えいちゃんさんのマイページ

萌×2作品

女性えいちゃんさん

レビュー数21

ポイント数298

今年度60位

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独占欲強めの〝ド執着美人攻め〟最高!

400p超えの長編でしたが、面白くて一気読み!
【傾国の美男×口のきけない転生者(顔に傷有)】のCPが魅力的で楽しく拝読しました。
ただ、表紙的に〝攻3人×受1人〟だと思っていたら、後方イケメン2人は親友兼保護者のような存在で受けとの恋愛的な絡みは無く、ぶっちゃけ総受けを期待して購入したので少し残念でした……笑
逆に、総受け苦手な方は安心して楽しめるかと!

もう、バリバリ独占欲強めの〝ド執着美人攻め〟最高でした。
人買いの馬車の中で知り合い、人買いに襲われそうになった所を主人公・レアンに助けられて以来〝レアン至上主義〟となる美少年シエル。
「レアンの為なら何でもしますが、他はどうなっても知りません」な執着攻めで、常にレアン中心に世界が回っている男です(万歳)

一方、幼い頃の高熱が原因で声が出ず、シエルを助けた際に顔に傷を負ってしまった主人公・レアン。
声が出ない代わりに、身振り手振りで一生懸命に意思疎通したり、笑顔で頷く様子が可愛くて非常に庇護欲を唆られるキャラクターでした。
心優しく、自分に出来ることを懸命に取り組む姿が健気で、もはや存在が癒し……!

ストーリーも良く、メイン2人のキャラクターや関係性は凄く好みでしたが、「〜だった。」の文末が多くて途中から気になってしまい〝萌×2〟評価に…

また、後方イケメンの片方に女性とのNL展開があって、少し「うーん…」となりました。
と言うのも、途中で「あれ?この2人、レアンに恋愛感情ある?」と匂わせるようなシーンがあり、少し期待してしまっただけにNLCP誕生は地味にショックで…笑
それなら、エド側のEP広げて欲しかったな……と。(単純にエド推しなだけ)

とは言え、サブキャラ含め魅力的なキャラが沢山登場して、上記が気にならない方なら楽しめる作品だと思います!
〝美人攻め・無口受け〟がお好きな方に是非◎

美味しそうな料理とサブキャラ達が魅力的

騎士団の厨房で働く新米料理人のお話なので、美味しそうな料理が沢山でてきてお腹が減りました。
卵のパテとか、エッグサンドの卵サラダみたいな感じなんだろうか。是非とも食べてみたい!

憧れの人とは露知らず、夜な夜な現れる不審者(髪の毛モサモサ・髭ボーボー)と仲良くなり、料理を振る舞っていく内に恋心が芽生え……と、2人の出会い〜恋人に至るまでの様子が丁寧に描かれていて、アイルの心情に癒されたり、切なくなったり、ドキドキしたりと楽しい一冊でした◎

心理描写が丁寧な分、ラブの進展がゆっくりなので、どちらかといえば〝お仕事要素〟の方が強いかも?
主人公の料理に対する想いや情熱がしっかり描かれていて、料理人として成長していく姿を自然と応援していました。

また、怪我で剣を捨てた厭世的な攻めのギャップが凄かったです!
傷心のダウナー系かと思いきや、復活してからは積極的にめちゃくちゃグイグイ迫ってきます。
俺様要素が少し入った、強めの陽キャで驚きました笑
公衆の面前での大告白→全員に祝福される展開はディ●ニー映画のようで、思わずニンマリ◎
独占欲も強いようで、終盤2回も攻め●ェラがあって大満足!

そして、個性的なサブキャラ達も魅力的でした♡
特に、隣国の騎士ベッズィが気になります!
優しい大型犬タイプの褐色男子が大好物なので、続編があるなら今後のアイルとの絡みに期待大ですね!!

