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ファンタジーならでは!納得して萌えられる上手な設定。

ケモミミ・尻尾/体格差/肉体美/年の差/褐色にプラチナブロンド/セクシーなファッション/パートナーの血を飲む/マーキング/発情期…などなど

腐女子・女オタクが大好きなありとあらゆる設定をぶち込んだ萌え要素満載作品なのですが…
本当に驚くべきことに…実際はこの多くの要素は『ぶち込まれ』ているのではなく、きちんと『収められ』ているのです。
ここが、ただの萌え要素エロ漫画とは一線を画すところ。


架空の世界の世界設定は世界情勢や種属の生い立ちなどがしっかり練られていて奥行きがあり、登場人物の服装など細かいところも世界観の統一があって説得力があります。
本作の主人公たちは人間ではなくライカンという種属なのですが、ライカンの生態もエロシーンが自然に入るように、きっちり設定が練られていて、圧巻です。

・他の個体の血で戦闘力強化できる
→血を啜るシーンあり
・他の個体の精液で解毒できる
→Hシーン多い
・人間のコントロール外で繁殖しないようオスしかいない
→ゲイセックス

などなど…きっと、そういうシーンが描きたいが為の設定なんだろうな、とはおもいますが…笑 それでも、やっぱり一つ裏付設定があると説得力が違うなと…。
Hシーンが取って付けたようなサービスシーンでなく、ちゃんとストーリー中の重要なタイミングで必要なシーンとして挟まれているのも凄いなと。最中に交わす言葉も伏線になっていたりと、朝チュンではダメできちんと絡みが必要だ!という流れにしているのも上手いです…!


このように、設定も素晴らしいのですが、この作品の本筋は『自分を変えるほどの運命の人』との純愛。
この両片思いの何十年にも渡るラブストーリーがまた、せつなくて良いです…
作者も、あとがきで「不老不死が恋愛においてどのような影響を及ぼすのか」という事がテーマにあると言うようなことを仰っていますが、
主人公カップルも、同性愛や大きな年の差など普通の漫画なら葛藤ポイントになる要素が「オスしかいない不老不死の種属」という設定によって打ち消されているのですが、それでもすれ違う!
どんな環境・状況にあっても恋愛というものは儘ならないものである…と感じました。

この本筋のラブストーリーがあれば、もうエロとか萌とか関係ない!と思うんですが、やっぱりエロとか萌のための設定が、ふたりのすれ違う恋愛に必要な要素になっているので…結果エロも萌も必要になってるんですよね…凄いなぁ…上手いなぁ…。

ただ、地雷要素としては、
・エロがかなり多い
・世界設定が本編の中だけで完全に説明はされておらず、作者の設定説明文(結構長い)を読んでから読まないと深く読み込むレベルまでは読めない
というあたりが少しネックかなと。
この辺が問題なければ、普段乙女系コンテンツを嗜んでいるオタクの方などにもハマると思うんですよね…。ぜひ沢山の方に読んでもらいたい神作品です。

大好きだけどオススメできない

草間さかえさんの漫画は非BLから入りまして、最近ようやくBL漫画も読破しよう!と思った矢先の新刊発売だったので飛びつきましたが…
皆さん仰るように、「みえない友達」が難解……
というよりは、読者に優しくない作りで驚きました。
テンションで猛ダッシュで読んだ1回目は、やはり私も「?」となり読み返しました。
よくよく読めば、きちんと話は理解できるし、予想できるのですが…
人物や設定の説明を伏せて良いのはそれが伏線になっている時だけでは…?と思うので…今回の説明のなさは、ただただ読者に優しくないなぁとしか…

もっと、ゆうくんの、しろうくんに対する想い(記憶はないけどずっと思ってた事、とか)沖津くんとゆうくんの関係性(それが後半のワンダーフォーゲルに繋がるし…)とか、その辺の心理描写に集中したかったのですが…
私の脳は人物が誰が誰だとかの謎解きを始めてしまい、なんだか気が散ってしまったなぁ〜という感じで…。


それでも、なんども読みかえせば、やっぱり私の大好きな草間さんの、色っぽくてちょっと病んでるのに爽やかで繊細な、そんな素敵なお話なので…ファンとしては神を付けたいところです。
草間さかえさんファンは間違いなく買って損ないというか、買ってください!なんですけど…
ここから草間さんの作品に入るのは、うーん、ちょっと他のも読んでからにした方が良いよ!っと言いたくなります。

でも、なんで編集さんもこれでGOサイン出したのかな??万人には受けないよ〜…
でも、もしかしたら、数年後に続編とか出て、このモヤモヤもすべてまるっと回収するオチがある…というのも、なきにしもあらずな気も…うーん…。

