っていた、泉がメロメロになる程のいい香りが実は彼に対する求愛フェロモンだったのにはホント目から鱗ですよ~w(@_@)
だってあんな無愛想で素っ気ない態度じゃ(まぁ要所要所でサインは出してましたが)泉に気付ける筈もない。でも、だからこそ後半から畳みかけるような古河の独占欲には本当ゾクゾクさせられました!『オスの匂い』のシーンなんか、匂い立ちそうな彼のフェロモンに私までヤラれちゃうところだったっ(爆
今作品中1番の名カットです。個人的にw
やぱ菊屋さんはこう一癖あるようなキャラやお話の方が断然面白いと思うんですけどね~♪
あと大抵オマケでついてくる描きおろしの4コマやカバー下漫画が大好きです。その後的な裏話やちょっとした小ネタが盛り込まれてて何か得した気分になれるので(笑
本編読み終わったら忘れずチェックしてみて下さいね♪
前回のコミックスがスゴく私好みだったので今回も購入してみました。期待通りというか、むしろ期待以上に楽しませて貰いました!素直に面白かったです~♪
まず表題は自信と魅力に溢れた新進気鋭の書家・草羽と自分の容姿にコンプレックスを抱くパン屋の店長・鈴見のお話です。
番台に座る草羽の不躾な視線から始まった強引なアプローチに戸惑う鈴見。自分にはない魅力に惹かれていくも、それを素直に受け入れられない理由があって―
己の手練でもって虎視眈々と攻略を推し進めていく自信たっぷりな草羽のポジティブさに対して、過去の経験から素直に恋愛と向き合えない鈴見のネガティブさ。今回はその両視点から描かれているので読み手としては両極端な2人がスレ違うのも仕方ないと理解出来るのですが、しかし当の本人達は相手を推測でしか判断できないから互いの気持ちに相違が生じてしまう。
その見せ方が今回の見所であり、グイグイ惹き付けられた理由であったと思います。
攻めが自分の手の内を明かしながら(勿論モノローグの中でですが)受けを攻略していくという展開はあまり読んだ事がなかったので、なかなかに新鮮でした。
あとキャラ設定がホント良かったです!
見栄えのいい自分の容姿をなぜ鈴見がコンプレックスにしていたのか、その理由も納得出来るものでしたし、傲慢に思えた草羽がただの無神経な俺様タイプで終わらなかったのもスゴくイイww
トータルでみても、切なさと甘さが程良くミックスされた良いお話だと思いました♪
そしてお次は↑で攻めだった草羽の甥・晴日とその幼馴染み・蒼汰の初恋物語。
いや~このお話も個人的にたまらんかったです!幼馴染みものは元から目がないんですが、とにかく晴日も蒼汰も内容自体も『可愛い~!』の一言に尽きます、はいw
自分の留学話がきっかけで、暴走した蒼汰の想いを知る事になった晴日。
それまで気付けなかった好きの違いに混乱し、距離を置かれた事で自分にとって蒼汰がどんな存在であるか自覚する訳ですが…何というか、若さゆえと言うんでしょうか?蒼汰の我慢のきかなさっぷりがホント、ツボでしたww
本編も勿論良かったのですが、描きおろしがまたサイコ~!
草羽に男同士のやり方をレクチャーされ素直に実践してみるも、やっぱり最後は…なオチにめちゃ笑かされたw
こうゆう天然な子、ホント好き!
舞台が銭湯という事もあり一味違ったHのシチュも楽しめて大満足の一冊でした♪
オススメ!
毬田さん、絵が好きでネーム買いする作家様なんですが、お話は結構好き嫌いが分かれちゃうんですよね^^
でも今回はどれも私好みで楽しく読ませて頂きました♪
*可愛くてしかたない
職場の後輩・相楽×先輩・野村
彼女に二股をかけられて以来恋愛から遠ざかっていた野村は、ある酒の席で後輩・相楽から告白される。最初は困惑気味の野村だったが、めげない相楽のアプローチに過剰反応してしまい―
あらすじでは相楽がやたら軽いタイプに書かれてたのでどんだけチャラ男?と思ってたのに実際は普通に愛想がいい程度で、むしろ野村に対する態度なんかは一途な健気ワンコじゃね!?という印象でしたw
野村が相楽の言葉を信じきれずに勝手に1人でぐるぐるカラ回ってたみたいな。
ちょっと展開が早すぎて淡々としてたかなって印象もありますが想いが通じ合った夜、男は初めての筈の野村が発した「…脚の間…挟んでやるから」の一言には正直驚愕させられました!w
数ページ前まではウジウジ悩んでたくせに、なんなの!?その無駄な男らしさは!(爆
インパクト強くて、もはやソレしか頭に残ってないかもw←え
あ、誤解のないよう言っときますが↑のは勿論褒め言葉ですよ?w
*俺がいなくちゃ!