2人の恋はこれから!と言うところで終わるので、是非とも続編が読みたいです◎

1巻は、まだまだ序章

ついに読みました!鈍器本。
めちゃくちゃ面白かった……!
400p超&二段組で結構なボリューム感ですが、読み始めると壮大なストーリーが頭の中に押し寄せてきて、ページを捲る手が止まりませんでした。

ただ、面白くなってくるのは後半1/3〜でしょうか。
と言うのも、本書の半分位がレオリーノの前世・イオニアのEPとレオリーノの生い立ちが占めていて、読みたかった【クラヴィス×レオリーノ】の話が後半1/3位からやっと動き出す!って感じでした。
なので、1巻はまだまだ序章な印象です。

そして、ごめんなさい……
個人的に【クラヴィス×イオニア】のEPが苦手でした。

イオニアの記憶を持ちつつ、レオリーノにはレオリーノとしての自我があるので、2人は同一人物では無い訳です。
私は【クラヴィス×レオリーノ】のCPが読みたくて本書を購入したので、前半の【クラヴィス×イオニア】のEPは、受け違いの対抗CP本を読んでるような気持ちで少し辛かった…笑

また、【クラヴィス×イオニア】がプラトニックな関係では無く、ガッツリ身体の関係があったのも個人的にはモヤっとした部分でしょうか……
攻めの元彼EPをずっと読むのは、結構キツい(こんな事言ってるの、多分私だけ)
でも、レオリーノの前世に関する重要なEPなので読み飛ばす事も出来ないし……とモヤモヤ
完全に好みの問題ですね。本当に申し訳無いです……

しかし、レオリーノが18歳になってから物語が一気に進みます‼︎
後半では、レオリーノを取り巻く男達の欲望や執着心が爆発して堪りませんでした!
イオニアの恋人・ルーカスに執着され、それに対して静かに怒るクラヴィス殿下に最高に萌えた……!
大人の男の嫉妬&執着めっちゃ良いです!最高!!!

本編がシリアスな分【電子限定特典SS】の可愛すぎる幼少期レオリーノに癒されました◎
こう言う番外編大好きだな〜

俺様攻めの甘々変化

ラノベっぽいタイトルですが、異世界転生ではなく〝輪廻転生〟の転生モノでした。
前世と現世が全の別人格で、其々に自我があるのが良かったです!
別人格だからこそ、前世の自分に罪悪感や嫉妬心を覚えてしまったり、求められているのは前世の自分なんだ…と葛藤する様子が切なくて、ドキドキしながら楽しめました◎

また、攻めのアレクシスもヒナタがユリアンの生まれ変わりだと確信できるまでは、冷たい〝俺様攻め〟で嬉しい誤算でした(俺様攻め大好き)
ヒナタに惹かれつつも、ユリアンへの罪悪感からヒナタに冷たい態度を取ってしまう、素直になれない天邪鬼さ……
でも、やっぱりヒナタが気になり、独占欲が湧いてしまって強引に囲っていく俺様感が堪らない……!
「お前は怪しい奴だから見張る」と文句を付けながら、囲っていく様子をニヤニヤ堪能しました♡

また、キッカケは前世のユリアンですが、ちゃんとヒナタ自身に惹かれて愛する様子が分かったのも良ポイント◎

ストーリー、キャラクター共に好みでワクワク楽しめたのですが、文体に慣れるまで少々時間が掛かったので〝萌×2〟評価に……
俺様攻めの執着&猛愛と、強引な俺様に振り回されてオロオロする小動物のような受けがお好きな方に是非!
純粋無垢だったヒタナが、アレクシス色に染められる2人の初夜がとってもエロ可愛かったです♡

もう一度初めから読み返したくなる!

可愛いラブコメは最高の癒しですね。
「なるほど〜」とニヤニヤできるラストなので、ネタバレ無しの方が楽しめるかと思います!

〝魔族が人間界を脅かす〟と言う噂が流れ、魔王討伐に向けて動きだした勇者一行。
しかし、事実無根の噂のため、誤解を晴らして魔王討伐作戦を阻止するべく、魔王自ら正体を隠して勇者パーティーへ潜入することに…⁉︎と言うお話。

いやー…天然ぽやぽやの心優しい魔王様が、めちゃくちゃ可愛かったです!
子供っぽい言動も15歳の箱入り少年なので違和感なく楽しめて、勇者様曰く「馬鹿な子ほど可愛い」を実感できるキャラでした。
魔族への誤解を解きたいけど正体は明かせないし、どうしよう…とオロオロしてる様子がおバ可愛いくて◎

また、一見冷たいようで、行動の端々から隠しきれない甘さが滲み出ちゃってる勇者様が良いですよね〜〜
クールなのに、さり気無く甘やかして、ちゃっかり溺愛している……本当に有難い(合掌)
何より、秘密についての匂わせ発言が多く、個人的に「そうだったら良いな〜」と言う予想がバッチリ当たって萌え転がりました笑
いやー、この秘密。めっちゃ好き。
とは言え、分かりやすい伏線なので読んでる内にピンと来る方も多いかと思います。

【クールな溺愛攻×ぽやぽや天然受】どちらも好みど真ん中でキュンキュン楽しめたのですが、パーティーメンバー全員に可愛がられる、所謂〝愛され主人公〟が少し苦手だったので〝萌×2〟評価に。
逆に愛され主人公がお好きな方には、堪らないかと!