テーマを伝える装丁の素晴らしさ!内容は可愛らしいラブストーリー。

装丁が素晴らしい…!ぜひ紙の本を手に取っていただきたい一冊です。
表紙の男の子(主人公のまひろくん)の瞳と涙がホログラム加工されていてキラキラなんです…!彼の涙がこの漫画の良さの8割を占めていると言っても良い内容なので、本当にこのカバーデザインは神がかってると思います。
最近の漫画はカバーデザインが凝っていて、電子コミックが普及する中、"紙の良さ"を十二分に活かしたものも出てきていて…紙漫画の新しい未来を感じさせますね。
バンドデシネみたいに、一冊¥1,000を越えても良いので、カバーだけでなく全ページ紙ならではの質感などにこだわった漫画が出てくるといいなと思う今日この頃です。


漫画の内容は、可愛らしい少女漫画のようなラブストーリー。エロ多めなのはBLらしい、オメガバースらしい要素ではありますが、基本的にはほのぼのとした甘酸っぱい若者の恋のお話です。

主人公の男の子はちょっとビッチな…というキャラ付けですが、その設定はあまり活きていない笑…というか普通に一途で純情な可愛らしい子です。
攻めの米谷くんは、聖人君主の如き良い子で、ヘタレ・地味って設定のようですが、その設定も活きていません笑 普通にカッコいい良い子です。

話だけをみると、オメガバースの世界観・各キャラクターの性格などの設定全てがぼんやりしていて、今ひとつ盛り上がりに欠けて引き込まれないな…と思ってしまうのですが…

まひろくんの泣き顔だけは、物凄い印象に残りました。
泣き顔がすんごい上手な作者さんなんです…というか、絵が…表情がすごくお上手で…。
また、まひろくんが毎話のように泣くんですよ…。
それを見ていたらささくれ立ったオバさんの心は癒されました…こんな、ピュアな涙を恋愛で流したことなんか…もう何年もないですよ…。
ただただ、この良い子×良い子のカップルが恋に一生懸命になっている姿を見守りたい…という気持ちにさせられました…。

正直、ストーリーはとても薄いですが、
可愛い子の涙に癒されたい方にオススメです。
あとは、装丁フェチの方へ…ぜひオススメしたいです。

こちらがデビュー作とのことで、これだけ絵に説得力があるならば、お話が深〜いものになればとてつもない神作品になると思います。2冊目も出ているようなのでそちらも読んで見たいです。今後の活動に注目してゆきたいと思います。

リアルな恋模様とBLらしいエロのバランス◎

風呂前さんはpixivで見ていて絵の大ファンだったので…もうそれだけで神評価つけちゃうんですが、内容もとて良かったです。
思ったよりエロ多めで意外でしたが、エロなしでもしっかりお話が作れる方なんだろうな…という方ががっつりエロを入れてくるのってなんだか嬉しいのは私だけでしょうか…笑
人体デッサンからして美大生かなと思っていたのですが、巻末コメントで美大卒と書かれていましたね。やっぱり絵の安定感があるととっても読みやすいです。表紙詐欺はいっさいありませんよ!表紙通りの中身なので、カバーにピンと来たらぜひ読んでもらいたいです。


内容レビューとしては
リアルな部分とファンタジーの部分のバランスがとても良かったです。

ファンタジーな部分として、華奢で「いかにも!」な受けのルックスとか、ゲイカップルがすんなり受け入れられている設定とか、初めからあっさり両思いなとことか…

普段はそういうファンタジーな設定はちょっとつまらなく感じるのですが…
この漫画ではこの、ファンタジー設定を上手く利用しているお陰で、余分なもだもだが端折られてるため、

リアルな恋人同士の恋愛模様・人間ドラマの部分にフォーカスして楽しく読めるお話になっていました。
登場人物みな、一癖ある、ありきたりでない人物像で、でも共感できる、絶妙なキャラクターで素敵です。



表題作の
カラーチャートをキミには、
要領がよくて、何かに夢中になれない昴くん×不器用だけど、芯が通った芸術家肌のりゅうくんのカップルです。
自分と正反対のタイプって凄く惹かれ合うんだけど、そこから関係を維持していくのが大変なのよね…というお話で、
でも2人ともちゃんとオトナな対応で歩み寄っていく姿を見ててこっちも幸せな気分になりました…!
エロもたっぷりでその辺がまぁ、メインなのでこの話の長さでもしっかりまとまってるんですが、これからさらに苦難を乗り越えて行く2人を見守って見たかった気もする…! 後日談が欲しかったなぁ…と。