同級生の幼馴染みもの。
ずっと世話を焼いてた幼馴染みが急に素っ気なくなり、まさか彼女が出来た?と焦る受け。展開は結構読めちゃいますが、こうゆう友情と恋愛のポジションで悩む若者は大好きなので私は面白かったですv
*あまいあなた
過去の経験から甘党である事を異様に隠したがる意地っ張り美容師と、そんな彼を甘い愛で丸ごと受け止めようとする和菓子職人のお話。
*不機嫌に恋してる1~3
全カプ中一番長いお話で一番好きな作品でした。つか、これが表題作でも全然良かったんじゃ?
最初は自分にだけ懐いてくれてたバイト浅井に何故か嫌われてしまった店長。密かに凹みつつ、でも理由が全く分からずにいたある日、店のトラブルがきっかけで浅井の本心を知り―!?
一言でいうと浅井の素直じゃない性格と店長の天然タラシ具合が招いたスレ違いのお話って感じかな。
この浅井の性格がクセモノで恋人になってからも素直に甘えられず、そんな時店長の転勤話も重なってお互いにギクシャクしてしまうという。
関係ないですが私も飲食店で働いているからか自分の職場とダブってしまい、読んでる間中おかしな妄想が止まりませんでした!(爆
ごめんよ~店長と〇〇君w
初読みです。で、またしてもジャケ買いw
そして内容も短編集でございました。短いストーリーだとどうしても多少の物足りなさ感は否めませんが、でも一度に色んなお話を読めると作家様の雰囲気を掴みやすいし、好みの作品に出会える確率も高くなるので私は結構好きだったりします^^
*ストロボスイッチ
職場の後輩×先輩
このお話、私的にはリバでも全然イケる!むしろ大歓迎!!w←という位、攻めの後輩が可愛いかったです~♪まず童貞だったのがポイント高し。チェリーを奪われた先輩を本気で好きになり、振り向いて貰うため陰ながら努力をする(←マニュアル本はどうかと思うがw)こうゆう一途で健気な子大好きだっ!受けの先輩もね、ツンデレぽくて悪くはなかったんですが個人的に下まつげがチョット…^^;
*ここからの進路
就活がきっかけで男同士ゆえの将来に対する不安やプライドでスレ違っちゃうお話。
男女ならば結婚とゆう漠然とした青写真も見えてきますが男同士だと簡単にそうはいかない。だからこそ、この2人はもっとお互いの為に会話が必要だと思いました。
まぁもうその心配はなさそうですがw
*ストレスのもと
超短いんですが、このお話好き!
つか無自覚のタラシ攻めがイイ!!描き下ろしの天然具合が最高でした♪嫉妬で泣いちゃう受けも可愛いかったし意外にも上位に食い込む(←個人的に)カプだったりしてv1Pだけじゃなく正直もっと続きが読んでみたかった~
*グロウアゲイン
リーマン×歯科医師
大好きな再会ものだったのですが、いまいち攻めの行動に共感出来ず…強引でSっぽいのは嫌いじゃないはずなんだけどなぁ。お互いもっと素直になれてればスレ違わなくてすんだのに、と思ったお話。
*週5ランチ
なにげに一番好きなお話でした♪
調子のいい職場の先輩宮川から毎回ランチに誘われては冗談半分に口説かれる矢田。彼の真意を図りかねてた矢先、ちょっとした誤解で自分の気持ちを自覚してしまい―
宮川が矢田を好きなのは最初から一目瞭然。ただ矢田が鈍いんで本人だけ気付けてないみたいなw
内容的にはありがちなんですが、モテる攻めが好きな男の為にアレコレ頑張ってる姿を見るのが好きなんです。
そんで受けがまた普通の子だったのも私的に◎平凡っ子萌!
短編集という事もあり1話自体のお話は短めです。でも、ちゃんと胸キュン出来るシーンもありましたし各話ごとに描き下ろしも付いてて私は結構満足できましたv