読み終えてから、もう一度初めから読み返すと違う印象で楽しめる、一粒で二度美味しい一冊でした❁

個人的〝萌えシチュエーション〟の宝庫

猛暑でヘトヘトの中、萌えて涼しくなれるホラーBLを求めて購入しましたが、邪神や因習に囚われた〝オカルトBL〟で大満足な一冊でした。
民俗学者の攻め・乾と共に、幼い頃より祓魔師として育てられた受け・愁と、育て親である神社に隠された秘密を暴いていく謎解き展開が面白くて一気に読み!

主人公である愁の生い立ちが不憫で可哀想なんですが、フェチ多めなシチュエーションに性癖を擽られました。

まず、愁の使い魔である「シュマ」と呼ばれる未確認生命体に陵辱されてしまう除霊方法が、エロいです。
陵辱と言ってもシュマに自我は無く、単に愁が取り込んだ呪いを「食べる」だけなんですが、その食べ方が触手のような物で愁の体を拘束し、穴と言う穴を犯し尽す凄惨な有り様で……
痛いし、苦しいし、辛いのに生理的に局部が反応してしまって、精神的にも辱めを受ける様子が不憫で可哀想…なのに、萌えてしまうと言う。

更に、そんな状況を想いを寄せる攻めに見られてしまい、羞恥心と罪悪感で大混乱!
乾の腕の中で泣きじゃくる愁がね…めちゃくちゃ可哀想なのに、大変に萌えました(酷)
身も心もボロボロな受けを攻めが優しく慰めて、抱きしめて浄化する……あ〜〜〜堪らん‼︎

また、クソデカ感情好きとしては、不器用すぎるツンギレ男・陵(愁の従兄弟)の拗らせ具合も最高でした。
読者には「愁の事、絶対好きじゃん!」と分かるのに、当の愁は怒ってばかりの陵が怖くて常にビクビク・オドオド。
本当は幼い頃のように優しく接したいのに、愁の秘密を知る神社の跡取りしての葛藤が……と、ウジウジしてる間に颯爽と現れた攻めに愁を奪われてしまう、見事な当て馬っぷりに拍手が止まりませんでした笑

背筋の凍るラストでオカルト欲も満たせて、三者三様の想いが交錯するBLとしても大満足な一冊でした♡
ただ、個人的に当て馬の陵の方が好みすぎて、乾の印象が薄くなってしまったので〝萌×2〟評価に。
【爽やかポジティブ青年】と【小動物系幸薄男子】がお好みの方に刺さるCPだと思います◎

エロ満点!だけどキャラクターに共感できず

作家買いです!が、今作は評価難しいな……笑
潮吹きや連続絶頂は本当に、エロのクオリティに定評のあるU先生‼︎と言う感じで文句無しに花丸の拍手喝采なんですが、ストーリーの終盤で「ん?」となる部分があって嵌りきらず……

正直、途中までは〝神〟評価でした。
努力家で真面目な受けが健気に自分を変えようとする様子はいじらしくて可愛いし、そんな受けを無意識に甘やかしてしまう年上攻めにも凄く萌えました!
…が、終盤。自立する為に兄から援助して貰って一人暮らしするシーンに引っかかってしまい、そもそも兄に10万円を返す目的は有耶無耶になってるし、自立の為の一人暮らしで結局兄から援助を受けるのか…と、受けくんの甘えたな所は変わっておらず残念でした。
そして、2人の〝すれ違い〟展開も無理矢理すれ違った印象で違和感しかなく…

また、攻めも序盤で見せたS感は無くなり、後半は溺愛スパダリ攻めへと進化します。
溺愛スパダリ攻めも大好きですが、序盤で見せた意地悪Sプレイを期待していたので、個人的には少し物足りず…