同時収録の
俺は先輩の何なんですか!?も、
正反対の二人が付き合ってから困難を乗り越えるというストーリー。
空気の読めない先輩×純情すぎる後輩というカップルなのですが、
この先輩が本当にヒドイです笑 空気が読めない、デリカシー無しで…笑
前半は後輩ちゃんが可哀想すぎて…でも、この先輩が何となく憎めない…とゆうか、自分もちょっとこの先輩に似た欠点を持っているので…
先輩視点の番外編は、思ってる事が上手く説明できない・伝えられない言葉の不自由な先輩に「あー!あるある!わかる!」と共感してしまいました…笑
後輩ちゃんはとっても健気でいい子なんですが、やっぱり人間だれしもエスパーじゃ無いんだからね、キチンと言葉にして伝えないとダメなんだ!って話になっているのがとても気持ちが良いです。

情けは人の為ならず

また素晴らしい作者さんに出会えてしまいました…。
本当にBL畑は絵・ストーリー・画面構成と全ての技術を兼ねそろえた作家さんが沢山いますね…。

漫画って次々新刊が出ればいいってもんじゃなく、よく出来た一冊を繰り返し読む楽しみもあるのだと言うことがよくわかります。

主人公の2人がオネエと筋肉、ということで、腐女子の方々には抵抗のある方も多い設定ではあるかと思いますが、そんな方にも是非一読して頂きたい心温まる幸せな話です。
ストーリー自体はかなり辛いシリアスな部分もあるのですが、
とにかく登場人物全ての心の暖かさといったら…読んでいて本当にじんわり幸せになります。

誰もが大切な人に何かを与えて、無償の愛情でもって見返りを求めない。けれど、与えたぶんだけキチンと幸福は返ってくるのです。


まぁ、現実はそうはいかないし、そんな良い人ばかりじゃないし、自分もそんな良い人にはなれないし、御都合主義と言えばそうなのかもしれないけれど…
物語は読み手に希望を与えてなんぼじゃないですか!
帯にある山田ユギ先生のコメント「この世界の住人になりたいです!」の一文にこの漫画の全てが表されていると思います。

自分も他人の幸せを願える清い人間になりたい…と思わせる、
ちょっぴり「ハチミツとクローバー」に近いものを感じるお話です。

ちなみに、私は筋肉BLが大好きで、画力の高さからもその辺もちょっと期待していたのですが、エロティックな描写は無いですよ。お話を楽しむ系です。

にいちゃん コミック

はらだ 

重過ぎて辛いのに、ちゃんと読めちゃう。

とにかく病んでるし重い。


BLにしてBLにあらず、とは沢山の方がレビューに書いてますが、これはもはや単にセクシュアルマイノリティの話でも無い気がする。
だけれど、やはり、登場人物のひとりでも性別が変わってしまったら成り立たないと感じるストーリーなのが本当に秀逸だと思います。

語られるテーマは「愛とは何か?」
で、愛情に飢えた主人公2人が必死に答えを探すのに…
最後まで読むと、果たしてそれは真実の愛なのかただの自己満足/自己暗示なのか…なんともモヤモヤとしたものだけが示される…

主人公のひとり、"ゆいくん"はしきりに「愛の証明」という言葉を口にしますが、やっぱり愛なんて完全なる証明などできないもので、できるのは証明でなく信じるか、納得するか、それだけなんだよなと…。

それが、やけにリアルで、なんだか嫌になっちゃうお話です…笑



私自身どっちかっていうと恋愛ものはハッピーな…ていうか純愛的なものが好きだし、暗いストーリーはあんまり好きではないのですが、はらださんの作品は読めちゃうんですよね。

BLで暗い・重い・無理やりな話って、「でも"純愛"ですから!」みたいなところに最終的に無理に収められちゃってて、納得できないと言うか、なんかついていけないものが多く感じるのですが…

はらだ作品の暗〜い話は、登場人物がひたすら利己的で素直に自分の欲求を押し付けた上での痛い行動はキチンと納得できる。しっかり説得力があるから、ストーリーも浮ついた感じがなく、しっかり読めちゃうのだと思います。
じっくり考えればやっぱりファンタジーなんだけど、騙されるだけの説得力があるというか…。

また、元々画力がすごいのに、さらに年々パワーアップしていて、くるくる変わる表情とコマ割りだけで漫画がきちんと進むんですよね…本当に素晴らしい。極端に言えば台詞読まなくっても話が楽しめるレベル。
なのに台詞も良いんですよね…。