とは言え、勢いのあるスプラッシュ表現や、攻めに甘えて可愛く煽る受けなど萌えポイントは多々ありましたので、今回は〝萌×2〟評価で!
アニメイト特典小冊子の猫ちゃん視点がめちゃくちゃ可愛くて癒されました♡

▶︎紙書籍/ぐしゃぐしゃ斜線+刻み海苔(白)

虎に四目屋 コミック

水玉ミズ 

攻の〝雄になる瞬間〟がもっと見たい

〝江戸時代の性玩具店〟の店主と、その大店へ忍び込んだ盗人のオモチャBLです。
盗みに入った代償に、商品レビューをするはめになった受くん。
「てやんでぇ!」「やってやらぁ!」なチャキチャキ江戸っ子の強気くんが、様々な玩具で責められてトロットロに蕩ける姿がエロ可愛いくて優勝でした(拍手)
強気な心とは裏腹に、快感には弱い初心さがとっても可愛いですよね♡

受くんの腹掛け&動きやすいように捲ってる裾からチラ見えする褌がエロ可愛く、可愛いお顔に反してイカつめの刺青のギャップも堪りません!

そして、道具を使ったプレイ満載の濡れ場は文句無しにエロエロでした♡
受けはグズグスのトロットロなのに、涼しげな攻め(脱がない)の図は、正に〝オモチャBL〟の醍醐味で「早く挿入してあげて〜!」と謎に焦らされましたよ笑

ただ、【玩具商人×レビュアー(強制)】のCPとして様々なシチュエーションで玩具プレイを楽しめる一方、攻めの心情が殆ど語られないため〝反発する2人が惹かれていく様子〟が好きな自分としては萌えポイントが物足りず……

ラストは攻めの独占欲を感じてキュンとしましたが、もう少し涼しいお顔の攻めさんの〝雄になる瞬間〟を楽しみたかったな〜!と言うのが正直なところ。

綺麗な作画でエロも素晴らしいので、次回作も楽しみにしています!

▶︎Renta!/ぐしゃぐしゃ斜線修正+刻み海苔(白)

サイコパス攻めによるドエロ3P

めちゃくちゃ、えっちだった……!
偶には〝強引レ●パー攻〟が読みたいな〜と探していたところ、偶然見つけたこちらの作品。
やはり〝レ●パー攻〟という事もあり、某レビューサイトでは賛否両論で少し構えていましたが、優しく兄のように慕っていた攻めの豹変っぷりにドキドキが止まらず、一気読み不可避でした!

また、初めての両性具有受けが新鮮でドエロでした…びっくり笑
何より、受け君の「男なのに、ここで感じるなんて…」と言う混乱&背徳感が最高でしたね!
両性具有でも性自認が〝男〟なので、豹変した攻めに襲われた時の葛藤と混乱状態がノンケっぽくて萌えました(酷)

そして、なんと言っても双子の攻め二人。
主人公・シンに会う度に嫌味や意地悪ばかりするオスカーと、そんなオスカーを宥めてシンを優しく慰めるエリオット。
この構図が、中盤以降でまさかの逆転……!
エリオットの笑顔に潜む闇深さがサイコ(最高)◎
腹黒通り越して最早サイコパス攻めで、途中何度も「シン逃げて…っ」となりましたし、オスカーが怖すぎてゾワゾワ鳥肌ものでした。
そんな、サイコ攻め……ぶっちゃけ大好きです‼︎

一方の虐めっ子オスカーは、そんなサイコパスな兄からシンを守ろうとしますが、結局エリオットの狂気に圧倒されてしまい、若干ヘタレキャラに…笑
初めにエリオットの策略に嵌り、シンをレ●プした負目をずっと感じていて、シンには甘く、オスカーには反抗できない…そんな、雁字搦めの状況のオスカーも大変美味しかったです。

基本的には高評価ですが、シンを取り巻く環境が最悪すぎて〝萌×2〟評価に。
ラストは何となくオスカーに丸め込まれた印象で、両想いハッピーエンドの筈なのにスッキリ「良かったね〜」とは思えない読後感でした。
シンの生い立ちが酷すぎて、もっと良い環境なら別の人生があったのかな…と思わずにはいられない。
でも、鳥籠の中で双子に囲われて溺愛されるシンは、とってもエロ可愛いかったです♡