凪子の話 コミック

後藤 

BLというカテゴリだけに収めるのは勿体無い。

"BL漫画"と言うとやはり、ニッチなジャンルというイメージ(実際そうなのですが)がついてしまうので、もっと一般の方にも読んでもらえるようなカテゴリ分けがあると良いんですけどね、と日々思っているのですが…。
この作品もまさに、BLという枠には収まらない良作と思います。
LGBTの要素を持つ人間ドラマという感じ。
タイトルにも登場する凪子は主人公の1人です。和也、浩平、凪子の3人が主人公で3人の絆を描く漫画。
BLに女子はいらない!という主義をお持ちの方でも、これはもう萌え漫画ではないのでぜひ、純粋に話を楽しむ漫画として読んで頂きたいです。

あらすじから3人の三角関係のお話かと思いましたが、実際はそんなチープな関係ではなく、もっとお互いに深い絆があって素敵な関係性です。


とにかく凪子が良い子…だけど神格化されてないという程よいバランスが感情移入するのに丁度良くて…切ないくて胸に沁みました。

浩平と和也の幼少期の話は、ちょっとありきたりかな〜と思ったのと、それまでの流れに対してBL・BLし過ぎてるかな…というのがちょっぴり気になりましたが、そこは描き下ろし部分なのでまぁ、ファンサービス的なプラスアルファ部分、ですかね。

第一倉庫にて コミック

冬辺 

美しい絵柄、繊細で静謐な雰囲気

ピクシブで少し、絵を見たことがある方でしたので表紙買いしました。

カバーと扉絵がとても素敵。繊細で流れるようなタッチが美しい絵柄で漫画本編も同様なタッチです。

ストーリーはどれも静謐な空気感で淡々としており、読み手の想像力が必要なタイプのお話。
雰囲気は好きですが、ちょっとあっさりし過ぎているというか…私にとっては盛り上がりに欠けるように…何かが足りないように感じました。


絵柄もとても素敵なのですが…独特のラインゆえ漫画は読みにくくて…やや難しめなストーリーと相まって、なんだかじっくり読み込む気力が無くなってしまいました…。
かといって、この絵柄で王道ラブストーリー描かれても…合わない気もするし…漫画って絵が上手ければ良いと言うわけでもないのですね…難しいんだな〜と思いました。


絵がとにかく素敵なので観賞用にオススメです。

兄の忠告 コミック

朝田ねむい 

面白い!けどBL漫画というよりサブカル系漫画

この方を今まで知らなかったことを後悔しました…凄く良い!ハマりました。
ストーリー作りがとても上手だと感じました。
絵も上手いです。デッサンもしっかりしていて安定してます。表紙と中身に差は全くありません。

ただ、紹介文の「BL」「笑撃」の文字はこの漫画には相応しく無いです…!
この文言に引っかかって購入を検討しているかたには「ちょっと待って!」といいたい…!


ショートストーリー5本の収録ですが、どれもかなり短い。そして、エロなし。
ですが、どの作品も非常によくまとまっていて面白いし、読みやすい!
短いお話をエロなし・特殊な萌えなしでキッチリまとめるのは、BL漫画ではあまり見ないな…
というか、この漫画はもはやBL漫画というより、BL要素ありのサブカル系漫画って感じです。ヴィレバンとかに売ってる感じ。

さらに「笑撃」と書かれていますが、ギャグ漫画系ではありません。日常と少しの非日常をさらっと描いたシュール系。
ミニシアター系邦画が好きな人とか、好きなんじゃないかな?と思います。


BLに萌え!を求めている方には全くオススメできませんが、
単純にストーリーの良い漫画が読みたい方
サブカル系漫画好きでBL要素に抵抗ない方にもオススメできると思います。

個人的に、私の大好きなトジツキハジメさんの作品にテイストが近いかな〜と思いました。

キラキラした青春のちょっと切ないお話。

とにかく雰囲気が凄いです。
絵も人物だけでなく、背景やコマ割りなど含め作品の空気感が綺麗で素敵で作者さんの個性が感じられます。
絵から、しっとりした空気が伝わってくるような…切ないストーリーと絵柄が120%マッチしていて素晴らしいです。
表紙のカラーの絵と漫画の中のモノクロの絵の雰囲気が、本当に、全く変わらないです。凄い…!

お話はどれも思春期特有の…なんだか、もぞもぞする感じです…!

ハッピーエンドじゃないかもしれないけど、若いんだし…まだ未来も希望もあるよ!というお話は、ちょっと胸が苦しくなるような切ない、素敵なお話なんですが…
私のようなババアにはちょっとだけ…痒いです…笑 若さが眩しすぎて…もぞもぞします…。

男臭さなし!の綺麗な作品です。